11.1 メッセージの詳細
暗号化機能を使用する場合に出力されるメッセージについて説明します。
メッセージの記述形式,およびこのマニュアルに記載されていないHiRDBのメッセージについては,マニュアル「HiRDB Version 9 メッセージ」を参照してください。
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KFPA11552-E
Unable to execute "aa....aa" due to lack of privilege (A)
DBA権限がないため,"aa....aa"に表示したユティリティを実行できません。
または,DBA権限保持者のパスワードをHiRDBに登録していないため,"aa....aa"に表示したユティリティを実行できません。
- aa....aa:実行できないユティリティ
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pdregtpyrcedkey
-
(S)処理を終了します。
(P)DBA権限を取得してからこのユティリティを実行してください。または,DBA権限保持者のパスワードをHiRDBに登録してから,このユティリティを実行してください。
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KFPA11613-E
Unable to aa....aa for not empty table (A)
データが格納されている表に対して,aa....aaに示す操作はできません。
- aa....aa:誤った指定
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add encrypted column into reserved column:予備列からの切り出しによる暗号化列の追加
(S)そのSQL文を無視します。
(P)データが格納されていない表に対して再度実行してください。または,PURGE TABLE文で表中のすべてのデータを削除して,再度実行してください。なお,PURGE TABLE文を実行するときは,障害に備えあらかじめバックアップを取得してください。
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KFPA19334-E
HiRDB Server type inconsistency occurred, server=aa....aa (A)
HiRDBのサーバ種別に不整合が発生しました。次の原因が考えられます。
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HiRDB Server with Additional Functionでないサーバが混在している状態でHiRDB Server with Additional Functionの機能を使用している。
aa....aa:HiRDB Server with Additional Functionでないサーバ名
(S)このSQL文を無視します。
[対策]HiRDB Server with Additional Functionの機能を使用する場合は,すべてのユニットでHiRDB Server with Additional Functionのセットアップを行ってください。
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KFPA19516-E
Error occurred in encryption library function call, reason=aa....aa, inf=bb....bb (A)
暗号ライブラリ関数の呼び出し処理でエラーが発生しました。
- aa....aa:エラー理由
-
- INSUFFICIENT MEMORY:
-
暗号化機能の処理中にメモリ不足が発生しました。
- bb....bb:
-
確保しようとした領域の大きさ(単位:バイト)です。領域の大きさが特定できない場合,********となります。
(S)このSQL文を無視します。ただし,ユティリティを実行している場合は処理を終了します。
(P)再度実行してください。再度このエラーが発生する場合は,HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]同時実行しているプロセス数を減らして,使用できるメモリに余裕を持たせてください。
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KFPA19621-E
Unable to CREATE aa....aa TEMPORARY TABLE due to bb....bb, code=cc (A)
bb....bbのため,一時表を定義できません。
aa....aa:GLOBAL
bb....bb:エラーに対する付加情報
cc:理由コード
(S)このSQL文を無視します。
- (P)理由コードおよびエラーに対する付加情報について次に示します。エラーの要因を取り除いて,SQL文を修正し再度実行してください。
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理由コード
エラーに対する付加情報
意味
02
encrypted table
暗号化表として定義しています。
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KFPA19640-E
Unable to bb....bb table due to specification "INNER CONSTRUCTOR" for aa....aa (A)
aa....aaに示す列を暗号化列に指定しているため,表定義,または暗号化列の追加もしくは変更ができません。
- aa....aa:
-
column of BLOB type:BLOB型の列
column of abstract data type:抽象データ型の列
multi-value column:繰返し列
cluster key column:クラスタキー構成列
divided key column:キーレンジ分割の分割キー構成列
- bb....bb:
-
create:表定義
alter:暗号化列の追加,変更
