1.5 省略値で定義できるデータベースの規模
システム定義の省略値を前提としたデータベースの規模について次の表に示します。この規模を超えるリソース数を使用する場合,省略値ではリソース不足になるおそれがあるため,関連するオペランドを含めて見積もりをして設定してください。
代表的なリソース |
数 |
関連するオペランド |
---|---|---|
認可識別子 |
100 |
pd_auth_cache_size |
実表 |
500 |
pd_table_def_cache_size pd_assurance_table_no |
インデクス |
2500 |
pd_assurance_index_no |
ビュー表 |
500 |
pd_table_def_cache_size pd_view_def_cache_size |
ルーチン |
100 |
pd_routine_def_cache_size |
RDエリア |
1000 (1サーバ当たり) |
pd_max_rdarea_no |
HiRDBファイル |
2000 (1サーバ当たり) |
pd_max_file_no |
- ●表の分割数による影響
-
HiRDB/シングルサーバは非分割(分割数1)を想定しています。また,HiRDB/パラレルサーバは,次の条件で分割数6を想定しています。
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システム内のユニット数:3
-
ユニット内のバックエンドサーバ数:2
-
サーバ内分割は適用しない
表の分割数が上記の値を超える場合は,次のオペランドについて検証が必要です。
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pd_table_def_cache_size
-
- ●表の分割方法による影響
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次のオペランドについては,サーバ内分割をしている表やインデクスがある場合,分割数を加算することになります。したがって,サーバ内分割をしている場合は,リソース数が想定規模以内であっても,設定値を検証してください。
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pd_assurance_table_no
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pd_assurance_index_no
設定値の目安については,各オペランドの説明を参照してください。
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