13.5.7 注意事項
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次の場合，空き領域の再利用機能は動作しません。
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ハッシュ分割表のリバランス機能でデータを格納するとき
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データロードやデータベース再編成ユティリティ（pdrorg）で表にデータを格納するとき
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ユーザLOB用RDエリアのとき
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空き領域の再利用機能使用時，削除による空き領域が連続しない場合，連続している場合と比較するとページのサーチ処理は遅くなります。この場合，空き領域の再利用機能使用の中止や，データベース再編成ユティリティ（pdrorg）によるデータの再編成を検討してください。
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非FIX表の場合，空き領域の再利用機能を適用していても，セグメント数が増加することがあります。セグメント数の増加は，次のような更新を行うと，データの追加と削除が同量でも発生することがあります。
↓（ページ長−48）÷（行長＋2）↓件のデータを挿入し，行長が短くなるデータ（NULL値含む）又は別のページに分岐するようなデータに更新した後，削除する操作を繰り返す場合
この場合，空きページ解放ユティリティ（pdreclaim）で解放できる満杯ページが発生し，そのページにはデータが格納できなくなります。そのようなページが発生しているかどうかは，データベース状態解析ユティリティ（pddbst）の「Collect Prearranged Full Page」の値で確認できます。
この満杯ページは，次のどちらかを実行して解放してください。
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空きページ解放ユティリティ（pdreclaim）
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データベース再編成ユティリティ（pdrorg）
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空きページ再利用モードでサーチ実行時でも，同一トランザクションで削除された領域は再利用されません。
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空き領域の再利用機能を適用していても，非NULL値からNULL値へのUPDATEを繰り返すと，実際のデータの容量以上のセグメント数を確保する場合があります。この現象を回避するには，NULL値へのUPDATEではなくDELETEを使用するような設計及び運用をしてください。