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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)


16.1.3 インデクス定義時に出力されるシステムログ量

インデクス定義時(主キーの追加を含みます)に出力されるシステムログ量は,次に示す計算式で求めます。

〈この項の構成〉

(1) HiRDB/シングルサーバの場合

条件

システムログ量(単位:バイト)

インデクスを横分割しない場合

n

Σ{ 5624+800×b+1256×↑b×5÷24↑+1256+288×g

i=1

  +R+KP+272×Wi

  +1940×↑Wi÷Vi

  }

インデクスを横分割する場合

n

Σ{ 5124+800×b+500×c+800×a+1256×↑b×5÷24↑

i=1

  +1256+288×g+R+

a

Σ{KP2+272×Wij

j=1

  +1940↑Wij÷Vij↑}

  }

注※ 除外値指定がない場合は0になります。

a:インデクスを定義する表の横分割数(個)

b:インデクスの構成列数(個)

c:インデクスを格納するRDエリア数(個)

f:インデクス定義時に指定するPCTFREEオペランドの値(%)

ページ内未使用領域比率の値です。

g:インデクスを格納するRDエリアのレプリカ世代数(個)

レプリカRDエリアがない場合は0になります。

n:定義するインデクスの総数(個)

V:インデクスを格納するユーザ用RDエリアのセグメントサイズ(ページ)

W:インデクスの格納ページ数(ページ)

インデクスの格納ページ数の計算方法」を参照してください。

なお,CREATE INDEXでEMPTYを指定した場合は0になります。

X:インデクスを格納するユーザ用RDエリアのページ長(バイト)

h:↓pd_log_max_data_sizeオペランドの値/1000↓×1000

R:次のどちらかの値
  • ログ取得モードの場合:0

  • ログレスモードの場合:((a+c)×2)×h

KP:次のどちらかの値
  • ログ取得モードの場合:(132+Xi×↑(100−f)÷100↑)×Wi

  • ログレスモードの場合:0

KP2:次のどちらかの値
  • ログ取得モードの場合:(132+Xij×↑(100−f)÷100↑)×Wij

  • ログレスモードの場合:0

(2) HiRDB/パラレルサーバの場合

条件

システムログ量(単位:バイト)

ディクショナリサーバで出力されるシステムログ量

n

Σ{ 5124+800×b+500×c+800×a+(1256×↑b×5÷24↑)

i=1

  +1256+288×g

 }

バックエンドサーバで出力されるシステムログ量

n

Σ{ 814+R+KP+272×Wi

i=1

  +1940×↑Wi÷Vi

 }

注※ 除外値指定がない場合は0になります。

a:インデクスを定義する表の横分割数(個)

b:インデクスの構成列数(個)

c:インデクスを格納するRDエリア数(個)

f:インデクス定義時に指定するPCTFREEオペランドの値(%)

ページ内未使用領域比率の値です。

g:インデクスを格納するRDエリアのレプリカ世代数(個)

レプリカRDエリアがない場合は0になります。

n:定義するインデクスの総数(個)

V:インデクスを格納するユーザ用RDエリアのセグメントサイズ(ページ)

W:インデクスの格納ページ数(ページ)

インデクスの格納ページ数の計算方法」を参照してください。

なお,CREATE INDEXでEMPTYを指定した場合は0になります。

X:インデクスを格納するユーザ用RDエリアのページ長(バイト)

h:↓pd_log_max_data_sizeオペランドの値/1000↓×1000

R:次のどちらかの値
  • ログ取得モードの場合:0

  • ログレスモードの場合:((a+c)×2)×h

KP:次のどちらかの値
  • ログ取得モードの場合:(132+Xi×↑(100−f)÷100↑)×Wi

  • ログレスモードの場合:0