Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)


変更内容

変更内容(3020-6-552-A0) HiRDB Version 10 10-10

追加・変更内容

変更個所

SELinuxをenforcingモードにした環境でHiRDBを構築できるようにしました。これによって,セキュリティ要件の高いシステムでもHiRDBを使用できます。

2.3.4(1)付録D

表のアクセス権限を一括で管理できるロール機能をサポートしました。これによって,権限の管理や移行が容易になるだけでなく,アクセス制御の一貫性が向上し,セキュリティの強化にもつながります。

6.4.3(1)(b)表A-2

HiRDB用Power BIコネクタを使用することで,Power BIからHiRDBに接続できるようにしました。これによって,HiRDBに格納されているデータをPower BIで分析及び可視化できます。

6.5.2

HiRDB/シングルサーバの,シングルサーバが使用するメモリ所要量の計算式と変数を変更しました。

14.1.2

HiRDB/シングルサーバの,ユニットコントローラが使用する共用メモリの計算式を変更しました。

14.1.3(1)14.1.3(2)

HiRDB/パラレルサーバの,各ユニットが使用するメモリ所要量の計算式と変数を変更しました。

14.2.2

HiRDB/パラレルサーバの,ユニットコントローラが使用する共用メモリの計算式を変更しました。

14.2.3(1)14.2.3(2)

データディクショナリ用RDエリアの容量の表の格納ページ数の計算方法を変更しました。

15.2.1(2)15.2.1(2)(y)表15-6

ロール機能使用時に出力されるシステムログファイルの容量の見積もり式を追加しました。

16.116.1.1(3)16.1.15

単なる誤字・脱字などはお断りなく訂正しました。

変更内容(3020-6-552-90) HiRDB Version 10 10-09

追加・変更内容

ODBCドライバで発生したエラーの情報をODBCエラーログファイルへ出力する機能をサポートしました。

これによって,エラー発生時のトラブルシュートが容易になります。

データベースの内容を複製した参照専用のデータベースを構築できるようにしました。

これによって,アプリケーション側で更新用DBと参照用DB(リードレプリカ)を使い分け,負荷分散及びシステム全体のスループット向上につながります。

pdvrupコマンド実行時のデータディクショナリ用RDエリアに必要な空きセグメント数の計算式を変更しました。

HiRDB用Tableauコネクタを使用することで,TableauからHiRDBに接続できるようにしました。

これによって,HiRDBに格納されているデータをTableauで分析及び可視化できます。

HiRDB/シングルサーバの,共用メモリが使用するメモリ所要量の見積り式を変更しました。

HiRDB/シングルサーバの,シングルサーバが使用するメモリ所要量の計算式と変数を変更しました。

HiRDB/シングルサーバの,シングルサーバが使用する共用メモリの計算式と変数を変更しました。

HiRDB/パラレルサーバの,共用メモリが使用するメモリ所要量の見積り式を変更しました。

HiRDB/パラレルサーバの,各ユニットが使用するメモリ所要量の計算式と変数を変更しました。

HiRDB/パラレルサーバの,各ユニットが使用する共用メモリの計算式と変数を変更しました。

HiRDB/シングルサーバの,メッセージキュー及びセマフォ所要量の見積もりの計算式を変更しました。

HiRDB/パラレルサーバの,メッセージキュー及びセマフォ所要量の見積もりの計算式を変更しました。

変更内容(3020-6-552-80) HiRDB Version 10 10-08

追加・変更内容

デッドロック検知時に,デッドロックSQL情報ファイルにユーザ識別子ごとのSQLオブジェクト情報を出力できるようにしました。

これによって,デッドロック情報ファイルとデッドロックSQL情報ファイルに出力されるユーザ識別子を対応づけて,デッドロック発生要因のSQL文を確認できます。

クライアントとサーバ間のネットワーク上で送受信するデータを暗号化する機能をサポートしました。

これによって,パケットスニファリングなどで悪意のあるユーザが不正にデータを参照することを防止できます。

一つのグローバルバッファを複数に分割する機能をサポートしました。

これによって,一つの大きなグローバルバッファを定義してもグローバルバッファの競合を減らすことができ,グローバルバッファの設計を容易にできます。

HiRDB/シングルサーバのシングルサーバが使用する共用メモリの計算式を変更しました。

HiRDB/シングルサーバのグローバルバッファが使用する共用メモリの計算式を変更しました。

HiRDB/パラレルサーバのディクショナリサーバが使用する共用メモリの計算式を変更しました。

HiRDB/パラレルサーバのバックエンドサーバが使用する共用メモリの計算式を変更しました。

HiRDB/パラレルサーバの各サーバが使用する共用メモリの計算式で使用する変数を変更しました。

HiRDB/パラレルサーバのグローバルバッファが使用する共用メモリの計算式を変更しました。

HiRDB/シングルサーバの一つのサーバマシン内で使用するメッセージキュー及びセマフォ所要量の計算式を変更しました。

HiRDB/パラレルサーバの一つのサーバマシン内で使用するメッセージキュー及びセマフォ所要量の計算式を変更しました。

変更内容(3020-6-552-70) HiRDB Version 10 10-07

追加・変更内容

1バックエンドサーバ当たりの最大起動プロセス数(pd_max_bes_process),及びユニット内の最大同時起動サーバプロセス数(pd_max_server_process)の上限値を拡大しました。これによって,構成の設計の自由度を高めることができます。

クライアント−サーバ間の接続で新たな接続方式をサポートしました。これによって,クライアント側ファイアウォールでポート開放が不要となるほか,NAPTが設定されたネットワーク環境で接続できるようになります。

統計解析ユティリティ(pdstedit)で使用するファイルの容量の見積もり式を変更しました。

HiRDBの適用OSに次のOSを追加しました。

  • AIX V7.3

  • Red Hat Enterprise Linux 9