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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)


11.21.5 圧縮列の定義を変更(圧縮指定を解除)する方法

圧縮列の定義は,定義系SQLのALTER TABLEの列属性変更定義(CHANGE 列名)で変更できません。圧縮指定を解除したり,圧縮分割サイズを変更するなど,圧縮列の定義を変更する場合,次の手順で変更してください。

〈手順〉

  1. 圧縮表のアンロード

    定義を変更する圧縮表をアンロードします。

  2. 表の再定義

    次のどちらかの方法で,圧縮指定を変更,又は解除した表を再定義します。

    • 表の再定義

      DROP TABLEで圧縮表をいったん削除し,CREATE TABLEで圧縮指定を変更又は解除した表を再定義します。

    • 列の削除・追加

      PURGE TABLEで表のデータを0件にし,ALTER TABLEの列削除定義(DROP 列名)で圧縮列をいったん削除します。次に,ALTER TABLEの列追加定義(ADD 列名)で圧縮指定を変更又は解除した列を追加します。

      ただし,ALTER TABLEの列追加定義では,表の最後に新しい列を追加するため,圧縮指定を変更又は解除できる列は最後の列だけです。

  3. 表のリロード

    2.で定義した表に,1.でアンロードしたアンロードデータファイルをリロードします。

データのアンロード及びリロードについては,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。