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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)


18.1.12 ソート用ワークファイル容量の計算で使用するバッファサイズ

ソート用バッファサイズの計算式を次に示します。

[図データ]

n:処理するデータ件数
  • pdloadの場合:表の既存データと追加ロードするデータの合計

  • pdrorgの場合:アンロードしたデータ件数

  • pdrbalの場合:リバランスするデータ件数

なお,繰返し列の場合,データ件数は行数ではなく要素数となります。

k:キー長(最大値で計算します)。キー長の計算式については,「インデクスの格納ページ数の計算例」を参照してください。

x:キー構成列がすべて固定長の場合は10,キー構成列に可変長を含む場合は12

c:インデクスの構成列数

y:Linux版の場合は2,そのほかの場合は1

z:可変長の複数列インデクスの場合はc×4,そのほかの場合は0

K:可変長の複数列インデクスの場合はk+c+8,そのほかの場合はk+12

N:可変長の複数列インデクスの場合は(c×2)+y,そのほかの場合は3+y

R:k+x+z

A:32ビットモードのHiRDBの場合はR+(K+8)+28,64ビットモードのHiRDBの場合はR+(K+8)+56

B:32ビットモードのHiRDBの場合はR+(K+8)+56,64ビットモードのHiRDBの場合はR+(K+8)+104

C:32ビットモードのHiRDBの場合は2092+(N×32)+(K+8),64ビットモードのHiRDBの場合は2112+(N×32)+(K+8)