4.1.2 プラグイン使用時の注意
(1) HiRDBの設定/開始時の状態とプラグインの使用可否
HiRDB(ユニット)の設定/開始時の状態とプラグインの使用可否を次の表に示します。
プラグインの利用宣言(pdpluginオペランド) |
プラグインの登録(pdplgrgst) |
プラグインの 初期化エラー |
ユニット 開始可否 |
プラグイン 使用可否 |
---|---|---|---|---|
なし |
登録済み |
なし |
○ |
× |
あり |
○ |
× |
||
未登録 |
なし |
○ |
× |
|
あり |
○ |
× |
||
あり |
登録済み |
なし |
○ |
○ |
あり |
○ |
× |
||
未登録 |
なし |
○ |
× |
|
あり |
○ |
× |
- (凡例)
-
○:ユニットを開始できます。及びプラグインを利用できます。
×:ユニットを開始できません。及びプラグインを利用できません。
(2) プラグイン初期化エラーが発生したとき
プラグインの初期化は,HiRDB開始時に自動的に実行されます。システム共通定義に複数のpdpluginオペランドが記述され,一部のプラグインの初期化でエラーが発生した場合,ユニット内のすべてのプラグインが利用できません。
(3) ユニット間でプラグインの使用可否が異なる場合
次に示す場合,ユニット間で利用できるプラグインが異なります。
-
ユニット間でシステム共通定義に記述されたプラグイン利用宣言(pdpluginオペランド)が異なる場合
-
プラグイン初期化処理時にエラーが発生し,そのユニットでプラグインが利用できなくなった場合
プラグインの呼び出しを伴うSQL文で利用できるプラグインだけ呼び出した場合は成功しますが,一つでも利用できないプラグインが呼び出された場合は,SQL文の実行は失敗します。