KFPV40000-E
Memory is insufficient,XDS server name = aa....aa,function name = bb....bb,size of the insufficient memory = cc....cc (E+L)
- プロセス固有メモリ不足が発生しました。
bb....bbがLOGMONITORの場合,メモリDB回復機能のメモリDBダンプファイルへの追い付き反映を終了します。
bb....bbがXDSSTARTの場合,XDS開始処理を終了します。
- aa....aa:XDSサーバ名
- bb....bb:XDSの処理
- LOGMONITOR:メモリDB回復機能のメモリDBダンプファイルへの追い付き反映処理
- XDSSTART:XDSの開始処理
- cc....cc:確保しようとしたメモリサイズ(単位:バイト)
- 表示できない場合は,********を表示します。
- (S)処理を終了します。
- [対策]次に示す方法で,使用するメモリに余裕を持たせてください。
- 同時実行しているプロセスを減らしてください。
- スワップ領域を増やしてください。
- 実メモリを増やしてください。
- bb....bbがLOGMONITORの場合,速やかに上記の対策をしてください。対策できない場合は,XDSを終了してください。
- bb....bbがXDSSTARTの場合,上記対策後にpdxdsstartコマンドを再実行してください。
KFPV40001-E
An attempt to lock MEMORY DB DUMPFILE has failed,XDS server name = aa....aa,function name = bb....bb,code = cc....cc(dd....dd) (E+L)
- メモリDBダンプファイルのロックに失敗しました。
bb....bbがLOGMONITORの場合,メモリDB回復機能のメモリDBダンプファイルへの追い付き反映を終了します。
bb....bbがXDSSTARTの場合,XDS開始処理を終了します。
- aa....aa:XDSサーバ名
- bb....bb:XDSの処理
- LOGMONITOR:メモリDB回復機能のメモリDBダンプファイルへの追い付き反映処理
- XDSSTART:XDSの開始処理
- cc....cc:エラーコード
- NOSEGMENT:OSのロックセグメントが不足しました。
- INUSE:ほかのプロセスによってロックされています。
- SIGNAL:シグナル割り込みが発生しました。
- dd....dd:システムコールfcntlのerrno値
- (S)処理を終了します。
- [対策]次の対策をしてください。
- bb....bbがLOGMONITORの場合:
- 実メモリが不足しています。次に示す方法で,使用するメモリに余裕を持たせてください。
- スワップ領域を増やしてください。
- 実メモリを増やしてください。
- bb....bbがXDSSTARTの場合:
- エラーコードがNOSEGMENTのとき
実メモリが不足しています。次に示す方法で,使用するメモリに余裕を持たせてから,pdxdsstartコマンドを再実行してください。
・スワップ領域を増やしてください。
・実メモリを増やしてください。
- エラーコードがINUSEのとき
マスタディレクトリ用メモリDBダンプファイルが使用中です。
・pdulogref又はpdvdbexportコマンドを実行している場合
pdulogref及びpdvdbexportコマンドを終了してから,pdxdsstartコマンドを再実行してください。
・上記以外の場合
メモリDBダンプファイルへの追い付き反映が終了していません。OSのpsコマンドで,pdulogrefプロセスのプロセスIDを確認してください。メモリDBダンプファイルへの追い付き反映が終了するのを待つか,又はpdulogrefプロセスをkillした後に,pdxdsstartコマンドを再実行してください。
- エラーコードがSIGNALのとき
マスタディレクトリ用のメモリDBダンプファイルをファイル領域ロックする際に,シグナル割り込みが発生しました。pdxdsstartコマンドを再実行してください。
KFPV40002-E
MEMORY DB DUMPFILE operation aa....aa has failed,XDS server name = bb....bb,function name = cc....cc,code = dd....dd(ee....ee),file path = ff....ff (E+L)
- メモリDBダンプファイルアクセスでエラーが発生しました。
bb....bbがLOGMONITORの場合,メモリDB回復機能のメモリDBダンプファイルへの追い付き反映処理を終了します。bb....bbがXDSSTARTの場合,XDS開始処理を終了します。
