2.12 KFPOメッセージ
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KFPO00100-E
Error occurred in system call aa....aa. errno=bbb,function name=cc....cc (E+L)
HiRDBシステムが使用する関数内で発行したシステムコールにエラーが発生しました。
aa....aa:発行したシステムコール名
bbb:システムコールのリターンコード(errno)
cc....cc:エラーが発生した関数名
(S)処理を続行できる場合は続行します。そうでない場合は中断します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]次のどちらかの対処をしてください。
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このメッセージの前後に,エラーメッセージ又は警告メッセージが出力されている場合は,そのメッセージの対策に従ってください。
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「システムコールのリターンコード」を参照し,対策してください。
上記のどちらでも対処できない場合は,保守員に連絡してください。
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KFPO00103-E
Shared memory pool damaged. location=0xaaaaaaaa (0xbbbbbbbb,0xcccccccc) (E)
共用メモリプールの先頭から0xaaaaaaaaのロケーションにあるセグメントが破壊されました。
aaaaaaaa:破壊されたセグメントの共用メモリプールの先頭からのロケーション
bbbbbbbb:破壊されたセグメントの先頭8バイトの内容
- cccccccc:破壊されたセグメントの末尾8バイトの内容
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表示できない場合は,"********"を表示します。
(S)システムを異常終了します。
(O)このメッセージで表示されたロケーション,及びセグメントの内容を記録し,HiRDB管理者に連絡してください。また,UNIX版の場合,コアファイルが出力されているときは,そのコアファイルを保存して,保守員に連絡してください。
[対策]共用メモリプールが破壊された原因を調査してください。
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KFPO00104-E
Shared memory subpool damaged. location=0xaaaaaaaa (0xbbbbbbbb,0xcccccccc) (E)
共用メモリサブプールの先頭から0xaaaaaaaaのロケーションにあるメモリブロックが破壊されました。
aaaaaaaa:破壊されたメモリブロックの共用メモリサブプールの先頭からのロケーション
bbbbbbbb:破壊されたメモリブロックの先頭8バイトの内容
- cccccccc:破壊されたメモリブロックの末尾8バイトの内容
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表示できない場合は,"********"を表示します。
(S)システムを異常終了します。
(O)このメッセージで表示されたロケーション,及びメモリブロックの内容を記録し,HiRDB管理者に連絡してください。また,UNIX版の場合,コアファイルが出力されているときは,このコアファイルを保存して,保守員に連絡してください。
[対策]共用メモリサブプールが破壊された原因を調査してください。
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KFPO00105-E
Server aa....aa (process ID=bb....bb) killed by code=cc....cc (E+L)
異常が発生したためHiRDBのサーバプロセスを停止しました。
- aa....aa:異常終了したプロセスのサーバ名
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サーバ名が特定できない場合は"********"を表示します。
bb....bb:異常終了したプロセスのプロセスID
- cc....cc:アボートコード
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アボートコードについては,「アボートコード一覧」を参照してください。
(S)システムサービスの処理中にサーバプロセスを停止した場合は,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)を異常終了します。UAPの処理中にサーバプロセスを停止した場合は後処理を実行します。必要に応じてサーバプロセスを再度起動します。
- (O)次に示すディレクトリ下のファイルを保存して,HiRDB管理者に連絡してください。
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%PDDIR%\spool
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%PDDIR%\tmp\home
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[対策]出力されたアボートコードの対策に従ってください。
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KFPO00106-E
{"Malloc(aa....aa)"|"Realloc(bb....bb,aa....aa)"|"Calloc(cc....cc,aa....aa)"}failed,process ID=dd....dd, type=0xee....ee (E)
C標準関数のmalloc,realloc,又はcallocにエラーが発生したため,プロセス固有領域を確保できません。
aa....aa:HiRDBシステム内部で発行したmalloc,realloc,又はcalloc関数に指定したサイズ
bb....bb:HiRDBシステム内部で発行したrealloc関数に指定した領域のアドレス
cc....cc:HiRDBシステム内部で発行したcalloc関数に指定した配列の要素数
