2.3　KFPCメッセージ

• KFPC00101-I

  Setup for aa....aa complete　　（Ｌ＋Ｓ）

  HiRDBの環境設定をしました。

  aa....aa：環境設定をした機能名称

  DatHardCompress：DATアクセス時のハードウェア圧縮機能

  RshPortName：リモートコマンド用サービスポート名称

  ServiceComplete：HiRDBサービスの起動完了時期

  ShmFile：共用メモリの割り当て先の変更

  ShutdownMode：OSシャットダウン時のHiRDBの動作指定機能

  CharacterCode：文字コード種別指定機能

  RshOnline：リモート系コマンド使用指定機能

  SetResource：リソース数又はリソース容量設定機能

  DelResource：リソース数削除機能

  ServiceWaitTime：サービス開始時間遅延機能

  FileSecurity：ファイルセキュリティ強化機能の設定変更

  SetupAcl：HiRDB運用ディレクトリのアクセス権限設定

  SetupAcl(TMP)：%PDDIR%\tmpのアクセス権限設定

  ServiceAccount：HiRDBサービスのログインアカウント変更

  SetupPrivilege：アカウントへの権限付与

  DefaultOption：オペランド省略時動作の設定変更

  SetupAcl(SEVMSG)：%PDDIR%\BIN\PDSEVMSG.DLLのアクセス権限設定

  (Ｓ)処理を終了します。

• KFPC00102-E

  Invalid option specified with this command　　（Ｌ＋Ｓ）

  該当するコマンドでは指定できないオプションを指定しています。又は，オプションの引数が正しく指定されていません。

  (Ｓ)処理を終了します。

  [対策]正しいオプション又は引数を指定して，再度コマンドを実行してください。

• KFPC00103-I

  Usage: pdntenv [{-hc {on|off} | -pn service_port_name | -a | -sc {auto|manual} | -c {sjis|lang-c|utf-8|utf-8_ivs|chinese|chinese-gb18030} | -ro {on|off} | -shmfile {regular|page} | -os | -sr {resource_name value [resource_name value]... | resource_name [resource_name]... -d} | -wd [process_name] | -sw service_wait_time | -v {recom|v0904}}]　　（Ｌ＋Ｓ）

  pdntenvコマンドのオプションの指定形式が誤っています。

  (Ｓ)処理を終了します。

  [対策]正しいオプションを指定して，再度コマンドを実行してください。

• KFPC00104-E

  Pdntenv error occurred,reason=aa....aa,value=bb....bb　　（Ｌ＋Ｓ）

  pdntenvコマンドでエラーが発生しました。

  aa....aa：理由コード

  REGKEY_GET_FAILED：レジストリ情報の取得に失敗しました。

  REGKEY_SET_FAILED：レジストリ情報の設定に失敗しました。

  REGKEY_DEL_FAILED：レジストリ情報の削除に失敗しました。

  OPTION_ERROR：指定できないオプションを指定しています。

  SERVICE_ONLINE：HiRDBのサービスが稼働中です。

  SERVICE_GET_FAILED：サービス状態の取得に失敗しました。

  SERVICE_CHG_FAILED：サービス状態の変更に失敗しました。

  PDDIR_NOT_FOUND：環境変数%PDDIR%の取得に失敗しました。

  FILE_COPY_FAILED：ライブラリのコピーに失敗しました。

  OS_GET_FAILED：OS情報の取得に失敗しました。

  SYSDEF_COPY_FAILED：システム定義省略時ファイルの切り替えに失敗しました。

  bb....bb：詳細情報

  (Ｓ)処理を終了します。

  [対策]