- aa....aa:ファイルの操作(システムコール名)
- OPEN:メモリDBダンプファイルのオープン
- READ:メモリDBダンプファイルからの読み込み
- WRITE:メモリDBダンプファイルへの書き込み
- STAT:メモリDBダンプファイル情報取得
- UNLINK:メモリDBダンプファイルの削除
- TRUNCATE:メモリDBダンプファイルのサイズ変更
- bb....bb:XDSサーバ名
- cc....cc:XDSの処理
- LOGMONITOR:メモリDB回復機能のメモリDBダンプファイルへの追い付き反映処理
- XDSSTART:XDSの開始処理
- dd....dd:エラーコード
- NOFILE:メモリDBダンプファイルがありません。
- DIRECTORY:ff....ffで示すパスがディレクトリです。
- NOPERMISSION:メモリDBダンプファイルのアクセス権がありません。
- OPENOVER:プロセスがオープンできるファイル数の上限を超えました。
- TABLEOVER:システムでオープンできるファイル数の上限を超えました。
- SIGNAL:メモリDBダンプファイルにシグナル割り込みが発生しました。
- NOSPACE:メモリDBダンプファイルを格納するディレクトリのディスク容量が不足しました。
- IOERROR:メモリDBダンプファイルにディスク障害が発生しました。
- ee....ee:システムコールエラーのerrno値
- ff....ff:エラーが発生したメモリDBダンプファイル名(絶対パス)
- メモリDBダンプファイルの名称規則については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」のXDSデータベース定義のpdmemdumpオペランドの説明を参照してください。
- (S)処理を終了します。
- [対策]次の表に示す対策をしてください。
| XDSの処理 |
エラーコード |
管理者の処置 |
| LOGMONITOR |
NOFILE |
マスタディレクトリ用メモリDBダンプファイルを削除していないかどうか運用を見直してください。マスタディレクトリ用メモリDBダンプファイルを削除している場合,XDSを早急に終了してください。 |
| DIRECTORY |
メモリDBダンプファイルの運用が正しいか見直してください。 |
| NOPERMISSION |
OSのchmodコマンドで,HiRDB管理者にメモリDBダンプファイルの読み込み権限と書き込み権限を与えてください。 |
| OPENOVER |
AIXの場合:
OSのオペレーティングシステムパラメタnofiles_hardの指定値に1100以上か,-1(unlimit)を指定してください。 |
Linuxの場合:
OSのオペレーティングシステムパラメタhard nofileの指定値に1100以上か,-1(unlimit)を指定してください。 |
| TABLEOVER |
AIXの場合:
OSのオペレーティングシステムパラメタnofiles_hardの指定値に1100以上か,-1(unlimit)を指定してください。 |
Linuxの場合:
OSのオペレーティングシステムパラメタfs.file-maxの指定値に1100以上か,-1(unlimit)を指定してください。 |
| IOERROR |
XDSを速やかに終了し,ディスク障害を取り除いた後,XDSを開始してください。開始するとメモリDBダンプファイルが再作成されます。 |
| XDSSTART |
DIRECTORY |
pdmemdump -dオペランドに指定するディレクトリ名が正しいか見直してください。正しい場合は,メモリDBダンプファイルの運用を見直してください。
上記を見直した後,pdxdsstartコマンドを再実行してください。 |
| NOPERMISSION |
OSのchmodコマンドで,HiRDB管理者にメモリDBダンプファイルの読み込み権限と書き込み権限を与えてください。その後,pdxdsstartコマンドを再実行してください。 |
| OPENOVER |
AIXの場合:
OSのオペレーティングシステムパラメタnofiles_hardの指定値に1100以上か,-1(unlimit)を指定してください。その後,pdxdsstartコマンドを再実行してください。 |
Linuxの場合:
OSのオペレーティングシステムパラメタhard nofileの指定値に1100以上か,-1(unlimit)を指定してください。その後,pdxdsstartコマンドを再実行してください。 |
| TABLEOVER |
AIXの場合:
OSのオペレーティングシステムパラメタnofiles_hardの指定値に1100以上か,-1(unlimit)を指定してください。その後,pdxdsstartコマンドを再実行してください。 |
Linuxの場合:
