11.3.1 表の横分割の概要
一つの表を複数のユーザ用RDエリアに分割して格納することを表の横分割といいます。また,横分割した表を横分割表といいます。なお,表を横分割するRDエリアは,それぞれ異なるディスクに配置することを原則とします。
(1) 適用基準
次に示す場合に表を横分割することをお勧めします。
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データ量が多い場合
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特定の時間帯にアクセスが集中する場合
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表の分割単位でユーザ用RDエリアの運用(表へのデータの格納,表の再編成,バックアップの取得など)をする場合
(2) 定義方法
定義系SQLのCREATE TABLEで定義します。定義例は「横分割表の作成」を参照してください。