付録D.8 暗号鍵ファイルが必要なコマンド
暗号化HiRDBファイルシステム領域にアクセスするときにシステム定義のpd_ekeyオペランドに示すパスに暗号鍵ファイルを配置する必要があるコマンドを次の表に示します。暗号鍵ファイルがない場合,pdstartコマンドは起動処理がエラーになります。pdstartコマンド以外のコマンドは暗号化HiRDBファイルシステム領域に作成したHiRDBファイルを操作するときにエラーになります。
コマンド名 |
暗号鍵ファイルが必要になる条件 |
---|---|
pdbkupls |
バックアップファイルを暗号化HiRDBファイルシステム領域に作成している |
pdcat |
暗号化HiRDBファイルシステム領域に作成しているステータスファイルの内容を表示する |
pdchpathf |
暗号化HiRDBファイルシステム領域のパス名を変更する |
pdconfchk |
暗号化HiRDBファイルシステム領域のステータスファイル,シンクポイントダンプファイル,システムログファイルをシステム定義に指定している |
pdlogchg |
暗号化HiRDBファイルシステム領域にシステムログファイルを作成している |
pdloginit |
暗号化HiRDBファイルシステム領域にシステムログファイルもしくはシンクポイントダンプファイルを作成する |
pdlogls |
表示対象のファイルを暗号化HiRDBファイルシステム領域に作成している |
pdlogrm |
削除するファイルが暗号化HiRDBファイルシステム領域に作成されている |
pdlogucat |
暗号化HiRDBファイルシステム領域にシステムログファイルを作成している |
pdlogunld |
暗号化HiRDBファイルシステム領域に作成したシステムログファイルをアンロードするか,出力先に暗号化HiRDBファイルシステム領域を指定する |
pdstart |
システム定義のpd_ekeyオペランドを指定している |
pdstedit |
暗号化HiRDBファイルシステム領域に作成したシステムログファイルを入力ファイルに指定する |
pdstsinit |
暗号化HiRDBファイルシステム領域にステータスファイルを作成する |
pdstsrm |
暗号化HiRDBファイルシステム領域に作成したステータスファイルを削除する |