5.2 SQLオブジェクト用バッファの統計情報の取得方法
SQLオブジェクト用バッファの統計情報を取得する手順について,次に説明します。この手順は,HiRDB管理者が実行してください。
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システム定義の設定を確認してください。次の条件に当てはまる場合は,システム共通定義(pdsys)のpd_sqlobject_stat_timingにtranを指定してください。
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JDBCを使ったアプリケーションの場合
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ROLLBACKしたトランザクションのSQL統計情報を取得する場合
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統合テストを開始する前に,pdobilsコマンドを実行して,SQLオブジェクト用バッファの統計情報の値を初期化します。コマンド実行例を次に示します。
- UNIXの場合
pdobils -C -H -R -e -NR > /dev/null
- Windowsの場合
pdobils -C -H -R -e -NR > nul
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統合テストを実行します。
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統合テストが終了したら,pdobilsコマンドを実行して,SQLオブジェクト用バッファの統計情報を取得します。統合テストを繰り返し実行する場合は,出力ファイル名を変更して,実行してください。コマンド実行例を次に示します。
pdobils -C -H -R -e -NR > /tmp/obils_n.csv
n:実行した回数
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出力したファイル(/tmp/obils_n.csv)は,アプリケーション開発者へ提供してください。このファイルは,ExcelなどCSV形式のファイルを扱えるツールを使用して参照してください。
- [注意事項]
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SQLオブジェクトバッファサイズは本番環境と同じサイズにしてください。SQLオブジェクトから追い出されたSQLについては,SQL統計情報を出力しません。確認したいSQL文が統計情報にない場合は,次のどちらかの対策をしてください。
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SQLオブジェクト用バッファサイズを拡張する
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統合テスト中に定期的にpdobilsコマンドを実行する
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