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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 解説


変更内容

変更内容(3020-6-551-40) HiRDB Version 10 10-04

追加・変更内容

変更個所

これまで通信情報ファイルディレクトリはルートファイルシステム(/dev)下の固定のパスでしたが,任意のパスに変更できるようになりました。

これにより,通信情報ファイルディレクトリを/dev以外に作成することで,ルートファイルシステムへの負荷を減らすことができます。

また,マルチHiRDB構成では,各HiRDBシステムで異なるHiRDB管理者がそれぞれの通信情報ファイルディレクトリを管理することができます。

付録F

単なる誤字・脱字などはお断りなく訂正しました。

変更内容(3020-6-551-30) HiRDB Version 10 10-03

追加・変更内容

セキュアシェル機能を使用して,HiRDBのリモートシェル実行環境を設定できるようにしました。

これによって,よりセキュアな環境でHiRDBを運用できるようになります。

UNIX版の簡易セットアップツールに関する説明を削除しました。

変更内容(3020-6-551-20) HiRDB Version 10 10-02

追加・変更内容

ユーザ権限の種類に,スキーマ操作権限を追加しました。これによって,自スキーマに対して他人がリソースの追加,変更ができるようになります。また,監査人として,主監査人(システムで1人定義可能),副監査人(システムで複数人定義可能)を定義できるようにしました。これによって,監査情報を複数人で管理できるようになります。

HiRDB管理者だけ実行できる運用コマンド・ユティリティを,あらかじめ許可を与えたOSログインユーザでも実行できるようにしました。

変更内容(3020-6-551-10) HiRDB Version 10 10-01

追加・変更内容

セキュリティ強化のため,パスワードポリシーを強固にするオプションをサポートしました。

  • パスワードの必須文字種指定が利用できるようになりました。

  • パスワードの再利用禁止機能をサポートしました。過去に設定したパスワードを再利用させないようにできます。

  • パスワードの有効期間が確認できるようになりました。定期的にパスワードの変更を促すことができます。