(S)このSQL文を無視します。
(P)SQL文を修正し,再度実行してください。
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KFPA19641-E
Unable to create index due to including both encrypted column and multi-value column (A)
インデクス構成列に,暗号化列と繰返し列が混在するため,インデクスを定義できません。
(S)このSQL文を無視します。
(P)SQL文を修正し,再度実行してください。
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KFPA19644-E
Unable to drop column on aa....aa ."bb....bb" due to cc....cc (A)
指定した列が暗号化列であるため,列の削除ができません。
aa....aa:認可識別子
bb....bb:表識別子
- cc....cc:
-
encrypted column:暗号化列
(S)このSQL文を無視します。
(P)列名を見直して,再度実行してください。
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KFPA19864-E
Unable to aa....aa MEMORY TABLE due to bb....bb, code=cc (A)
bb....bbのため,メモリDB化対象表の設定ができません。
aa....aa:ALLOCATE
bb....bb:エラーに対する付加情報
- cc:理由コード
-
理由コード(cc)
付加情報(bb....bb)
意味
08
encrypted table
暗号化表のため,メモリDB化対象表の設定ができません。
(S)このSQL文を無視します。
(P)指定した表名が誤っている場合は,表名を見直して再度実行してください。表名が誤っていない場合,暗号化表はメモリDB化対象外にしてください。
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KFPA19930-E
Unable to execute aa....aa statement for table "bb....bb"."cc....cc", due to invalid environment for INNER CONSTRUCTOR column (A+L)
暗号化列に関する環境に誤りがあるので表"bb....bb"."cc....cc"に対するaa....aa文は実行できません。
- aa....aa:実行しようとしたSQL文
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INSERT
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UPDATE
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DELETE
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ASSIGN LIST
-
bb....bb:認可識別子
cc....cc:表識別子またはビュー表識別子
(S)このSQL文を無視します。
(P)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]復号認証キー情報の一致条件を満たしているか確認してください。復号認証キー情報の一致条件を満たしている場合は,次のおそれがあります。
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-
誤って復号認証キー情報の一致しないUAPからSQLを実行した。
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誤ってSQL中に暗号化列を指定した。
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トリガや参照制約の制約動作によって,暗号化列を参照するSQLを実行した。
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ビュー定義に暗号化列を指定したビュー表を使用するSQLを実行した。
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不正アクセスを受けた。
不正アクセスを受けたおそれがあると判断した場合,ユーザ運用で不正アクセスがないか確認し対処してください。拡張SQLエラー情報出力機能を使用している場合は,HiRDBサーバ側に出力したSQLエラーレポートファイルの内容から,KFPA19930-Eが発生したSQL実行時のクライアントの情報を確認できます。不正アクセスを受けていない場合,SQL文の見直しを行ってください。
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KFPD00032-W
Insufficient Audit definition buffer memory, size=aa....aa code=bb....bb completed size=cc....cc (L)
セキュリティ監査情報用バッファの共用メモリが不足しました。
aa....aa:確保しようとしたサイズ(バイト)
bb....bb:エラーコード
cc....cc:確保したサイズ(バイト)
(S)処理を続行します。
- (O)エラーコードに対するオペレータの処置を次に示します。性能を確保したい場合は次の処置をしてください。
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エラーコード
要因の説明
オペレータの処置
05
HiRDB稼働中,復号認証キー情報の登録が増えたため,すべての復号認証キー情報が復号認証キー情報用バッファに登録できませんでした。
HiRDBを再起動してください。
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KFPD00033-I
Refresh aa....aa definition buffer completed (L)