dd....dd:malloc,realloc,又はcalloc関数を発行したプロセスのプロセスID
ee....ee:種別コード(HiRDBシステムの各コンポーネントで設定した識別情報)
(S)システムを継続して運用できる場合は,そのまま処理を続行します。継続できない場合は,HiRDBシステムを異常終了します。
(O)このメッセージの内容を記録し,HiRDB管理者に連絡してください。UNIX版の場合,コアファイルにダンプが出力されているときは,そのダンプを保存してください。
- [対策]次のどれかの対策を実施してください。
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システムが継続して処理している場合,必要のないプロセスを停止させてください。
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pd_max_usersオペランドの値を見直してください。
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システムのスワップ領域を追加してください。
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主記憶装置を増設してください。
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KFPO00107-E
"aa....aa(bb....bb)" failed. errno=cc....cc: dd....dd (E+L)
HiRDBシステム内で発行したシステムコールに,エラーが発生しました。
aa....aa:システムコール名
bb....bb:システムコールを呼び出したモジュール,又は関数名
cc....cc:システムコールエラー時のerrno値
dd....dd:システムコールエラーの内容
- (S)障害の重要度によって,次に示すどれかの処置を取ります。
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処理を打ち切り,プロセスを異常終了させます。
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処理を打ち切り,実行中プロセスの呼び出し元へ戻します。
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そのまま処理を続行します。
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(O)システムコール名とerrno値を基に,ユーザが使用するOSのマニュアルで原因を調査してください。UNIX版の場合,コアファイルにダンプが出力されているときは,そのダンプを保存してHiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]システムコール名とerrno値を基に,ユーザが使用するOSのマニュアルで原因を調査し,UAPの修正,システム定義の変更,又はオペレーティングシステムを再度生成してください。
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主な対策方法を次に示します。
システムコール名
呼び出しモジュール
errno
エラーの内容
対策方法
open
任意
23
UNIX版の場合,ファイルのオープン数がシステムの上限を超えました。
Windows版の場合,インストールドライブの容量不足によって,共用メモリ用の作業ファイルが確保できません。
UNIX版の場合,OSのオペレーティングシステムパラメタ(カーネルパラメタ)のnfileの指定値を大きくしてください。また,不要なプロセスやウィンドウがある場合は停止してください。
Windows版の場合,インストールドライブに,共用メモリサイズ以上の空き容量を確保してください。
24
UNIX版の場合,該当するプロセスでオープンしているファイル数が多過ぎます。
Windows版の場合,インストールドライブの容量不足によって,共用メモリ用の作業ファイルが確保できません。
UNIX版の場合,HiRDBの運用コマンド,ユティリティ実行中に発生した場合,OSのオペレーティングシステムパラメタ(カーネルパラメタ)のmaxfilesの値を大きくしてください。
Windows版の場合,インストールドライブに,共用メモリサイズ以上の空き容量を確保してください。
47
AIX版の場合,書き込みできないボリュームに対して,書き込み可能モードでオープンしています。
リアルタイムSANレプリケーションを適用している場合,pdrisechkコマンドを実施し,ペア論理ボリュームグループの構成が正しいか確認してください。
logblib.c
999
Windows版の場合,HiRDBの作業ファイルが破壊されている可能性があります。
HiRDBが停止しているのを確認してから,次に示すファイルをすべて削除して回復してください。
ただし,4以降のファイルはないことがあります。
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%PDDIR%\uxpldir\spool\system\filmng.dat
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%PDDIR%\uxpldir\spool\system\flg.dat
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%PDDIR%\uxpldir\spool\system\shmmng.dat
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%PDDIR%\spool\〜pdatmode
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%PDDIR%\spool\〜pdipcid
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%PDDIR%\spool\oslmqid
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%PDDIR%\spool\oslsmid
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%PDDIR%\spool\pdprcsts
