4.3.5 シンクポイントダンプファイルを新規追加する場合
シンクポイントダンプファイルを新規追加する手順を次に示します。なお,シンクポイントダンプファイルを追加する前に,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」で,シンクポイントダンプファイルの設計について読むことをお勧めします。
- 〈この項の構成〉
(1) HiRDBを正常終了できる場合
- 〈手順〉
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pdfstatfsコマンドで,シンクポイントダンプを作成するHiRDBファイルシステム領域に空きがあるかを確認します。
pdfstatfs /sysfile01
空きがない場合はHiRDBファイルシステム領域を新規作成してください。HiRDBファイルシステム領域の作成方法については,「HiRDBファイルシステム領域を作成(初期設定)する方法」を参照してください。
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pdstopコマンドでHiRDBを正常終了します。
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HiRDBシステム定義に次に示すオペランドを追加します。このオペランドには4で追加するシンクポイントダンプファイルを指定します。
・pdlogadfg -d spdオペランド
・pdlogadpf -d spdオペランド
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pdloginitコマンドでシンクポイントダンプファイルを追加(初期設定)します。
pdloginit -d spd -s b001 -f /sysfile01/sync01 -n 5000
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pdconfchkコマンドでHiRDBシステム定義のチェックを行います。エラーがある場合はHiRDBシステム定義を修正して,再度pdconfchkコマンドを実行してください。
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pdstartコマンドでHiRDBを正常開始します。
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
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(2) HiRDBを正常終了できない場合
HiRDBシステム定義を変更するときにシステム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)を使用します。ただし,このコマンドを使用する場合はHiRDB Advanced High Availabilityが必要になります。
- 〈手順〉
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pdfstatfsコマンドで,シンクポイントダンプを作成するHiRDBファイルシステム領域に空きがあるかを確認します。
pdfstatfs /sysfile01
空きがない場合はHiRDBファイルシステム領域を新規作成してください。HiRDBファイルシステム領域の作成方法については,「HiRDBファイルシステム領域を作成(初期設定)する方法」を参照してください。
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$PDDIR/conf/chgconfディレクトリを作成します。
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使用中のHiRDBシステム定義ファイルを2で作成したディレクトリ下にコピーします。
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$PDDIR/conf/chgconfディレクトリ下のHiRDBシステム定義に次に示すオペランドを追加します。このオペランドには5で追加するシンクポイントダンプファイルを指定します。
・pdlogadfg -d spdオペランド
・pdlogadpf -d spdオペランド
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pdloginitコマンドでシンクポイントダンプファイルを追加(初期設定)します。
pdloginit -d spd -s b001 -f /sysfile01/sync01 -n 5000
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pdconfchkコマンドで,$PDDIR/conf/chgconfディレクトリ下のHiRDBシステム定義のチェックを行います。エラーがある場合はHiRDBシステム定義を修正して,再度pdconfchkコマンドを実行してください。
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pdchgconfコマンドで,HiRDBシステム定義を変更後のHiRDBシステム定義に置き換えます。
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
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