6.4.1 例題1(HiRDB Control Managerのウィザードでシステム単位にバックアップを取得する場合)
HiRDB Control Managerのバックアップウィザードを使用して,システム単位のバックアップを取得します。
なお,手順の画面はWindows版HiRDBサーバで実行した例です。UNIX版HiRDBサーバで実行する場合は,パス名の表記が異なります。
〈手順〉
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HiRDB Control Manager - Consoleを起動します。
起動方法については,「HiRDB Control Manager - Consoleの起動方法」を参照してください。
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操作対象のHiRDBサーバを登録します。
既に登録されている場合は,この手順は必要ありません。登録方法については,「管理HiRDBの登録方法」を参照してください。
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タブメニューの[バックアップ]−[ウィザード]を選択して,[バックアップウィザード - 取得対象の検索]画面を表示します。
取得対象として,「HiRDBシステム」を選択します。
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[次へ]をクリックして,[バックアップウィザード - HiRDBシステムの表示]画面を表示します。
[HiRDBシステム]欄から,バックアップ対象のHiRDBシステム名を選択します。
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[次へ]をクリックして,[バックアップウィザード - システムログ運用方法の指定]画面を表示します。
システムログ運用方法の選択については,システムが自動的に正しい値を設定するため,変更する必要はありません。
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[次へ]をクリックして,[バックアップウィザード - バックアップ取得先の指定]画面を表示します。
ここでは,次の内容を指定します。
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バックアップファイルのファイル種別
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格納先のホスト名
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バックアップファイル名
バックアップファイル名は,[バックアップ取得先]をクリックして指定します。
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バックアップファイルの格納先が登録されていない場合は,次のポップアップが表示されます。
バックアップファイルの格納先が登録済みの場合は,この画面は表示されません。
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[はい]をクリックして,[バックアップファイル格納先の登録]画面を表示します。
[格納先ディレクトリ名]欄に,バックアップファイルの格納先ディレクトリを指定します。
バックアップファイルの格納先が登録済みの場合は,この画面は表示されません。
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[登録]をクリックして,[バックアップファイル格納先の指定]画面を表示します。
[バックアップファイル名]欄に,バックアップファイル名を入力します。
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[追加]をクリックします。
[バックアップ取得先]欄に,追加したバックアップファイル名が表示されます。
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[OK]をクリックして,[バックアップウィザード - バックアップ取得先の指定]画面に戻ります。
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[次へ]をクリックして,[バックアップウィザード - 確認]画面を表示します。
設定した条件を確認します。問題があれば[戻る]をクリックして,該当する箇所を修正します。
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このバックアップを繰り返し実行する場合は,[カタログ]をクリックしてカタログ登録をすると,次回以降バックアップを実行するときのウィザードの入力が省略できます。カタログ登録したバックアップは,日時指定でスケジュールすることもできます。詳細については,HiRDB Control Managerのヘルプを参照してください。
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[実行]をクリックすると,バックアップ処理が始まります。
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バックアップ取得モードを変更する場合は,タブメニューの[バックアップ]−[ウィザード環境設定]で変更してください。