6.8.5　更新凍結コマンドを実行したユーザLOB用RDエリアの操作

更新凍結コマンドを実行したユーザLOB用RDエリアに対してできない操作があります。更新凍結コマンドを実行したユーザLOB用RDエリアに対する操作の実行可否を次の表に示します。次の表で実行できない操作が必要な場合は，更新凍結コマンド（-dオプション指定）で，ユーザLOB用RDエリアの更新凍結状態を解除してから操作をしてください。なお，その操作後，ユーザLOB用RDエリアの全HiRDBファイルのバックアップを取得し直す必要があります。

表6‒8　更新凍結コマンドを実行したユーザLOB用RDエリアに対する操作の実行可否

操作		HiRDBファイルの状態
		更新凍結状態	更新可能状態
SQL（データ操作）	INSERT	−	○
	UPDATE	×	○
	DELETE	×	○
SQL（表操作）	PURGE TABLE	×	×
	DROP TABLE	×	×
データベース作成ユティリティ	追加モード	−	○
	作成モード	×	×
データベース再編成ユティリティ（表の再編成，リロード）		×	×
リバランスユティリティ		×	×
データベース構成変更ユティリティ		○	○
データベース回復ユティリティ		○	○
運用コマンド		○	○

（凡例）

○：実行できます。

×：実行できません。

−：処理が発生しません。

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