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%PDDIR%\spool\scdqid1
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%PDDIR%\spool\scdqid2
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%PDDIR%\tmp\pdommenv
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%PDDIR%\uxpldir\spool\shm下の全ファイル
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%PDDIR%\uxpldir\spool\system\semmng.dat
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%PDDIR%\uxpldir\spool\system\msgmng.dat
これらのファイルを削除した後にHiRDBを開始する場合,エクスプローラなどの他アプリケーションで%PDDIR%\tmpにアクセスしたままの状態で,HiRDBを開始しないでください。
write
uss_dump
uss_dump_h
uss_dump_d
usm_dump
usm_rmdump
usm_svdump
12
HiRDBの運用ディレクトリがあるファイルシステムが満杯状態です。
HiRDBの運用ディレクトリ下のトラブル情報を削除してください。
UNIX版の場合,トラブル情報を削除するには,OSのrmコマンドか,HiRDBのpdcspoolコマンドを使用してください。
Windows版の場合,トラブル情報を削除するには,OSのdelコマンドか,HiRDBのpdcspoolコマンドを使用してください。
任意
47
AIX版の場合,書き込みできないボリュームに対して書き込みをしています。
リアルタイムSANレプリケーションを適用している場合,pdrisechkコマンドを実施し,ペア論理ボリュームグループの構成が正しいか確認してください。
lio_listio
iosplwrt
5
AIX版の場合,ボリュームに対して書き込みできませんでした。
直後に出力されているKFPO00107-Eメッセージ(システムコール名:write,呼び出しモジュール名:iosplwrt)が示すerrnoに従って対策してください。
shmat
omminit
ommalloc
ommrmalc
12
次のどれかの原因が考えられます。
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使用できるリソース数が不足しています。共用メモリをアタッチするプロセスの空間内に連続した空き領域を確保できない場合を含みます。
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Windows版の場合,Windowsのレジストリを参照中にエラーが発生しました。
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Windows版で,共用メモリをページングファイルに割り当てている場合,HiRDBのサービスが開始されていません。
エラーの原因に応じて,次の対策をしてください。
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Windows版の場合,システム環境変数PDUXPLSHMMAXに必要なリソース数(共用メモリ使用数)の値を設定してください。共用メモリ使用数の計算式については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」の「リソース数に関連する環境変数の見積もり」を参照してください。
なお,システム環境変数PDUXPLSHMMAXの省略時仮定値は4,096です。使用できるメモリを用意できない場合は,HiRDBのシステム定義を変更(グローバルバッファ面数を縮小するなど)して,共用メモリ所要量を小さくしてください。
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pdntenvコマンドの-shmfileオペランドの指定値を確認してください。指定値がregular,page,及び空白以外の場合,Windowsのレジストリが破損している可能性があります。この場合,保守員に連絡してください。
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共用メモリをページングファイルに割り当てている場合,HiRDBのサービスが開始状態になっているか確認してください。HiRDBのサービスが停止状態の場合は,サービスを開始してください。
ommalloc
ommrmalc
22
HiRDBの共用メモリがありません(HiRDBの共用メモリを削除した可能性があります)。
UNIX版の場合,OS起動完了前にHiRDBのコマンドを入力した(/etc/localrcなどのOSの環境ファイルにHiRDBのコマンドを記述した場合も含む)ことが考えられます。
Windows版の場合,HiRDB稼働中に,%PDDIR%下の作業ファイルを削除した可能性があります。
次の対策をしてください。
UNIX版の場合:
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OS起動完了前にHiRDBのコマンドを実行した場合は,OSの起動完了を待って再度コマンドを実行してください。
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OSの環境ファイル/etc/localrcにHiRDBのコマンドを記述した場合は,OSの起動完了前に実行されるため,エラーとなります。したがって,/etc/localrcにはHiRDBのコマンドを記述しないでください。
Windows版の場合:
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OS起動完了前にHiRDBのコマンドを実行した場合は,OSの起動完了を待って再度コマンドを実行してください。
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HiRDBが異常終了していなければ,強制終了してください。その後,HiRDBのサービスを再開始してください。
