9.2.57 HiRDBファイルシステム領域に関するオペランド
- ◆ pd_duplicated_fs_suffix = "複製ディスク機能使用時のセカンダリパスのサフィックス"
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〜<1〜3文字のパス名(スラッシュ"/"を除く)>
複製ディスク機能使用時の,セカンダリパスに付加するサフィックスを指定します。
pdfmkfsコマンドに-mオプション及びプライマリパスを指定して実行することで,このオペランドに指定したサフィックスを付加したセカンダリパスにも,複製ディスク機能用のHiRDBファイルシステム領域を同時に作成します。
(例)
このオペランドに"_R"を指定します。
set pd_duplicated_fs_suffix = "_R"
pdfmkfsコマンドに-mを指定して実行します。
pdfmkfs -n 4096 -l 10 -e 230 -k DB -m“/hirdb/RDAREA”
次の2つのパスに同一のHiRDBファイルシステム領域が作成されます。
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プライマリパス:“/hirdb/RDAREA”
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セカンダリパス:“/hirdb/RDAREA_R”
このオペランドを指定し,かつ複製ディスク機能用のHiRDBファイルシステム領域を作成した場合に,複製ディスク機能が適用されます。複製ディスク機能については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「複製ディスク機能」を参照してください。
- 《注意事項》
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このオペランドはLinux限定です。Linux以外で指定した場合,定義エラーになります。
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このオペランドを指定した場合,システム定義のpd_log_dual_write_methodオペランドにparallelを指定しても,システムログファイルの並列出力機能は無効になります。
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このオペランドを指定する場合,システム定義に次のオペランドを指定してください。
pd_ha_prc_cleanup_check=Y
pd_redo_allpage_put=Y
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指定値を変更する場合,セカンダリパスのパス名も変更してください。
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- 《ほかのオペランドとの関連》
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このオペランドは,次に示すオペランドと関連があります。
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pd_log_dual_write_method
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pd_ha_prc_cleanup_check
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pd_redo_allpage_put
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- ◆ pd_max_utl_ios_file_no = pdfmkfs -k UTL -mコマンドで作成したHiRDBファイルシステム領域数
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〜<符号なし整数>((0〜32768))《0》
pdfmkfs -k UTL -mコマンド(複製ディスクの指定,かつ使用目的にUTLを指定)で作成したHiRDBファイルシステム領域の数を指定します。
pd_duplicated_fs_suffixオペランドを省略した場合,このオペランドを指定しても,0を指定したとみなします。
- 《指定値の目安》
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複製ディスクの指定,かつ使用目的にUTLを指定したHiRDBファイルシステム領域を使用する場合,そのHiRDBファイルシステム領域数以上の値を指定してください。
HiRDB/パラレルサーバの場合,このオペランドの値はユニットごとに適用されます。ユニットごとに使用する数を指定してください。システム共通定義に記述する場合は,ユニットごとに使用する数の最大値を指定します。
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- 《注意事項》
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このオペランドはLinux限定です。Linux以外で指定した場合,定義エラーになります。
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- 《各見積もり式への影響》
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pd_max_utl_ios_file_noオペランドの指定値を変更すると,次の見積もり式に影響があります。
マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」:
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「HiRDB/シングルサーバのメモリ所要量の見積もり」の「ユニットコントローラが使用する共用メモリの計算式」
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「HiRDB/パラレルサーバのメモリ所要量の見積もり」の「ユニットコントローラが使用する共用メモリの計算式」
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- 《ほかのオペランドとの関連》
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このオペランドは,次に示すオペランドと関連があります。
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pd_duplicated_fs_suffix
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