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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)


3.1.1 コマンドによる環境設定手順

〈この項の構成〉

(1) 環境設定の前に設計する項目

HiRDBの環境設定をする前に,システムの構成を設計してください。次に示す項目について設計します。

上記の項目の構成を「HiRDB/シングルサーバの設計」又は「HiRDB/パラレルサーバの設計」を参照して決めてください。その後,4.2以降の説明に従ってHiRDBの環境を設定してください。

(2) 環境設定手順

コマンドによるHiRDBの環境設定手順を次の図に示します。

図3‒1 コマンドによるHiRDBの環境設定手順

[図データ]

注※1

詳細は,「HiRDBシステム定義の作成」を参照してください。

注※2

詳細は,「HiRDBファイルシステム領域の作成」を参照してください。

注※3

詳細は,「システムファイルの作成」を参照してください。

注※4

詳細は,「システム用RDエリアの作成」を参照してください。

注※5

詳細は,「HiRDBの初期開始」を参照してください。

注※6

詳細は,「ユーザ用RDエリアの作成」以降を参照してください。

設定する内容
  • データベース初期設定ユティリティ(pdinit)でシステム用RDエリア(マスタディレクトリ用RDエリア,データディレクトリ用RDエリア及びデータディクショナリ用RDエリア)を作成して,HiRDBをまず開始できるようにします。

  • その後,データベース構成変更ユティリティ(pdmod)で,必要なRDエリア(ユーザ用RDエリア,データディクショナリLOB用RDエリア,ユーザLOB用RDエリア又はリスト用RDエリア)を追加します。

なお,ユーザ用RDエリア,データディクショナリLOB用RDエリア,ユーザLOB用RDエリア及びリスト用RDエリアは,データベース初期設定ユティリティ(pdinit)でシステム用RDエリアと一緒に作成することもできます。