  〈理由コードがREGKEY_GET_FAILED又はREGKEY_SET_FAILEDの場合〉

  HiRDBがレジストリに登録されているか，又はレジストリ操作上の問題がないかを調査し，障害を取り除いた後再度実行してください。

  〈理由コードがOPTION_ERRORの場合〉

  HiRDB/パラレルサーバで指定できるオプションかどうかを確認してください。

  〈理由コードがSERVICE_ONLINEの場合〉

  HiRDB/シングルサーバ又はHiRDB/パラレルサーバのサービスを停止した後，再度実行してください。

  〈理由コードがSERVICE_GET_FAILED又はSERVICE_CHG_FAILEDの場合〉

  HiRDB/シングルサーバ又はHiRDB/パラレルサーバのサービス状態が，開始処理中又は停止処理中の場合は，処理が完了した後に再度実行してください。

  〈理由コードがREGKEY_DEL_FAILEDの場合〉

  コマンドを実行したユーザが，Administratorsグループに所属している，かつ管理者権限で実行していることを確認してください。

  〈理由コードが上記以外の場合，又は上記の処置で対処できない場合〉

  保守員に連絡してください。

• KFPC00105-I

  There is no dump information　　（Ｓ）

  表示するWindowsのダンプ出力に関する情報がありません。

  (Ｓ)処理を終了します。

• KFPC00106-I

  Usage: pdsetacl { -f on -u hirdb_admin -g hirdb_group [target_path ...]

  | -f off [-u hirdb_admin]

  | target_path ...

  | -c } 　　（Ｌ＋Ｓ）

  pdsetaclコマンドのオプションの指定形式に誤りがあります。

  (Ｓ)処理を終了します。

  [対策]正しいオプションを指定して，再度コマンドを実行してください。

• KFPC00107-E

  Pdsetacl error occurred, reason=aa....aa, func=bb....bb, code=cc....cc　　（Ｌ＋Ｓ）

  pdsetaclコマンドでエラーが発生しました。

  aa....aa：理由コード

  REGKEY_GET_FAILED：レジストリ情報の取得に失敗しました。

  REGKEY_SET_FAILED：レジストリ情報の設定に失敗しました。

  SERVICE_ONLINE：サービスが開始状態です。

  SERVICE_CHANGE_FAILED：サービスのログオンアカウント変更に失敗しました。

  PDDIR_NOT_FOUND：PDDIR環境変数の取得に失敗しました。

  NOT_ALLOWED：pdsetaclの実行権限がありません。

  INVALID_USER：HiRDB管理者のユーザ名又はパスワードに誤りがあります。又は，登録済みのHiRDB管理者ユーザが無効です。

  INVALID_GROUP：HiRDBグループ名に誤りがあります。又は，登録済みのHiRDBグループが無効です。

  SETUP_ACL_FAILED：HiRDB運用ディレクトリの権限変更に失敗しました。

  SETUP_PRIVILEGE_FAILED：必要な権限の付与に失敗しました。

  SYSCONF_GET_FAILED：システム定義の取得に失敗しました。

  NO_MEMORY：メモリ不足が発生しました。

  NOT_ADMINISTRATORS：HiRDB管理者ユーザがOS管理者グループに属していません。

  UNABLE_TO_EXECUTE：ファイルセキュリティ強化機能を使用していないため，指定されたオプションではpdsetaclを実行できません。

  bb....bb：詳細情報1

  cc....cc：詳細情報2

  (Ｓ)処理を終了します。

  [対策]

  〈理由コードがREGKEY_GET_FAILED,REGKEY_SET_FAILEDの場合〉

  pdsetacl実行ユーザに，レジストリへのアクセス権限があるか確認してください。権限が与えられていない場合は，権限を与えた後に再度実行してください。

  権限があるのにこのエラーになる場合は，保守員に連絡してください。

  〈理由コードがSERVICE_ONLINEの場合〉

  "HiRDB/SingleServer"又は"HiRDB/ParallelServer"のサービスを停止後，再度実行してください。

  〈理由コードがSERVICE_CHANGE_FAILEDの場合〉

  "HiRDB/SingleServer"又は"HiRDB/ParallelServer"のサービスの状態が，開始処理中又は，停止処理中の場合，該当サービスの停止を確認した後，再度実行してください。

