HiRDBの開始と同時に監査証跡を取得するため,pd_auditオペランドにはYを指定してください。
HiRDBが強制終了または異常終了した場合,直前の監査ログが失われることがあります。そのため,HiRDBの強制終了はできる限り実行しないようにしてください。
pd_aud_async_buff_sizeオペランドおよびpd_aud_async_buff_countオペランドに小さな値を指定すると,監査証跡の損失を防げる可能性が高くなりますが,それに比例して性能も劣化します。これらのオペランドの指定値については,性能との兼ね合いを考慮して決定してください。
万が一,HiRDBが強制終了または異常終了した場合,最大,pd_aud_async_buff_sizeオペランドの指定値×pd_aud_async_buff_countオペランドの指定値分の監査ログが失われるおそれがあります。
pd_aud_no_standby_file_oprオペランドにはforcewrite(デフォルト値)を指定してください。ただし,forcewriteを指定した場合,既存の監査証跡ファイルがスワップ先となるため,既存のファイルが上書きされることがあります。既存のファイルがスワップ先となった場合は,KFPS05706-Wメッセージが出力されます。KFPS05706-Wメッセージが出力された場合,HiRDB管理者は,データロード待ちの監査証跡ファイルをデータロードしてください。このとき,pdloadコマンドの-uオプションには監査人の認可識別子を指定してください。コマンドを実行すると,パスワード入力要求のメッセージが表示されるため,監査人が自身のパスワードを入力してください。