5.3.2 バックアップ取得方法

<この項の構成>
(1) データのバックアップ
(2) 運用環境のバックアップ

(1) データのバックアップ

データのバックアップは,HiRDBの「pdcopy(データベース複写ユティリティ)」で取得してください。pdcopyの使用方法は,マニュアル「HiRDB Version 9 システム運用ガイド」および「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照してください。

(2) 運用環境のバックアップ

ここでは,Text Search Plug-inの運用環境のバックアップについて説明します。

Text Search Plug-inの運用環境のバックアップを行う場合は,HiRDBの各種設定に加えてText Search Plug-inとして以下の情報のバックアップが必要です。

(a) 同義語辞書

同義語辞書のバックアップは,OSにより次のどちらかの方法で行ってください。

UNIXの場合
同義語辞書バックアップユティリティを使用します。同義語辞書バックアップユティリティの詳細については,SGMLTEXT型の場合は「3.2.8 phssyndicbkup(同義語辞書バックアップユティリティ)(UNIXの場合)」を参照してください。また,FREEWORD型の場合は「3.3.4 phcsyndicbkup(同義語辞書バックアップユティリティ)(UNIXの場合)」を参照してください。
Windowsの場合
次に示す同義語辞書データをコピーしてください。
  • SGMLTEXT型
    %PDDIR%¥plugin¥_phsgml¥dic
  • FREEWORD型
    %PDDIR%¥plugin¥_phcfwd¥dic
注※
ディレクトリ名称がdicで始まるすべてのディレクトリ,およびディレクトリ内ファイルをコピーします。
(b) インデクス定義ファイル

次のディレクトリにインデクス定義ファイルが存在する場合は,コピーしてください。

UNIXの場合
  • SGMLTEXT型
    $PDDIR/plugin/_phngram/idx_def
  • FREEWORD型の場合
    $PDDIR/plugin/_phxfwrd/idx_def
  • 英文デリミタファイル
  • 英文削除コードファイル
  • 英文不要語ファイル
Windowsの場合
  • SGMLTEXT型
    %PDDIR%¥plugin¥_phngram¥idx_def
  • FREEWORD型
    %PDDIR%¥plugin¥_phxfwrd¥idx_def
  • 英文デリミタファイル
  • 英文削除コードファイル
  • 英文不要語ファイル
(c) 環境定義ファイル

次のディレクトリ,およびディレクトリ内のファイルをコピーしてください。

UNIXの場合
Windowsの場合