11.20.4 データ操作と整合性
検査制約表に対する操作系SQLによる更新,追加,又は削除は,HiRDBがSQL実行時にチェックし,整合性を保証します。ただし,次の表に示すユティリティによる操作をした場合,チェックをしないため,整合性を保証できなくなることがあります。pd_check_pendingオペランドにUSEを指定していて,これらの操作をした場合,検査制約表は検査保留状態になります。
表又はRDエリアに対する操作 |
データ不整合の発生条件 |
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データベース作成ユティリティ(pdload) |
データロード |
検査制約定義で指定した探索条件を満たさないデータをデータロードした場合 |
データベース再編成ユティリティ(pdrorg) |
リロード(-k reld指定) |
検査制約定義で指定した探索条件を満たさないデータをリロードした場合 |
更新可能なオンライン再編成の追い付き反映 (pdorendコマンド) |
更新可能なオンライン再編成運用中※に,カレントデータベースのレプリカRDエリアで,レプリカRDエリアの検査制約表にデータベース作成ユティリティ(pdload)で,データ不整合となる操作をした場合(追い付き反映処理後にデータ不整合になる) |
- 注※
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更新可能なオンライン再編成の運用については,マニュアル「インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option」を参照してください。