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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)


2.3.3 通信情報ファイルディレクトリの作成

実行者 HiRDB管理者

通信情報ファイルディレクトリ変更機能を適用する場合,HiRDBが作成する通信情報ファイルの格納先ディレクトリを作成してください。このとき,所有者,グループなどを次のようにしてください。

表2‒5 通信情報ファイルディレクトリの作成条件

項目

内容

アクセス権

0770

ユーザ

HiRDB管理者

グループ

HiRDBグループ

パス

  • 絶対パスのパス長が80バイト以下

  • ルートディレクトリではないパス

通信情報ファイルディレクトリはNFSのような共有ファイルシステムではなく,ローカルディスクのファイルシステムに作成してください。また,ほかの用途で使用しているディレクトリ(pd_tmp_directoryオペランドで指定したワークファイル出力先ディレクトリなど)を通信情報ファイルディレクトリとしないでください。

通信情報ファイルディレクトリ変更機能の詳細は,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「通信情報ファイルディレクトリの変更方法」を参照してください。