Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)


1.4.5 Javaストアドプロシジャ及びJavaストアドファンクションを使用する場合

HP-UX版HiRDBでは,バージョン07-02以前は,Javaストアドプロシジャ及びJavaストアドファンクションを使用するために必要なJRE(Java実行環境)を同梱していましたが,07-03以降は同梱していません。07-02以前のHiRDBを07-03以降にバージョンアップする場合,07-02以前のHiRDBをインストールする時にインストールしたJREは,次の時点で削除されます。

時点

削除対象

  • 07-02以前のHiRDBのアンインストール時

  • 07-03以降のHiRDBの上書きインストール時

HiRDBインストールディレクトリのJRE

pdsetup -dコマンドを実行し,KFPS00036-Qメッセージにyを応答したとき

HiRDB運用ディレクトリのJRE

このため,「旧バージョンを残して,新バージョンを導入する場合」の操作をした場合,旧バージョン(07-02以前)のHiRDB運用ディレクトリのJREは利用できます。ただし,新バージョン(07-03以降)をインストールする時にHiRDBインストールディレクトリのJREは削除されます。

HiRDB 07-03以降にバージョンアップした場合の注意事項を次に示します。