Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 パフォーマンスガイド


4.2.2 SQLトレースとUAP統計レポートを取得する設定

アプリケーションを実行する環境に,次のクライアント環境定義を設定してください。

表4‒1 設定するクライアント環境定義

目的

環境定義名

設定値

SQLトレースとUAP統計レポートを取得する設定

PDCLTPATH

SQLトレースとUAP統計レポートの出力先ディレクトリを指定します。

PDSQLTRACE

SQLトレースとUAP統計レポートのファイルサイズの最大値を指定します。サイズの上限を指定しない「0」を設定することを推奨します。

PDUAPREPLVL

UAP統計レポートの取得レベルは「a」または「at」を設定してください。

「a」を指定すると次の情報が取得されます。

  • SQL単位の情報

  • UAP単位またはトランザクション単位の情報

  • アクセスパス情報

  • SQL実行時の中間結果情報

コネクションプーリング機能を使用しているアプリケーションは,UAP単位の情報をトランザクション単位で出力するよう「at」を設定してください。

クライアント環境定義の指定方法の詳細は,マニュアル「HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」の「クライアント環境定義の設定内容」を参照してください。