  〈理由コードがPDDIR_NOT_FOUNDの場合〉

  pdsetaclがHiRDBコマンドプロンプト上で実行されているか確認してください。pdsetaclをHiRDBコマンドプロンプト上で実行していない場合は，pdsetaclをHiRDBコマンドプロンプトで再実行してください。

  〈理由コードがNOT_ALLOWEDの場合〉

  pdsetaclを実行可能なユーザで再度実行してください。pdsetaclをHiRDBコマンドプロンプトで実行していない場合は，HiRDBコマンドプロンプト上で実行してください。

  〈理由コードがINVALID_USER, INVALID_GROUPの場合〉

  -fオプションを指定して実行した場合，正しいユーザ名，グループ名を指定して再度実行し，正しいパスワードを入力してください。

  -fオプションを省略して実行した場合，-fオプション，-uオプション，及び-gオプションを指定して，再度pdsetaclを実行してください。

  〈理由コードがSETUP_ACL_FAILEDの場合〉

  pdsetacl実行ユーザに次の権限が与えられているか確認してください。

  • HiRDB運用ディレクトリに対する「アクセス許可の変更」権限

  • HiRDB運用ディレクトリまでの各ディレクトリに対する「フォルダのスキャン／ファイルの実行」「フォルダの一覧／データの読み取り」権限

  これらの権限が与えられていない場合，権限を与えた後再度実行してください。

  権限があるのにこのエラーとなる場合は，保守員に連絡してください。

  〈理由コードがNO_MEMORYの場合〉

  不要なプロセスを終了させ，詳細情報2に表示されたバイト数の連続領域を確保できるだけの空きメモリを確保した後，pdsetaclを再度実行してください。

  〈理由コードがNOT_ADMINISTRATORSの場合〉

  -uオプションにOS管理者グループ（Administratorsグループ）に属するユーザを指定して，再度pdsetaclを実行してください。

  〈理由コードがUNABLE_TO_EXECUTEの場合〉

  -f onオプション（ファイルセキュリティ強化機能を使用する）を指定して再度pdsetaclを実行してください。

  上記で対処できない場合は，保守員に連絡してください。

• KFPC00108-I

  Change of ACL end, code=a, bbbb=cc....cc　　（Ｌ＋Ｓ）

  cc....ccのアクセス権限の変更が終了しました。

  aa....aa：処理コード

  0：cc....cc，及びcc....cc内のすべてのファイル，サブディレクトリのアクセス権限変更が完了しました。

  4：cc....cc内の一部のファイル，ディレクトリのアクセス権限変更に失敗しました。

  8：cc....ccのアクセス権限変更に失敗しました。

  bbbb：変更対象種別

  dir：ディレクトリ

  file：ファイル

  cc....cc：権限変更が完了した対象の絶対パス

  (Ｓ)処理を続行します。

  [対策]

  処理コードが0以外の場合，このメッセージより前に出力されているメッセージに従って対処してください。

• KFPC00109-E

  Change of ACL failed, aaaa=bb....bb, func=cc....cc, code=dd....dd　　（Ｌ＋Ｓ）

  bb....bbのアクセス権限の変更に失敗しました。

  aaaa：変更対象種別

  dir：ディレクトリ

  file：ファイル

  bb....bb：エラーが発生した変更対象の絶対パス

  cc....cc：詳細情報1

  dd....dd：詳細情報2

  (Ｓ)処理を続行します。

  [対策]

  bb....bbで出力したパスについて，次の表のエラー要因のどれかに該当するか確認してください。

  項番	エラー要因	対処方法
  1	bb....bb内のサブディレクトリ，ファイルの絶対パスが259バイトを超えている。	パスが259バイト以内となるよう，ディレクトリ，ファイルの名称を見直してください。
  2	bb....bb又はbb....bbの上位ディレクトリが，循環シンボリックリンクとなっている （シンボリックリンクが自身の上位ディレクトリを指している）。	循環しているシンボリックリンクを削除してください。
  3	次のパスのアクセス権限について，pdsetacl実行ユーザに対するフルコントロールが許可されていない，又はアクセスが拒否されているものがある。 bb....bb HiRDB運用ディレクトリ 1，及び2の上位ディレクトリ	該当するパスのアクセス権限に対し，フルコントロールの許可，又は拒否の削除を行ってください。