OSのオペレーティングシステムパラメタfs.file-maxの指定値に1100以上か,-1(unlimit)を指定してください。その後,pdxdsstartコマンドを再実行してください。 |
| SIGNAL |
pdxdsstartコマンドを再実行してください。 |
| NOSPACE |
次のどちらかの処置を行ってください。
- 論理ボリュームを拡張する。
- XDSを終了し,必要なディスクを割り当てる。
上記処置を行った後,pdxdsstartコマンドを再実行してください。 |
| IOERROR |
ディスク障害を取り除いた後,pdxdsstartコマンドを再実行してください。 |
KFPV40003-E
Invalid "pdmemdump" statement due to aa....aa, option = bb, number = cc....cc (E)
- XDSデータベース定義のpdmemdumpオペランドの指定に不正を検出しました。
- aa....aa:エラーの要因
- no option:必須オプションの指定がありません。
- no argument:フラグ引数がありません。
- invalid argument:フラグ引数が不正です。
- duplicate DBAREA:DBエリア名が重複しています。
- reserved name:システムで予約されたDBエリア名(EDMST, EDDIC)を指定しています。
- over definition:pdmemdumpオペランドに重複するDBエリア名を指定しているか,誤ったDBエリア名を指定しているため,上限(1,014)を超えています。
- no default path:-rオプションを指定していない定義がありません。
- duplicate default path:-rオプションを指定していない定義が複数あります。
- bb:オプション名
- aa....aaが次に示すエラーの要因の場合は**を表示します。
- over definition
- no default path
- duplicate default path
- cc....cc:エラーを検出したオペランドがXDSデータベース定義の何行目に定義されていたかを示します。
- aa....aaが次に示すエラーの要因の場合は0を表示します。
- over definition
- no default path
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーの要因に従ってXDSデータベース定義のpdmemdumpオペランドを修正し,pdxdsstartコマンドを再実行してください。
| エラーの要因(aa....aa) |
対策 |
| no option |
bbのオプションを指定してください。 |
| no argument |
bbのオプションのフラグ引数を指定してください。 |
| invalid argument |
bbのオプションのフラグ引数を正しい形式で記述してください。 |
| duplicate DBAREA |
pdmemdumpオペランドに指定するDBエリア名を重複しないように修正してください。 |
| reserved name |
bbのオプションのフラグ引数からEDMST又はEDDICを削除してください。 |
| over definition |
XDSデータベース定義内のすべてのpdmemdumpオペランドを見直し,正しく指定するように修正してください。 |
| no default path |
-rオプションを指定しないpdmemdumpオペランドを一つ指定してください。 |
| duplicate default path |
-rオプションを指定しないpdmemdumpオペランドが一つになるように修正してください。 |
KFPV40004-E
Specified "pdmemdump" directory access error, code = aa....aa(bb....bb),directory path = cc....cc (E)
- XDSデータベース定義のpdmemdumpオペランドに指定したディレクトリにアクセスできません。
- aa....aa:エラーコード
- NOPERMISSION:アクセス権がありません。
- NOMEMORY:メモリ不足です。
- NODIR:ディレクトリの指定に誤りがあります。
- NOTDIR:ディレクトリではありません。
- bb....bb:statシステムコールでエラーが発生した場合のerrno値です。
- システムコールエラー以外の場合は*****を表示します。
- cc....cc:pdmemdumpオペランドの-dオプションに指定した"メモリDBダンプファイル格納先ディレクトリ"です。
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーの要因に従ってXDSデータベース定義のpdmemdumpオペランドを修正,又はcc....ccのディレクトリの設定を変更して,pdxdsstartコマンドを再実行してください。