セキュリティ監査情報用バッファに,aa....aaで示す種別のすべての定義情報が登録されました。
- aa....aa:定義情報の種別
-
Tpyrcedkey:復号認証キー情報
(S)処理を続行します。
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KFPD00034-W
Unable to get aa....aa definition buffer space requirement,code=bb (L)
ディクショナリアクセスエラーまたは通信障害が発生したため,セキュリティ監査情報用バッファ用共用メモリサイズの所要量が算出できませんでした。
- aa....aa:エラー詳細
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Tpyrcedkey:復号認証キー情報用バッファサイズの所要量が算出できませんでした。
bb:エラーコード
(S)オペレータの処置を参照してください。
- (O)エラーコードに対するオペレータの処置を次に示します。
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エラーコード
セキュリティ監査情報用バッファのサイズ指定
システムの処置
オペレータの処置
02
自動計算
aa....aaがTpyrcedkeyの場合,復号認証キー情報用バッファサイズが0byteで続行します。
性能を確保したい場合は,エラーの要因を取り除いて,HiRDBを再開始してください。
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KFPD00037-E
Error occurred in encryption library function call, func=aa....aa, errno=bb....bb (cc....cc, dd....dd) (L)
暗号ライブラリ関数の呼び出し処理でエラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生した暗号ライブラリ関数の名称
bb....bb:暗号ライブラリ関数のリターンコード
cc....cc:保守情報1
dd....dd:保守情報2
(S)異常終了します。
[対策]保守員に連絡してください。
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KFPI21505-I
Usage: pdfmkfs -n capacity [-l file_count] [-e expand_count] [-i] [-k area_kind] [-s sector_size] [-a] [-E] character_special_file pdfmkfs [-r] -n capacity [-l file_count] [-e expand_count] [-i] [-k area_kind] [-a] [-E] UNIX_regular_file (E)
HiRDBファイルシステム領域を初期設定するコマンド(pdfmkfs)の使用方法を示します。コマンドオプション,または引数が誤っている場合に出力されます。
(S)処理を終了します。
(O)コマンドの形式を修正して,再度実行してください。コマンドのオプションの組み合わせ可否については,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照してください。
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KFPI21609-E
aa....aa command unsupported (E+L)
未サポートのコマンドです。
aa....aa:コマンド名称
(S)処理を終了します。
[対策]必要な暗号化ライブラリがインストールされていません。HiRDB Data Convert Type1 Optionのバージョンを確認してください。
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KFPI21681-I
Usage: pdmkekey output_file (E)
暗号鍵ファイル作成コマンド(pdmkekey)の使用方法を示します。引数が誤っている場合に出力されます。
(S)処理を終了します。
(O)コマンドの形式を修正して,再度実行してください。
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KFPI21682-I
Usage: pdchekey -p old_key_file -n new_key_file {-f list_file|HiRDB_file_system_area} (E)
暗号鍵ファイル変更コマンド(pdchekey)の使用方法を示します。引数が誤っている場合に出力されます。
(S)処理を終了します。
(O)コマンドの形式を修正して,再度実行してください。
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KFPI21683-I
Key change ended, file="aa....aa", code=b (E+L)
HiRDBファイルシステム領域の暗号鍵の変更が終了しました。
aa....aa:暗号鍵を変更したHiRDBファイル名称
- b:コード
-
0:暗号鍵の変更に成功しました
4:暗号鍵がすでに変更済み,もしくは変更するファイルがないため,変更しませんでした。
8:暗号鍵の変更に失敗しました。
(S)処理を終了します。
[対策]コードが8の場合,直前のメッセージを参考にエラー要因を取り除き,再度pdchekeyコマンドで暗号鍵ファイルの変更を実施してください。
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KFPI21684-E
Encryption function error occurred, code="aa....aa" (E+L)
暗号化処理関数でエラーが発生しました。
aa....aa:内部情報
(S)処理を終了します。
[対策]保守員に連絡してください。
