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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


変更内容

変更内容(3020-6-556-30) HiRDB Version 10 10-03

追加・変更内容

変更個所

ALTER TABLEで表に列を追加する場合,データ格納済みの表に対しても追加列に規定値を指定できるようにしました。これによって,データ格納済みの表に列を追加する手順が簡略化されます。

13.6.213.6.313.6.413.6.513.6.6

セキュアシェル機能を使用して,HiRDBのリモートシェル実行環境を設定できるようにしました。

これによって,よりセキュアな環境でHiRDBを運用できるようになります。

表20-127.3.1(4)

UNIX版の簡易セットアップツールに関する説明を削除しました。

単なる誤字・脱字などはお断りなく訂正しました。

変更内容(3020-6-556-20) HiRDB Version 10 10-02

追加・変更内容

ユーザ権限の種類に,スキーマ操作権限を追加しました。これによって,自スキーマに対して他人がリソースの追加,変更ができるようになります。また,監査人として,主監査人(システムで1人定義可能),副監査人(システムで複数人定義可能)を定義できるようにしました。これによって,監査情報を複数人で管理できるようになります。

HiRDB管理者だけ実行できる運用コマンド・ユティリティを,あらかじめ許可を与えたOSログインユーザでも実行できるようにしました。また,その際,実行履歴も記録できるようにしました。これによって,端末操作者ごとの実行履歴が確認できるようになります。

クラスタソフトウェアHAモニタと連携することで,Amazon EC2環境で系切り替え機能を使用できるようにしました。これによって,業務処理中のHiRDBに障害が発生した場合,待機用のHiRDBに業務処理を自動的に切り替えて運用できます。

変更内容(3020-6-556-10) HiRDB Version 10 10-01

追加・変更内容

LinuxのNVMe over Fabricsを用いた複製ディスクの高速系切り替え機能で,次の機能をサポートしました。

  • 更新業務を続けたまま複製ディスクのデータ同期を実行できるようにしました。

  • HiRDB/パラレルサーバで,使用できるようにしました。

データベース構成変更ユティリティ(pdmod)のRDエリアの再初期化で,表排他を掛けない機能をサポートしました。

これによって,横分割表を格納したRDエリアを再初期化する場合,再初期化対象外のRDエリアに格納された表に対して,SQL実行と再初期化が並列に実行できるようになります。

セキュリティ強化のため,パスワードポリシーを強固にするオプションをサポートしました。

  • パスワードの必須文字種指定が利用できるようになりました。

  • パスワードの再利用禁止機能をサポートしました。過去に設定したパスワードを再利用させないようにできます。

  • パスワードの有効期間が確認できるようになりました。定期的にパスワードの変更を促すことができます。

変更内容(3020-6-556) HiRDB Version 10 10-00

追加・変更内容

ディクショナリ表の検索性能の改善を目的として,ディクショナリ表のメンテナンス機能をサポートしました。

クラスタソフトウェアのHAモニタとNVMe over Fabricsを用いた複製ディスクを使用することで,NVMeインタフェースの高速なSSDの環境で,高速系切り替え機能を使用できるようにしました。

HiRDBファイルシステム領域を,論理セクタ長4Kバイトのハードディスクに作成できるようにしました。

HiRDBを10-00にバージョンアップしました。