| エラーコード(aa....aa) |
対策 |
| NOPERMISSION |
次に示すどちらかの対策を行ってください。
- pdmemdumpオペランドの-dオプションに,読み込み権限,書き込み権限,及び実行権限があるディレクトリを指定してください。
- cc....ccのディレクトリに,読み込み権限,書き込み権限,及び実行権限を設定してください。
|
| NOMEMORY |
スワップ領域が足りない場合は,拡張してください。拡張できない場合は,不要なプロセスを停止してください。一部のプロセスが大量のメモリを消費している場合は,該当するプロセスをいったん停止できないか検討してください。 |
| NODIR |
次に示すどれかの対策を行ってください。
- pdmemdumpオペランドの-dオプションに存在するディレクトリを指定してください。
- cc....ccのディレクトリを作成してください。
- 囲み文字を使用する場合は,「"(ダブルクォーテーション)」を使用してください。
|
| NOTDIR |
次に示すどちらかの対策を行ってください。
- pdmemdumpオペランドの-dオプションにディレクトリを指定してください。
- cc....ccのディレクトリを作成してください。
|
KFPV40005-E
An internal contradiction was detected,XDS server name = aa....aa,function name = bb....bb,Information = cc....cc (E+L)
- メモリDBダンプファイルでエラーが発生しました。
- aa....aa:XDSサーバ名
- bb....bb:XDSの処理
- LOGMONITOR:メモリDB回復機能のメモリDBダンプファイルへの追い付き反映処理
- XDSSTART:XDSの開始処理
- cc....cc:エラー検知情報
- 次の情報が含まれる場合は,システムコールエラーが原因です。
- {os | opt | eei_osl}=システムコール名
- errno=errnoの値
- {file | filename}=メモリDBダンプファイルの絶対パス名
- (S)異常終了します。
- [対策]次の対策をしてください。
- bb....bbがLOGMONITORの場合:
- 次に示す手順で対処してください。
- XDSをすぐに終了してください。XDSが稼働し続けると,更新ログファイルを格納する領域がなくなり,XDSが異常終了します。
- cc....ccにシステムコールエラーの情報が表示されている場合は,「4.3 システムコールのリターンコード」を参照して,システムコールのerrnoの値に示す対策を行ってください。
cc....ccにシステムコールエラーの情報が表示されていない場合や,システムコールのerrnoの値に示す対策で解決できなかった場合は,メモリDBダンプファイルを退避し,保守員に連絡してください。
- bb....bbがXDSSTARTの場合:
- cc....ccにシステムコールエラーの情報が表示されている場合は,「4.3 システムコールのリターンコード」を参照して,システムコールのerrnoの値に示す対策を行ってください。
- cc....ccにシステムコールエラーの情報が表示されていない場合や,システムコールのerrnoの値に示す対策で解決できなかった場合は,メモリDBダンプファイルを退避し,保守員に連絡してください。
KFPV40006-W
An attempt to lock MEMORY DB DUMPFILE has failed,XDS server name = aa....aa,function name = bb....bb,code = cc....cc(dd....dd),file path = ee....ee (E+L)
- マスタディレクトリ用メモリDBダンプファイルをファイル領域ロックする際に,シグナル割り込みが発生しました。メモリDB回復機能のメモリDBダンプファイルへの追い付き反映処理を終了します。
- aa....aa:XDSサーバ名
- bb....bb:XDSの処理
- LOGMONITOR:メモリDB回復機能のメモリDBダンプファイルへの追い付き反映処理
- cc....cc:エラーコード
- SIGNAL:シグナル割り込みが発生しました。
- dd....dd:システムコールfcntlのerrno値
- ee....ee:マスタディレクトリ用メモリDBダンプファイル名(絶対パス)
- メモリDBダンプファイルの名称規則については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」のXDSデータベース定義のpdmemdumpオペランドの説明を参照してください。
- (S)処理を終了します。