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KFPI21685-E
Encryption key file invalid, reason="aa....aa" (E+L)
暗号鍵ファイルが不正です。
- aa....aa:理由
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No definition:定義がありません。
Not found:暗号鍵ファイルが見つかりません。
Bad key:HiRDBファイル作成時に作成した暗号鍵ファイルではないため,暗号鍵ファイルの暗号化キーで復号できません。
Bad format:指定した暗号鍵は,pdmkekeyで作成した暗号鍵ファイルではありません。
(S)処理を終了します。
- [対策]理由によって次の対処をしてください。
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No definition:システム定義のpd_ekeyオペランドを指定してください。
Not found:暗号鍵ファイルをシステム定義のpd_ekeyオペランドのパスに配置してください。
Bad key:HiRDBファイル作成時に作成した暗号鍵ファイルを指定しているか確認してください。
Bad format:pdmkekeyで作成した暗号鍵ファイルを指定しているか確認してください。
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KFPI21686-E
Specified backup file must be restored to aa....aa HiRDB file system area (E+L)
pdfrstrに指定したバックアップファイルは,aa....aaのHiRDBファイルシステム領域にリストアしてください。
- aa....aa:種別
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encrypted:暗号化指定のあるHiRDBファイルシステム領域
unencrypted:暗号化指定のないHiRDBファイルシステム領域
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDBファイルシステム領域をメッセージの種別に応じてHiRDBファイルシステム領域を作成し直してください。
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KFPI21687-E
Encryption key file aa....aa failed, code=bb....bb, file name="cc....cc" (E+L)
暗号鍵ファイルの操作に失敗しました。
- aa....aa:操作
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open:ファイルのオープン
write:ファイルの書き込み
read:ファイルの読み込み
fsync:ファイル書き込みの同期
close:ファイルのクローズ
bb....bb:内部コード
- cc....cc:暗号鍵ファイル名称
-
ファイル名称が150文字を超える場合,ファイルの後ろから150文字を出力します。
(S)処理を終了します。
- [対策]暗号鍵ファイルに指定したファイルがある場合は,異なるファイル名を指定してください。指定したファイルがない場合は,次のように対処してください。
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操作がfsyncの場合,内部コードが5のときは入出力エラーです。OSやハードウェアの情報に従って対策してください。内部コードが5以外のときは保守員に連絡してください。
操作がfsync以外の場合,直前のメッセージに従って対処してください。
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KFPI21688-E
List file aa....aa error occurred, code=bb....bb, file name="cc....cc" (E+L)
HiRDBファイルシステム領域リストのファイルの操作で不正を検知しました。
- aa....aa:理由
-
open:ファイルのオープンに失敗しました。
read :ファイルの読み込みに失敗しました。
bb....bb:エラーコード
- cc....cc:HiRDBファイルシステム領域リストのファイル名
-
ファイル名称が140文字を超える場合,ファイルの後ろから140文字を出力します。
(S)処理を終了します。
[対策]理由がopenの場合,ファイルがあるか確認してください。ファイルがある場合,または理由がreadの場合,エラーコードから「システムコールのリターンコード」を参照し対処してください。
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KFPI21689-E
HiRDB file system area operation error detected, code="aa....aa", line=bb....bb, file name="cc....cc" (E+L)
指定されたHiRDBファイルシステム領域の操作でエラーを検知しました。
- aa....aa:理由
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"long file name":ファイル名が165文字を超えています。
"not encrypt file":暗号化の指定のないHiRDBファイルシステム領域です。
"encryption error":暗号化や復号化の処理でエラーを検知しました。
"not found":HiRDBファイルシステム領域がありません。
"permission denied":ファイルのアクセス権限がありません。
"open error":ファイルのオープン数の上限を超えました。
"I/O error":入出力エラーです。
"not HiRDB file system area":HiRDBファイルシステム領域ではありません。
"lock failed":ロックセグメントが不足しています。
