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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


3.10.3 空きシステムログファイルの数がしきい値以下になった場合のHiRDBの処理

数秒間隔で空きシステムログファイル数の判定を行い,その数がしきい値以下になると,警告メッセージKFPS01165-Wを出力します。

警告メッセージは,空きシステムログファイル数がしきい値以下になったときに1回出力します。その後,空きシステムログファイル数が警告メッセージ出力のしきい値+2以上まで回復し,再び空きシステムログファイル数がしきい値以下になった場合は,再度警告メッセージを出力します。

再度警告メッセージ出力する場合の例を次の図に示します。

図3‒9 再度警告メッセージ出力する場合の例

[図データ]

また,運用しているシステムログファイルグループ数−2以上の値を指定した場合,一度警告メッセージを出力すると,そのあとは警告メッセージを出力しなくなります。

なお,1回の判定契機で複数のしきい値を下回った場合は,条件を満たした数分の警告メッセージを出力します。