  この表のどれかのエラー要因に該当した場合は，対処方法で示した対処を行った後，pdsetaclを同じオプションを指定して再度実行してください。

  表のどのエラー要因にも該当しないにも関わらずエラーとなる場合は，保守員に連絡してください。

• KFPC00110-W

  Change of ACL skipped, path=aa....aa, reason=bb....bb, func=cc....cc, code=dd....dd　　（Ｌ＋Ｓ）

  aa....aaのアクセス権限の変更をbb....bbに示す理由によってスキップしました。

  aa....aa：エラーが発生した変更対象の絶対パス，又は取得できなかった定義オペランド名

  bb....bb：理由コード

  PATH_NOT_FOUND：指定されたパスが存在しません。

  INVALID_PATH：指定されたパスはACLによるアクセス権限設定をサポートしていません。

  SYSCONF_GET_FAILED：システム定義が取得できません。

  cc....cc：詳細情報1

  dd....dd：詳細情報2

  (Ｓ)処理を続行します。

  [対策]

  〈理由コードがPATH_NOT_FOUNDの場合〉

  存在するパスを指定して再度実行してください。

  パスが存在するのにこのエラーになる場合は，指定パスを構成する各ディレクトリのアクセス権限を確認し，pdsetacl実行ユーザに対し次の権限が与えられているかを確認してください。

  • フォルダのスキャン／ファイルの実行

  • フォルダの一覧／データの読み取り

  これらの権限が与えられていない場合，権限を与えた後再度実行してください。

  権限があるのにこのエラーになる場合は，保守員に連絡してください。

  〈理由コードがINVALID_PATHの場合〉

  FAT以外のファイルシステム上のパスを指定してください。

  〈理由コードがSYSCONF_GET_FAILEDの場合〉

  システム定義が未作成の場合，システム定義を作成した後で，-cオプションを指定して再度実行してください。システム定義が作成済みの場合，直前に出力されたKFPU00242-Eメッセージに従ってエラー要因を取り除いた後，-cオプションを指定して再度実行してください。

• KFPC00111-I

  Change of ACL skipped, path=aa....aa, reason=bb....bb　　（Ｌ＋Ｓ）

  aa....aaのアクセス権限の変更をbb....bbに示す理由によってスキップしました。

  aa....aa：スキップした変更対象の絶対パス，又は定義オペランド名

  bb....bb：理由コード

  PDDIR：HiRDB運用ディレクトリ又はそのサブディレクトリ，ファイルを指定しています。

  (Ｓ)処理を続行します。

  [対策]

  〈定義オペランド名がpd_tmp_directoryの場合〉

  pd_tmp_directoryオペランドに，HiRDB運用ディレクトリ下のディレクトリ以外を指定することを推奨します。pd_tmp_directoryオペランドに指定できるディレクトリの詳細については，マニュアル「HiRDB Version 9 システム定義」の「ワークファイル出力先ディレクトリの変更」を参照してください。

• KFPC00201-E

  Invalid environment,valiable=aa....aa　　(Ｓ)

  環境変数の値が不正です。

  aa....aa：不正な環境設定名

  PDDIR：環境変数PDDIRが設定されていません。

  PDUXPLDIR：環境変数PDUXPLDIRが設定されていません。又は環境変数PDDIRとPDUXPLDIRの値が統一されていません。

  (Ｓ)処理を終了します。

  [対策]環境変数に正しい値を設定して，再度実行してください。環境変数PDUXPLDIRは%PDDIR%\UXPLDIRである必要があります。統一されていない場合は修正してください。