数値:HiRDBファイルの操作でエラーになりました。
- bb....bb:HiRDBファイルシステム領域リストの行番号
-
HiRDBファイルシステム領域名を指定した場合は,"*****"が表示されます。
- cc....cc:HiRDBファイルシステム領域名
-
ファイル名称が90文字を超える場合,ファイルの後ろから90文字を出力します。
ファイル名称が255文字を超える場合,166文字目から255文字目までを出力します。
(S)処理を終了します。
- [対策]理由によって次の対処をしてください。
-
- long file name:
-
指定しているHiRDBファイルシステム領域の名称を確認してください。
- not encrypt file:
-
指定するHiRDBファイルシステム領域名に間違いがないか確認してください。間違いがない場合,変更する必要のないHiRDBファイルシステム領域のためリストから削除してください。
- encryption error:
-
保守員に連絡してください。
- not found:
-
指定しているHiRDBファイルシステム領域の名称を確認してください。
- permission denied:
-
指定しているHiRDBファイルの名称およびアクセス権を確認してください。HiRDB管理者のアクセス権がない場合は,アクセス権を付与してください。
- open error:
-
直前のKFPO00107-Eメッセージのerrnoに対応した処置をしてください。UNIX版の場合は,マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」のOSのオペレーティングシステムパラメタの見積もりを参照してください。オペレーティングシステムパラメタの値が不足している場合は上限値を上げてください。それぞれのOSでは,次の値を見直してください。
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HP-UXの場合
nfile,maxfiles_lim
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AIXの場合
nofiles_hard
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Linuxの場合
NR_FILE,NR_OPEN
-
- I/O error:
-
KFPO00107-Eメッセージのerrnoに対応した処置をしてください。KFPO00107-Eが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
- not HiRDB file system area:
-
指定しているHiRDBファイルの名称を確認してください。正しい場合はHiRDBファイルシステム領域が壊れているおそれがあります。指定したファイルに対してpdflsコマンドを実行し,HiRDBファイルシステム領域が壊れていないか調査してください。
- lock failed:
-
KFPO00107-Eメッセージのerrnoに対応した処置をしてください。errnoが46(ENOLCK)の場合はOSのロックセグメントが不足しています。マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」OSのオペレーティングシステムパラメタの見積もりを参照し,上限値を上げてください。HP-UXの場合は,nflockを見直してください。
その他のOSの場合は,ロックを使用しているほかのプロセスの終了を待って,再度実行してください。
上記対策を実行しても問題が解決しない場合は保守員に連絡してください。
- 数値:
-
HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコードを参照し,対処してください。
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KFPI21690-E
Encryption key file operation error detected, reson="aa....aa", code="bb....bb", file="cc....cc" (E+L)
暗号鍵ファイルの操作でエラーを検知しました。
- aa....aa:理由
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open:オープン処理でエラーが発生しました。
read:読み込み処理でエラーが発生しました。
Bad key:暗号鍵が不正です。
Bad format:形式が不正です。
- bb....bb:open,read時のエラーコード
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理由がopen,read以外の場合,"**"を出力します。
- cc....cc:暗号鍵ファイル名
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暗号鍵ファイル名が100文字を超える場合,ファイル名の後ろから100文字を出力します。
(S)処理を終了します。
- [対策]理由によって次の対処をしてください。
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open,read:エラーコードからシステムコールのリターンコード参照し,対処してください。
Bad key:正しい暗号鍵ファイルを指定しているか確認してください。
Bad format:正しい暗号鍵ファイルを指定しているか確認してください。
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KFPL10008-E
Unable to specified option spacelvl in Control file when encrypted table (E+L)
暗号化表を再編成する場合,option文のspacelvlオペランドに1および3は指定できません。
(S)処理を終了します。
- (O)次のどちらかの対処をしてください。
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option文のspacelvlオペランドを指定しないで再実行してください。