上記の対策で解決しない場合は,HiRDBの共用メモリを削除した可能性があるため,保守員に連絡してください。なお,HiRDBの稼働に関係なく実行できるコマンドを実行した場合,このメッセージが出力されても無視してください。この場合,コマンドは正常に動作しているため,コマンドの実行結果を確認してください。
ommrmalc
24
呼び出し元プロセスに接続される共用メモリ数がシステムの上限値を超えました。
次のオペレーティングシステムパラメタに適切な値を設定してください。見積もり方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
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HP-UXの場合:shmseg
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Solarisの場合:shminfo_shmseg
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Linuxの場合:SHMSEG
AIXの場合はEXTSHM環境変数にONを設定してください。
shmctl
ommfixed
1
実行者がスーパユーザではありません。
$PDDIR/bin下のファイルの所有者が,不当に変更されたことが考えられます。
実行形式ファイル($PDDIR/bin下にあるpdommfixed)の所有者及び所有者の実行権限を確認してください。
所有者がroot,所有者の実行権限がs(ファイルモードが-r-sr-xr-x)でない場合,pdsetupコマンド実行後に$PDDIR/bin下のファイルの所有者が変更されています。スーパユーザでpdsetup -dコマンドを実行し,メッセージに対してyを応答した後,pdsetupコマンドで再度HiRDBの実行環境を作成する必要があります。その後,HiRDBを再度開始してください。
close
任意
47
AIX版の場合,書き込みできないボリュームに対して書き込みをしています。
リアルタイムSANレプリケーションを適用している場合,pdrisechkコマンドを実施し,ペア論理ボリュームグループの構成が正しいか確認してください。
semget
osysemg
12
Windows版の場合,セマフォ識別子に空きがありません。
HiRDBが必要とするセマフォ識別子数を見積もって,それより大きい値をシステム環境変数PDUXPLSEMMAXに設定してください。設定後,HiRDBを終了してサービスを再開始してください。
セマフォ識別子数の見積もり方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
pdi_osm_get
999
そのほかの代表的なerrnoについては,「システムコールのリターンコード」を参照してください。
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KFPO00109-E
Shared memory pool(shared memory ID aa....aa, server type=bb....bb)for HiRDB server damaged. location=0xcccccccc(0xdddddddd,0xeeeeeeee) (L)
ユーザサーバの使用する共用メモリプール(共用メモリID=aa....aa,サーバ名=bb....bb)が破壊されました。
aa....aa:破壊されたユーザサーバの使用する共用メモリプールの共用メモリ識別子
- bb....bb:サーバ名
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表示できない場合は"********"を表示します。
cccccccc:破壊されたセグメントの共用メモリプールの先頭からのロケーション
dddddddd:破壊されたセグメントの先頭8バイトの内容
- eeeeeeee:破壊されたセグメントの末尾8バイトの内容
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表示できない場合は"********"を表示します。
(S)異常終了します。
(O)このメッセージで表示されたロケーションとセグメントの内容を記録し,HiRDB管理者に連絡してください。また,UNIX版の場合,コアファイルが出力されているときは,そのコアファイルを保存してください。
- [対策]保守員に連絡してください。
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プログラムの修正,システム定義の変更,又はオペレーティングシステムを再度生成してください。
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KFPO00111-E
Insufficient memory on aa....aa, size=bb....bb (L)
メモリ不足が発生しました。
aa....aa:定義変数名
bb....bb:確保しようとしたサイズ(単位:バイト)
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡し,原因を調査してください。
[対策]保守員に連絡してください。
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KFPO00112-E
Getarea request error, size=aa....aa (L)
作業領域の不足が発生しました。
aa....aa:確保しようとしたサイズ(単位:バイト)
(S)異常終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡し,原因を調査してください。
[対策]保守員に連絡してください。
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KFPO00113-E
"shmget(manager)" failed. size=aa....aa, errno=bbb (L)
ユニットコントローラ用共用メモリを取得するために発行したshmgetシステムコールがエラーとなりました。
aa....aa:取得しようとした共用メモリのサイズ(単位:バイト)
bbb:shmgetシステムコールのerrno値
(S)異常終了します。
(O)「システムコールのリターンコード」のshmgetの箇所を参照して,対策してください。
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KFPO00114-E
