Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 解説


付録A.1 10-09

〈この項の構成〉

(1) 高信頼ノンストップDBサーバ

高信頼ノンストップDBサーバに関連するサポート項目を次の表に示します。

表A‒1 高信頼ノンストップDBサーバに関連するサポート項目

機能項目名

特長,メリット

参照箇所

リードレプリカ機能サポート【Linux版限定】

データベースの内容を複製した参照専用のデータベースを構築できるようにしました。これによって,アプリケーション側で更新用DBと参照用DB(リードレプリカ)を使い分け,負荷分散及びシステム全体のスループット向上につながります。

運用

(2) 開発/移行容易性の向上

開発/移行容易性の向上のサポート項目を次の表に示します。

表A‒2 開発/移行容易性の向上に関連するサポート項目

機能項目名

特長,メリット

参照箇所

TableauによるHiRDBへの接続サポート【Windows版限定】

HiRDB用Tableauコネクタを使用することで,TableauからHiRDBに接続できるようにしました。これによって,HiRDBに格納されているデータをTableauで分析及び可視化できます。

導入

(3) トラブルシュート

トラブルシュートのサポート項目を次の表に示します。

表A‒3 トラブルシュートに関連するサポート項目

機能項目名

特長,メリット

参照箇所

ODBCトラブルシュート強化【Linux版,Windows版限定】

ODBCドライバで発生したエラーの情報をODBCエラーログファイルへ出力する機能をサポートしました。これによって,エラー発生時のトラブルシュートが容易になります。

UAP

SQLトレースの軽量化

SQLトレース機能で,SQLトレース情報をメモリ上に退避しエラー発生時にファイル出力する方式をサポートしました。従来の方式と比べて,SQLトレース取得時の性能への影響を低減しています。これによって,SQLトレースを取得しやすくなり,エラー発生時のトラブルシュートが容易になります。

UAP