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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)


12.1 インデクスを設計するときの検討項目

表に対する処理性能を向上させるには,インデクスを作成します。ただし,効果的に作成しないと,逆に性能を劣化させることもあります。このため,より効果的なインデクスの作成方法を検討する必要があります。また,インデクスのユーザ用RDエリアへの格納の仕方によって,表に対する処理性能や操作性が異なります。これらの点を考慮してインデクスを設計する必要があります。

インデクスを設計するときの検討項目を次の表に示します。

表12‒1 インデクスを設計するときの検討項目

記載箇所

設計作業ごとの検討項目

説明

インデクス」を参照してください。

インデクスの作成

SQL文に適したB-tree構造のインデクスを検討するときに,参照してください。

インデクスの横分割」を参照してください。

インデクスの横分割

B-tree構造のインデクスのRDエリア構成について検討するときに,参照してください。

プラグインインデクス」を参照してください。

プラグインインデクスの作成

プラグインインデクスを作成するときに,参照してください。

プラグインインデクスの横分割」を参照してください。

プラグインインデクスの横分割

プラグインインデクスのRDエリア構成について検討するときに,参照してください。

インデクスの優先順位」を参照してください。

インデクスの優先順位

検索する表に複数のインデクスが定義されている場合,HiRDBが使用するインデクスの優先順位について説明しています。SQL文に適したインデクスを検討するときに,参照してください。