7.4.1 システム用RDエリアの配置
システム用RDエリアは,ユーザ用RDエリアの配置を考慮して配置します。システム用RDエリアを配置するときの考慮点を次に示します。
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ユーザ用RDエリアを配置するディスクとは異なるディスクに配置するようにします。
システム用RDエリアのうち,特にデータディクショナリ用RDエリアとデータディレクトリ用RDエリアは,SQL文の解析などのためにHiRDBにアクセスされることが多くなります。このため,ユーザ用RDエリアを配置するディスクと同じディスクに配置すると,SQL文の解析などのためのアクセスと,表に対するアクセスがディスク上で競合するため,どちらか一方が他方のアクセスが終了するまで待たされることになります。
ディスクアクセスの競合を発生させないためのシステム用RDエリアの配置例を次の図に示します。