2.1.3 HiRDBグループの設定
実行者 スーパユーザ
HiRDB専用のグループを各サーバマシンのOSに設定してください。グループ名は,英字で始まる8文字以下の英数字にしてください。系切り替え機能を使用する場合,OSに登録するHiRDB管理者用のグループIDはHiRDBを起動するすべてのサーバマシンで同じにしてください。
HiRDBグループを設定すると,グループ以外のユーザがHiRDBファイルシステム領域,HiRDB運用ディレクトリ下に作成されるファイルなどにアクセスすることを拒否できます。そのため,セキュリティを強化できます。
通信情報ファイルディレクトリ変更機能を適用している環境でHiRDBサーバと同一ホストからUAPや一部の運用コマンド,ユティリティを実行する場合は,HiRDBグループに属しているユーザで実行する必要があります。運用コマンドとユティリティの実行権限の詳細は,マニュアル「HiRDBコマンドリファレンス」の「運用コマンド一覧」及び「ユティリティ一覧」を参照してください。
- マルチHiRDBの場合
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HiRDBごとに別々のグループを設定すると,HiRDBごとに利用者を区別できます。