4.2.10 terms_concept

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 書式
(3) 入力
(4) 戻り値
(5) 詳細
(6) 検索用特徴タームと重みの取得形式
(7) 検索用特徴タームと重みの取得例
(8) 注意事項

(1) 機能

検索用特徴タームと重み(concept_with_terms関数の結果として得られる検索用特徴タームと重み)を返却します。

(2) 書式

terms_concept(列指定)

(3) 入力

列指定

(4) 戻り値

検索用特徴タームと重み(varchar)(最大32,000バイト)

(5) 詳細

(6) 検索用特徴タームと重みの取得形式

検索用特徴タームと重みの取得形式を次の図に示します。

図4-1 検索用特徴タームと重みの取得形式

[図データ]

(7) 検索用特徴タームと重みの取得例

検索用特徴タームと重みの取得例を次に示します。

(a) 一つの種文章に対して,検索用特徴タームと重みを取得した場合
概念検索条件式:
{"検索条件として入力された文章と概念が似通った文書を検索する。"}
出力結果:
{("検索"(100),"条件"(82),"入力"(75),"文章"(55),"概念"(54),"似"(43),"通"(40))}
(b) 二つの種文章に対して,それぞれの種文章の概念を包含して,検索用特徴タームと重みを取得した場合
概念検索条件式:
{("検索条件として入力された文章と概念が似通った文書を検索する。","種文章は複数指定できる。")}
出力結果:
{("検索"(100),"条件"(82),"入力"(75),"文章"(55),"概念"(54),"複数"(53),"指定"(50),"似"(43),"通"(40),"文書"(39))}
(c) 二つの単純文字列指定(種文章はそれぞれ一つ)に対して,単純文字列指定ごとに検索用特徴タームと重みを取得した場合
概念検索条件式:
{"検索条件として入力された文章と概念が似通った文書を検索する。"},{"単純文字列指定は複数指定できる。"}
出力結果:
{("検索"(100),"条件"(82),"入力"(75),"文章"(55),"概念"(54),"似"(43),"通"(40),"文書"(39))},{("指定"(100),"複数"(77),"単純"(55),"文字列"(49))}

(8) 注意事項

横分割した表で運用している場合は,特徴ターム取得RDエリア指定ユティリティを使用して,取得するRDエリアを指定してください。指定しない場合には,RDエリアごとにランダムな順番で,検索用特徴タームと重みを返却します。特徴ターム取得RDエリア指定ユティリティの詳細については,「3.2.21 phnchgcon(特徴ターム取得RDエリア指定ユティリティ)」を参照してください。