6.4.2 JP1/IMによるイベント管理
JP1/IMは,JP1/Baseが管理するJP1イベントを最適化(フィルタリング)し,システムで発生した事象をJP1イベントによって一元管理します。JP1/BaseにHiRDBのイベントを通知していると,ほかの製品のイベントと同様にJP1/IMで管理できます。ユーザはJP1/IMが提供する画面でイベントを確認できます。JP1/IMによるイベント監視の概要を次の図に示します。
JP1/Integrated Managementによるイベント監視の概要については,JP1のバージョンに応じて,該当するマニュアルを参照してください。
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JP1 Version 9の場合
「JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド」
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JP1 Version 8の場合
「JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド」
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JP1 Version 7iの場合
「JP1 Version 7i JP1/Integrated Manager - Console システム構築・運用ガイド」
- 〈この項の構成〉
(1) JP1/IMでHiRDB固有の拡張属性を表示するための準備
JP1/IMでHiRDB固有の拡張属性を表示する場合,HiRDBが提供するイベント属性定義ファイルを次のディレクトリにコピーする必要があります。
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JP1/Integrated Management - Manager(JP1 Version 7iより前はJP1/Integrated Manager - Central Console)のインストールディレクトリ/conf/console/attribute
イベント属性定義ファイルは,HiRDBのインストールディレクトリ下のsampleディレクトリに格納されます。OSごとのイベント属性定義ファイル名称を次の表に示します。
OS |
イベント属性定義ファイル名称 |
---|---|
HP-UX |
HITACHI_HIRDB_HP_attr_ja.conf |
なお,マルチHiRDBの場合,稼働するHiRDBの中で最新のバージョンのイベント属性定義ファイルをコピーしてください。