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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


6.4.1 例題1(HiRDB Control Managerのウィザードでシステム単位にバックアップを取得する場合)

HiRDB Control Managerのバックアップウィザードを使用して,システム単位のバックアップを取得します。

なお,手順の画面はWindows版HiRDBサーバで実行した例です。UNIX版HiRDBサーバで実行する場合は,パス名の表記が異なります。

〈手順〉

  1. HiRDB Control Manager - Consoleを起動します。

    起動方法については,「HiRDB Control Manager - Consoleの起動方法」を参照してください。

  2. 操作対象のHiRDBサーバを登録します。

    既に登録されている場合は,この手順は必要ありません。登録方法については,「管理HiRDBの登録方法」を参照してください。

  3. タブメニューの[バックアップ]−[ウィザード]を選択して,[バックアップウィザード - 取得対象の検索]画面を表示します。

    取得対象として,「HiRDBシステム」を選択します。

    [図データ]

  4. [次へ]をクリックして,[バックアップウィザード - HiRDBシステムの表示]画面を表示します。

    [HiRDBシステム]欄から,バックアップ対象のHiRDBシステム名を選択します。

    [図データ]

  5. [次へ]をクリックして,[バックアップウィザード - システムログ運用方法の指定]画面を表示します。

    システムログ運用方法の選択については,システムが自動的に正しい値を設定するため,変更する必要はありません。

    [図データ]

  6. [次へ]をクリックして,[バックアップウィザード - バックアップ取得先の指定]画面を表示します。

    ここでは,次の内容を指定します。

    • バックアップファイルのファイル種別

    • 格納先のホスト名

    • バックアップファイル名

      バックアップファイル名は,[バックアップ取得先]をクリックして指定します。

      [図データ]

  7. バックアップファイルの格納先が登録されていない場合は,次のポップアップが表示されます。

    バックアップファイルの格納先が登録済みの場合は,この画面は表示されません。

    [図データ]

  8. [はい]をクリックして,[バックアップファイル格納先の登録]画面を表示します。

    [格納先ディレクトリ名]欄に,バックアップファイルの格納先ディレクトリを指定します。

    バックアップファイルの格納先が登録済みの場合は,この画面は表示されません。

    [図データ]

  9. [登録]をクリックして,[バックアップファイル格納先の指定]画面を表示します。

    [バックアップファイル名]欄に,バックアップファイル名を入力します。

    [図データ]

  10. [追加]をクリックします。

    [バックアップ取得先]欄に,追加したバックアップファイル名が表示されます。

    [図データ]

  11. [OK]をクリックして,[バックアップウィザード - バックアップ取得先の指定]画面に戻ります。

    [図データ]

  12. [次へ]をクリックして,[バックアップウィザード - 確認]画面を表示します。

    設定した条件を確認します。問題があれば[戻る]をクリックして,該当する箇所を修正します。

    • このバックアップを繰り返し実行する場合は,[カタログ]をクリックしてカタログ登録をすると,次回以降バックアップを実行するときのウィザードの入力が省略できます。カタログ登録したバックアップは,日時指定でスケジュールすることもできます。詳細については,HiRDB Control Managerのヘルプを参照してください。

      [図データ]

  13. [実行]をクリックすると,バックアップ処理が始まります。