Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 パフォーマンスガイド


4.4.1 中間結果情報の確認方法の概要

〈この項の構成〉

(1) 中間結果情報の出力個所

中間結果情報は,UAP統計レポートのファイルに出力されています。次に示す手順で,確認する中間結果情報を特定してください。中間結果情報の出力形式の詳細は,マニュアル「HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」の「UAP統計レポート機能」を参照してください。

  1. 調査しているSQL単位の情報からコネクト通番(CNCTNO)とセクション番号(SECNO)を確認してください。

    図4‒19  SQL単位の情報

    [図データ]

  2. 中間結果情報を示すキーワード「Result of SQL Execution」で検索して,手順1で確認したコネクト通番とセクション番号の情報を探してください。

    図4‒20  中間結果情報

    [図データ]

(2) ここは必ず確認しよう

中間結果情報で,最初に確認する項目を次に示します。

表4‒10 中間結果情報の確認項目

分類

確認項目

確認内容

実表検索処理情報(SCAN)

  • Row Count

  • Search

インデクスで絞り込めているか確認します。

結合処理情報(JOIN)

Join TypeがNESTED LOOPS JOINの場合

  • Left

  • Right

NESTED LOOPS JOINの結合方法で,外表が絞り込めているか確認します。