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表の再編成(-k rorg)ではなく,アンロード(-k unld)とリロード(-k reld)に分けてpdrorgを実行してください。このとき,リロード時にoption文のspacelvlオペランドを指定してください。
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KFPL15320-E
Unable to reload due to DB data encrypted in unload file , table=aa....aa."bb....bb" (E+L)
アンロードデータファイル中のデータが暗号化されているため,表aa....aa."bb....bb"へのリロードができません。
aa....aa:認可識別子
bb....bb:表識別子
(S)処理を終了します。
(O)表の再編成(-k rorg)時にエラーが発生した場合,リロード(-k reld)ではなく,表の再編成(-k rorg)を再度実行してください。また,エラー発生時に出力されたアンロードデータファイルは,暗号化されているためデータの移行ができません。pdrorgでデータを移行する場合は,再度,移行元でアンロード(-k unld)をしてアンロードデータファイルを作成してください。
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KFPL25223-E
Error occurred in encryption library function call, reason=aa....aa, inf=bb....bb (E+L)
暗号ライブラリ関数の呼び出し処理でエラーが発生しました。
- aa....aa:エラー理由
-
- INSUFFICIENT MEMORY:
-
暗号化機能の処理中に,メモリ不足が発生しました。
bb....bb:確保しようとした領域の大きさ(単位:バイト)です。領域の大きさが特定できない場合,********となります。
(S)処理を終了します。
(O)再度実行してください。再度このエラーが発生する場合は,HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]同時実行しているプロセス数を減らして,使用できるメモリに余裕を持たせてください。
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KFPL25224-E
HiRDB Server type inconsistency occurred, server=aa....aa (E+L)
HiRDBのサーバ種別に不整合が発生しました。次の原因が考えられます。
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HiRDB Server with Additional Functionでないサーバが混在している状態でHiRDB Server with Additional Functionの機能を使用している。
- aa....aa:HiRDB Server with Additional Functionでないサーバ名
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HiRDB/パラレルサーバの場合,システムマネジャのユニットでHiRDB Server with Additional Functionをセットアップしていない状態で,次のユティリティを実行したときは「MGR」が出力されます。
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pdload
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pdrorg
-
pdrbal
-
pdreclaim
-
pdpgbfon
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(S)処理を終了します。
(O)HiRDBのサーバ種別に不整合がないか,HiRDB管理者に確認してください。
[対策]HiRDB Server with Additional Functionの機能を使用する場合は,すべてのユニットでHiRDB Server with Additional Functionのセットアップを行ってください。
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KFPL25362-E
Unable to rorg rebalancing table, because encrypted column include fix HASH partitioning key columns (E+L)
FIXハッシュ分割表の構成列に暗号化列が含まれているため,リバランス表を再編成できません。
(S)処理を終了します。
(O)-gオプションを指定してpdrorgを再実行してください。また,unload文を複数指定している場合は,1つだけ指定してください。
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KFPT00017-E
aa....aa : Error occurred in bb....bb library function call, reason = cc....cc, inf = dd....dd (L)
暗号化ライブラリ関数の呼び出し処理でエラーが発生しました。
aa....aa:コマンド名(KFPT00001-Eの埋め込み文字中のコマンド名を参照してください)
- bb....bb:エラー発生ライブラリ名
-
encryption:暗号化ライブラリ
- cc....cc:エラー理由
-
LIBRARY LOAD FAILURE:暗号化ライブラリのロードに失敗しました。
INSUFFICIENT MEMORY:暗号化機能の処理中にメモリ不足が発生しました。
- dd....dd:エラー情報
-
-
cc....ccがLIBRARY LOAD FAILUREの場合
ライブラリ名称:libacon1.xx※
-
