概念検索用統計情報を収集し,指定したディレクトリに出力します。
HiRDB管理者が実行できます。
phnconget -d インデクス識別子 [-r RDエリア名] -o 統計情報出力先定義ファイル名 [-w 同時実行指定] -m 収集モード指定 [-q 世代番号]
統計情報出力先定義ファイルには,収集した統計情報の出力先をBES単位に指定します。また,指定した以外のBESからの統計情報の出力先として,デフォルトの出力先を指定します。BES単位の出力先とデフォルトの出力先のどちらの指定もない場合は,ユティリティ実行時にエラーとなります。
統計情報の出力先として指定するディレクトリは,ユティリティ実行前に処理対象となる各BESマシンに作成しておく必要があります。出力先として指定したディレクトリが存在しない場合は,エラーとなり,処理が中断されます。指定した出力先に,すでに同じ名称の統計情報出力ファイルが存在している場合は,新しい統計情報で上書きされます。
統計情報出力先定義ファイルの定義例を図3-1および図3-2に示します。
図3-1 統計情報出力先定義ファイルの定義例(UNIXの場合)
図3-2 統計情報出力先定義ファイルの定義例(Windowsの場合)
このユティリティは,HiRDBが稼働中のときだけ実行できます。