3.3.2 表の正規化
表中の重複するデータを別表に移動することを表の正規化といいます。表の格納効率又はアクセス処理の同時実行性を向上させるために,表の正規化をしてください。表の正規化を繰り返して複雑なデータベースを最適な形にしていきます。表の正規化を次の図に示します。表の正規化の詳細については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
- 〔説明〕
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正規化前のZAIKO表のSCODEの列とSNAMEの列は1:1で対応し,それぞれの列の情報は冗長になっています。このような場合は,ZAIKO表から,SCODEの列とSNAMEの列で構成されるSHOHIN表をほかに作成します。このとき,SHOHIN表では,SCODEの列とSNAMEの列に重複した情報を持たないようにします。