"shmget(aa....aa)" failed. size=bb....bb, errno=ccc (L)
サーバaa....aaが使用する共用メモリの取得時,shmgetシステムコールでエラーが発生しました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:取得しようとした共用メモリのサイズ(単位:バイト)
ccc:shmgetシステムコールのerrno値
(S)処理を終了します。
- (O)shmgetシステムコールのerrno値によって,処置してください。
-
errno
要因
管理者の処置
12
共用メモリのサイズに相当するメモリがOSにありません。
共用メモリを使用している同一マシン上のほかの制御文を停止し,エラーの発生したサーバを再度開始してください。又は,HiRDBシステムを停止し,OSの実メモリを増やしてください。
22
共用メモリのサイズがOSの上限値を超えました。
HiRDBシステムを停止し,同一ユニット内に定義するサーバの数を減らしてください。又は,OSの共用メモリのセグメント最大サイズを増やしてカーネルを再度作成してください。
28
共用メモリ識別子の数がOSの上限値を超えました。
共用メモリを使用している同一マシン上のほかの制御文を停止し,エラーの発生したサーバを再度開始してください。又は,HiRDBシステムを停止し,OSの共用メモリ面数を減らすか,若しくは共用メモリ識別子の最大数を増やしてカーネルを再度作成してください。
上記以外
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保守員に連絡してください。
- (凡例)
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−:該当しません。
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KFPO00115-W
Server aa....aa (process ID=bb....bb) killed by code=cc....cc (E+L)
異常が発生したためプロセスを強制的に停止しました。トランザクションキャンセルの延長でプロセスを強制停止した場合,このメッセージが出力されます。
- aa....aa:異常終了したプロセスのサーバ名
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サーバ名が特定できない場合は"********"を表示します。
bb....bb:異常終了したプロセスのプロセスID
- cc....cc:アボートコード
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アボートコードについては,「アボートコード一覧」を参照してください。
(S)必要に応じてユーザサーバプロセスを再度起動します。このとき,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)は異常終了しません。
(O)pd_cancel_dumpオペランドにputを指定している場合は,障害情報が出力されます。障害情報が必要ない場合は削除してください。
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KFPO00117-I
Unable to reuse shared memory, shared memory is reallocated. aa....aa, shm-id=bb....bb, reason=cc....cc (L)
cc....ccに示す理由によって,共用メモリの再利用ができません。共用メモリを再度確保します。
- aa....aa:共用メモリ種別
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MANAGER:ユニットコントローラ用共用メモリ
bb....bb:再利用対象の共用メモリ識別子
- cc....cc:再利用できない理由
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- size unmatch(dd....dd to ee....ee):
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取得しようとした共用メモリのサイズと前回稼働時の共用メモリサイズが異なります。
dd....dd:前回稼働時の共用メモリのサイズ(単位:バイト)
ee....ee:取得しようとした共用メモリのサイズ(単位:バイト)
- not owned by HiRDB:
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bb....bbに示す共用メモリはHiRDBが確保した共用ではありません。
- not owned by this UNIT:
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bb....bbに示す共用メモリはこのユニットで確保した共用メモリではありません。
- not reusable memory:
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前回稼働時,共用メモリ再利用機能を適用していません。
- no reusable memory:
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再利用できる共用メモリがありません。
(S)処理を続行します。
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KFPO00118-I
Deallocate shared memory. aa....aa=bb....bb (L)
bb....bbに示すサーバ又はユニットで確保した,グローバルバッファ用共用メモリ及びインメモリデータ処理用共用メモリを解放します。
- aa....aa:影響分散スタンバイレス型系切り替え環境:unit
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上記以外の環境:server
- bb....bb:影響分散スタンバイレス型系切り替え環境:ユニット識別子
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上記以外の環境:サーバ名
(S)処理を続行します。