14.1.8 BLOB型データの検索又は更新時に必要なメモリ所要量の計算式(HiRDB/シングルサーバの場合)
BLOB型データの検索又は更新時に必要なメモリ所要量は次に示す計算式で求められます。
- 計算式
a+b+17 (単位:キロバイト)
a:1SQL文中に指定するBLOB型入力変数又は出力変数で,実行するSQL文の中で次に示す計算式の結果が最大となる値です。
↑{ c Σ(BLOB型入力変数iの実長※1+118)+ i=1 d Σ(BLOB型出力変数jの定義長※2+86) j=1 }÷1024↑
- 注※1
-
埋込み変数でUAPからHiRDBサーバに受け渡されたBLOB型データの実際の長さです。
- 注※2
-
HiRDBからUAPに返すBLOB型データを受け取るUAPの埋込み変数の宣言長です。INSERT−SELECT文の場合は,SELECT側で射影するBLOB列を出力変数とみなします。
b:同時オープン中のカーソルで結合検索を行うSQL文の組み合わせで,次に示す計算式の結果が最大となる値です。
↑{ e Σ{ i=1 d Σ(BLOB型出力変数jの定義長+18)} j=1 }÷1024↑
c:入力変数の数
d:出力変数の数
e:同時オープン中のカーソル数