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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)


14.2.9 BLOB型データの検索又は更新時に必要なメモリ所要量の計算式(バックエンドサーバ又はディクショナリサーバの場合)

BLOB型データの検索又は更新時に必要なメモリ所要量は次に示す計算式で求められます。

計算式
a+b
                          (単位:キロバイト)
a:1SQL文中に指定するBLOB型入力変数又は出力変数について,実行するSQL文の中で,次に示す計算式の結果が最大となる値です。
↑{
 c
Σ(BLOB型入力変数iの実長+118+70×出力変数の数)
i=1
}÷1024↑
注※

埋込み変数でUAPからHiRDBサーバに受け渡されたBLOB型データの実際の長さです。

b:同時オープン中のカーソルでBLOB型データの検索を行うSQL文の組み合わせで,次に示す計算式の結果が最大となる値です。
d
Σ{280+184×(SQLiに記述した表数+1)}
i=1

c:入力変数の数

d:カーソル数