15.1.1 ユーザ用RDエリアの容量の計算方法
(1) ユーザ用RDエリアの容量の求め方
ユーザ用RDエリアの容量は,次に示す計算式で求めます。
- 計算式
ユーザ用RDエリアの容量(単位:バイト) =ユーザ用RDエリアのページ長※1×ユーザ用RDエリアの総ページ数※2
- 注※1
-
データベース初期設定ユティリティ(pdinit)又はデータベース構成変更ユティリティ(pdmod)のcreate rdarea文で指定するページ長です。
- 注※2
-
「ユーザ用RDエリアの総ページ数を求める計算式」を参照してください。
(2) ユーザ用RDエリアの総ページ数を求める計算式
ユーザ用RDエリアの総ページ数は,次に示す計算式で求めます。
- 計算式
ユーザ用RDエリアの総ページ数(単位:ページ) =ディレクトリページ部分の総ページ数+データページ部分の総ページ数
(a) ディレクトリページ部分の総ページ数の計算式
ディレクトリページ部分の総ページ数(単位:ページ)= 6×(n+1)+↑20480÷P↑×2 n +Σ{↑di÷b↑+↑di÷f↑} i=1
n:ユーザ用RDエリアを構成するHiRDBファイル数
P:ユーザ用RDエリアのページ長(バイト)
b:↓(P−20)÷(↑S÷32↑×8+56)↓
f:↓(125×P)÷(16×b)↓×b
di:データベース初期設定ユティリティ(pdinit)又はデータベース構成変更ユティリティ(pdmod)のcreate rdarea文で指定する各HiRDBファイルのセグメント数
S:データベース初期設定ユティリティ(pdinit)又はデータベース構成変更ユティリティ(pdmod)のcreate rdarea文で指定する1セグメントのページ数(セグメントサイズ)
(b) データページ部分の総ページ数の計算式
データページ部分の総ページ数(単位:ページ)= e Σ{↑αi÷S↑×S} i=1 e +Σ{↑βi÷S↑×S} i=1 k +Σ{↑(γi+1)÷S↑×S} i=1
e:ユーザ用RDエリアに格納する表の総数
k:ユーザ用RDエリアに格納するインデクスの総数
S:データベース初期設定ユティリティ(pdinit)又はデータベース構成変更ユティリティ(pdmod)のcreate rdarea文で指定する1セグメントのページ数(セグメントサイズ)
- αi:各表の分岐するとしたBINARY列以外の列を格納するために必要なページ数
-
「表の格納ページ数の計算方法」を参照してください。
- βi:各表の分岐するとしたBINARY列を格納するために必要なページ数
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「表の格納ページ数の計算方法」を参照してください。
- γi:各インデクスを格納するために必要なページ数
-
「インデクスの格納ページ数の計算方法」を参照してください。