• KFPC00202-W

  Invalid PDUXPLDIR environment variable, changed to continue　　(Ｓ)

  環境変数PDUXPLDIRの値が%PDDIR%¥UXPLDIRではないため，%PDDIR%¥UXPLDIRに変更して処理を続行します。

  (Ｓ)処理を続行します。

  (Ｏ)環境変数PDUXPLDIRに%PDDIR%¥UXPLDIRを設定してください。

• KFPC00301-E

  Error occurred in HiRDB service.reason code=aa....aa-bb....bb　　(Ｌ)

  HiRDBのサービスの処理でエラーが発生しました。

  aa....aa：エラー情報

  ACCESS：インストール時に作成したファイルやレジストリ情報にアクセスできません。

  DUPLICATE：サービスポート番号が既に使用されています。

  NOT_FOUND：連絡用ポートのサービス名，又はサービスポート番号がSERVICESファイルに設定されていません。

  SHARED：共用メモリの確保処理でエラーが発生しました。

  番号：そのほかのエラーが発生しました。

  bb....bb：内部情報

  (Ｓ)異常終了します。

  (Ｏ)HiRDB管理者に連絡してください。

  [対策]

  ACCESSの場合：

  サービスを開始するユーザにAdministrators権限があることを確認してください。また，Administrators権限があるにも関わらずこのエラーになる場合，レジストリが破損しているおそれがあるため，HiRDBを再インストールしてください。このエラー情報が出力される場合，連絡用ポートのサービス名称が表示されません。

  DUPLICATEの場合：

  ほかのプログラムが使用中の可能性があるので，サービスポートの番号の設定を見直してください。

  NOT_FOUNDの場合：

  HiRDBシステムで同一のサービス名，単一サーバで一意な連絡用ポートのサービス名，及びサービスポート番号をSERVICESファイルに設定してください。

  SHARED，及び番号の場合：

  保守員に連絡してください。

• KFPC00405-I

  aa....aa terminated　　（Ｓ）

  aa....aaコマンドが正常終了しました。

  aa....aa：Windowsファイアウォールの例外リスト操作コマンド名

  pdsetfw.bat：Windowsファイアウォールの例外リスト登録

  pddelfw.bat：Windowsファイアウォールの例外リスト削除

  (Ｓ)処理を終了します。

• KFPC00406-E

  Error occurred in aa....aa, reason=bb　　（Ｓ）

  aa....aaコマンドが異常終了しました。詳細コードはbbです。

  aa....aa：Windowsファイアウォールの例外リスト操作コマンド名

  pdsetfw.bat：Windowsファイアウォールの例外リスト登録

  pddelfw.bat：Windowsファイアウォールの例外リスト削除

  bb：詳細コード

  1：保守員連絡

  2：メモリ不足

  3：実行権限不正

  8：コマンドライン不正

  9：OSの環境不正

  10〜13：HiRDBの環境不正

  (Ｓ)処理を終了します。

  [対策]

  〈bbが1の場合〉

  保守員に連絡してください。

  〈bbが2の場合〉

  メモリ不足を解消して，再実行してください。

  〈bbが3の場合〉

  実行者の権限を確認してください。

  実行者の権限が正しい場合は，保守員に連絡してください。

  〈bbが8の場合〉

  コマンドラインを見直して，再実行してください。

  〈bbが9の場合〉

  次のどちらかのサービスを開始してください。

  • Windows Firewall/Internet Connection Sharing (ICS) サービス

  • Windows Firewallサービス

  サービス開始後，再実行してください。

  サービスが開始されている場合は，保守員に連絡してください。

  〈bbが10〜12の場合〉

  HiRDBを再インストールしてください。

  〈bbが13の場合〉

  OSに登録した環境変数PDDIRにHiRDB運用ディレクトリを設定してください。

  設定後，再実行してください。

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