cc....ccがINSUFFICIENT MEMORYの場合
確保しようとした領域の大きさ(単位:バイト)です。領域の大きさが特定できない場合,********となります。
-
上記以外の場合
********となります。
- 注※
-
xxは拡張子を示します。
-
(S)処理を終了します。
(O)システム管理者に連絡してください。
- [対策]
-
-
cc....ccがLIBRARY LOAD FAILUREの場合
pdadmvrコマンドを実行して,HiRDBの種類が"Plus-facilities"であるかを確認してください。HiRDBの種類が"Plus-facilities"である場合は,保守員に連絡してください。HiRDBの種類が"Plus-facilities"でない場合は,HiRDB Server with Additional Functionのセットアップが完了したあとに,コマンドを再実行してください。
-
cc....ccがINSUFFICIENT MEMORYの場合
同時実行しているプロセス数を減らすなどして使用できるメモリに余裕を持たせてから,コマンドを再実行してください。
-
上記の対策方法で対策できない場合は,保守員に連絡してください。
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KFPT00018-E
aa....aa : Error occurred in bb....bb library function call, func = cc....cc, errno = dd....dd(ee....ee,ff....ff) (L)
暗号化ライブラリ関数の呼び出し処理でエラーが発生しました。
aa....aa:コマンド名(KFPT00001-Eの埋め込み文字中のコマンド名を参照してください)
- bb....bb:エラー発生ライブラリ名
-
encryption:暗号化ライブラリ
cc....cc:エラーが発生した暗号化ライブラリ関数の名称
dd....dd:暗号化ライブラリ関数のリターンコード
ee....ee:保守情報1
ff....ff:保守情報2
(S)異常終了します。
(O)保守員に連絡してください。
-
KFPX21307-I
Usage: pdregtpyrcedkey {-f filename|-D} (S)
pdregtpyrcedkeyのオプションの指定形式に誤りがあります。
(S)処理を終了します。
(O)オプションの指定形式を確認して,pdregtpyrcedkeyを再度実行してください。
-
KFPX21308-E
Unable to open file,due to aa....aa (E)
aa....aaが原因で指定されたファイルを開くことができません。
- aa....aa:エラー原因
-
-
no file:ファイルが存在しません。
-
no permission on file:ファイルを開く権限がありません。
-
system call error with errno エラーコード:システムコールエラーが発生しました。
-
(S)処理を終了します。
(O)エラーの原因を取り除き,pdregtpyrcedkeyを再度実行してください。
-
KFPX21309-E
Invalid aa....aa in line bb....bb of input file (E)
入力ファイルのbb....bb行目の項目aa....aaの形式に次のどれかの誤りがあります。
- aa....aa:エラーの項目
-
- IP address:IPアドレス
-
-
nnn.nnn.nnn.nnn[/mm]の形式でない。
-
nnnが0〜255の範囲外である。
-
mmが24〜31の範囲外である。
-
- authorization identifier:認可識別子
-
-
認可識別子に使用できない文字を記述している。
-
30文字を超えている。
-
- key:復号認証キー
-
-
使用できない文字(A〜Z,a〜z,0〜9,@,#,\,_,-以外)を記述している。
-
30文字を超えている。
-
- date:有効期限
-
-
YYYY-MM-DD hh:mm:ssまたはYYYY-MM-DDの形式で記述していない。
-
年,月,日,時,分,秒に指定できない範囲の値を指定している。
-
bb....bb:エラー行の行番号
(S)処理を続行します。
(O)エラーの原因を取り除き,pdregtpyrcedkeyを再度実行してください。
-
KFPX21310-I
pdregtpyrcedkey terminated (S)
すべての復号認証キー情報の登録または削除処理が終了しました。
(S)処理を終了します。
-
KFPX21311-E
Error occurred in line aa....aa,bb....bb (E)
pdregtpyrcedkeyを実行中に入力ファイルのaa....aa行目でbb....bbのエラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生した入力ファイルの行番号
bb....bb:エラー詳細メッセージ
(S)処理を終了します。
(O)エラー詳細メッセージ中のメッセージIDを参照して,エラーの原因を取り除き,pdregtpyrcedkeyを再度実行してください。
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KFPX21312-W
pdregtpyrcedkey terminated incompletely (S)
復号認証キー情報の登録または削除処理が終了しましたが,一部の登録または削除が完了していません。
(S)処理を終了します。
(O)すでに出力されているKPFX21309-Eメッセージを参照して,入力ファイル中の登録または削除に失敗した復号認証キー情報を修正し,pdregtpyrcedkeyを再度実行してください。
-
KFPX21313-E
Error occurred during execution of pdregtpyrcedkey, aa....aa (E)
pdregtpyrcedkeyを実行中にエラーが発生しました。
aa....aa:エラー詳細メッセージ
(S)処理を終了します。
(O)エラー詳細メッセージ中のメッセージIDを参照して,エラーの原因を取り除き,pdregtpyrcedkeyを再度実行してください。