3.1.1 コマンドによる環境設定手順
- 〈この項の構成〉
(1) 環境設定の前に設計する項目
HiRDBの環境設定をする前に,システムの構成を設計してください。次に示す項目について設計します。
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ユニット及びサーバ構成
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HiRDBファイルシステム領域の構成
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システムファイルの構成
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作業表用ファイルの構成
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RDエリアの構成
上記の項目の構成を「HiRDB/シングルサーバの設計」又は「HiRDB/パラレルサーバの設計」を参照して決めてください。その後,4.2以降の説明に従ってHiRDBの環境を設定してください。
(2) 環境設定手順
コマンドによるHiRDBの環境設定手順を次の図に示します。
- 注※1
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詳細は,「HiRDBシステム定義の作成」を参照してください。
- 注※2
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詳細は,「HiRDBファイルシステム領域の作成」を参照してください。
- 注※3
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詳細は,「システムファイルの作成」を参照してください。
- 注※4
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詳細は,「システム用RDエリアの作成」を参照してください。
- 注※5
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詳細は,「HiRDBの初期開始」を参照してください。
- 注※6
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詳細は,「ユーザ用RDエリアの作成」以降を参照してください。
- 設定する内容
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データベース初期設定ユティリティ(pdinit)でシステム用RDエリア(マスタディレクトリ用RDエリア,データディレクトリ用RDエリア及びデータディクショナリ用RDエリア)を作成して,HiRDBをまず開始できるようにします。
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その後,データベース構成変更ユティリティ(pdmod)で,必要なRDエリア(ユーザ用RDエリア,データディクショナリLOB用RDエリア,ユーザLOB用RDエリア又はリスト用RDエリア)を追加します。
なお,ユーザ用RDエリア,データディクショナリLOB用RDエリア,ユーザLOB用RDエリア及びリスト用RDエリアは,データベース初期設定ユティリティ(pdinit)でシステム用RDエリアと一緒に作成することもできます。
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