11.1 オペランドの一覧
互換モードでは,旧バージョンとの互換性を保つために,推奨値と省略値が異なるオペランドがあります。互換モードを適用する場合は,これらのオペランドについて,推奨モードでの省略値を確認の上,推奨値を明示的に指定することを検討してください。なお,推奨モードを適用している場合,この章で説明するオペランドは省略してください。
互換モードを適用する場合に,検討が必要なオペランドの名称,及び各オペランドの変更可否の一覧を次の表に示します。オペランド名はアルファベット順に記載しています。
オペランド名 |
定義名 |
強制終了,異常終了後の変更可否 |
計画停止後の変更可否 |
検討要否 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SYS |
UNT |
SVR |
SDS |
FES |
DS |
BES |
||||
pd_apply_search_ats_num |
○ |
○ |
○ |
0904 |
||||||
pd_dbsync_altwrite_skip |
○ |
○ |
○ |
0904 |
||||||
pd_hashjoin_hashing_mode |
○ |
○ |
○ |
0904 |
||||||
pd_inet_unix_bufmode |
○ |
○ |
○ |
○ |
0904 |
|||||
pd_inet_unix_utl_bufmode |
○ |
○ |
○ |
○ |
0904 |
|||||
pd_ipc_inet_bufsize |
○ |
○ |
○ |
○ |
0904 |
|||||
pd_ipc_unix_bufsize |
○ |
○ |
○ |
○ |
0904 |
|||||
pd_leap_second |
○ |
○ |
○ |
0904 |
||||||
pd_listen_socket_bufset |
○ |
○ |
○ |
○ |
0904 |
|||||
pd_log_max_data_size※3 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○※1,※2 |
○※1 |
0904 |
||
pd_log_rec_leng |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
0904 |
||
pd_log_rollback_buff_count |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○※2 |
○ |
0904 |
||
pd_max_tmp_table_rdarea_no |
○ |
○ |
○ |
0904 |
||||||
pd_registered_port_level |
○ |
○ |
× |
○ |
0904 |
|||||
pd_sql_simple_comment_use |
○ |
○ |
○ |
0904 |
||||||
pd_sts_initial_error |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
0904 |
||
pd_sts_singleoperation |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
0904 |
||
pd_syssts_initial_error |
○ |
○ |
○ |
0904 |
||||||
pd_syssts_singleoperation |
○ |
○ |
○ |
0904 |
||||||
pd_tcp_inet_bufsize |
○ |
○ |
○ |
○ |
0904 |
|||||
pd_tcp_unix_bufsize |
○ |
○ |
○ |
○ |
0904 |
|||||
pd_trn_rollback_msg_interval |
○ |
○ |
○ |
0904 |
||||||
pd_utl_buff_size |
○ |
○※1 |
○※1 |
0904 |
||||||
pd_utl_exec_mode |
○ |
× |
× |
0904 |
- (凡例)
-
○:指定値を変更できます。
×:指定値を変更できません。
空白:該当しません。
SYS:システム共通定義
UNT:ユニット制御情報定義
SVR:サーバ共通定義
SDS:シングルサーバ定義
FES:フロントエンドサーバ定義
DS:ディクショナリサーバ定義
BES:バックエンドサーバ定義
0904:0904互換モード適用時に検討が必要なオペランド
- 注※1
-
オペランドの指定値を小さくすると,HiRDBを再開始できない場合があります。その場合は,指定値を変更前の値に戻して再開始してください。
- 注※2
-
オペランドの指定値を大きくすると,HiRDBを再開始できない場合があります。その場合は,指定値を変更前の値に戻して再開始してください。
- 注※3
-
HiRDB Datareplicator(抽出側)と連携している場合に注意が必要なオペランドです。このオペランドの指定を追加,変更,又は削除する場合は,対応するHiRDB Datareplicatorを一度停止してから再開始してください。HiRDB Datareplicatorを稼働したまま,この定義を変更してHiRDBを再度開始すると,HiRDB Datareplicatorによる抽出が失敗することがあります。