16.1.12 更新可能バックアップ閉塞中に出力されるシステムログ量
更新可能バックアップ閉塞中にデータベースを更新すると,次に示す計算式の分だけシステムログが追加で出力されます。HiRDB/シングルサーバの場合は,ここで求めるシステムログ量をシングルサーバで出力するログ量に加算してください。HiRDB/パラレルサーバの場合は,更新対象のRDエリアを管理するバックエンドサーバ及びディクショナリサーバに対して,該当するログ量をそれぞれ加算してください。
ただし,バックアップ閉塞中にHiRDBが異常終了又は強制終了した場合,HiRDBの再開始時にバックアップ閉塞を引き継ぎません(参照可能バックアップ閉塞を除く)。このため,この計算式で示すシステムログは出力されません。
- 計算式
a Σ (Si+200)×Ti i=1
a:更新可能バックアップ閉塞中に更新したRDエリア数
Si:RDエリアのページサイズ(バイト)
Ti:更新可能バックアップ閉塞中に更新したRDエリアの更新ページ数
RDエリアの更新ページ数は次に示す手順で求めます。
- 〈手順〉
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次に示すタイミングで統計解析ユティリティ(データベース操作に関するHiRDBファイルの統計情報)を実行します。
・更新可能バックアップ閉塞の開始時
・更新可能バックアップ閉塞の解除時
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「同期WRITE回数(SYNC-W)」を参照し,その差分で更新ページ数を求めます。
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