- [対策]XDSは,更新ログ反映監視インタバル(pd_dbdump_update_intervalオペランド)に指定された間隔で,メモリDB回復機能のメモリDBダンプファイルへの追い付き反映処理を実行するため,対策は必要ありません。
KFPV40007-W
MEMORY DB DUMPFILE operation aaaa has failed,XDS server name = bb....bb,function name = cc....cc,code = dd....dd(ee....ee),file path = ff....ff (E+L)
- メモリDBダンプファイルを操作する際に,シグナル割り込みが発生しました。メモリDB回復機能のメモリDBダンプファイルへの追い付き反映処理を終了します。
- aaaa:ファイルの操作
- OPEN:メモリDBダンプファイルのオープン
- READ:メモリDBダンプファイルからの読み込み
- bb....bb:XDSサーバ名
- cc....cc:XDSの処理
- LOGMONITOR:メモリDB回復機能のメモリDBダンプファイルへの追い付き反映処理
- dd....dd:エラーコード
- SIGNAL:メモリDBダンプファイルにシグナル割り込みが発生しました。
- ee....ee:システムコールfcntlのerrno値
- ff....ff:エラーが発生したメモリDBダンプファイル名(絶対パス)
- メモリDBダンプファイルの名称規則については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」のXDSデータベース定義のpdmemdumpオペランドの説明を参照してください。
- (S)処理を終了します。
- [対策]XDSは,更新ログ反映監視インタバル(pd_dbdump_update_interval)に指定された間隔で,メモリDB回復機能のメモリDBダンプファイルへの追い付き反映処理を実行するため,対策は必要ありません。
KFPV46001-W
The number of allocated shared memory segments exceeded aa....aa. DBAREA = "bb....bb" (E+L)
- 共用メモリセグメントの取得面数が,警告メッセージ出力タイミング1又は警告メッセージ出力タイミング2のフラグ引数に到達しました。
- aa....aa:これまでに確保した共用メモリ面数
- bb....bb:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
- [対策]DBエリアに割り当てた共用メモリが,最大確保共用メモリ面数に近付いてきました。最大面数に到達すると,メモリDB化対象表への行挿入ができなくなります。XDSを終了し,次の方法でDBエリアの容量に余裕を持たせることを検討してください。
- pdxdbareaオペランドの-aオプションを変更し,最大確保共用メモリ面数を増やす。
- pdxdbareaオペランドの-lオプションを変更し,共用メモリ1面分の確保サイズを大きくする。
- pdxdbareaオペランドでDBエリアを追加し,一部の表をそのDBエリアに定義する。
KFPV46003-W
A DBAREA reached the maximum size. DBAREA = "aa....aa" (E+L)
- 共用メモリの確保面数が,該当するDBエリアの管理可能な面数を超過したか,OSによる共用メモリ面数上限に到達したため,これ以上DBエリアを作成又は拡張できません。
- aa....aa:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]次に示すどれかの対策を行ってからXDSを再開始してください。XDS稼働中に発生し,DBエリアを拡張する必要がある場合は,XDSを正常終了してから対処してください。
- メモリDBのサイズを小さくしてください。マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「メモリの容量見積もり」を参照して,メモリ容量を見直してください。
- XDSサーバ定義のpdq_memory_xdb_limit_sizeオペランドの値を大きくしてください。
- 共用メモリ1面分の確保サイズ(XDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドの-lオプションの指定値)を大きくしてください。
- XDSの使用メモリサイズを増やしてください。このメッセージの直前にKFPQ40107-Eメッセージが出力されている場合,そのメッセージに表示されているシステムコール名(shmget)とエラーコードを基に対処してください。システムコールのリターンコードに対する原因と対策については,「4.3 システムコールのリターンコード」を参照してください。
KFPV46004-W
A DBAREA cannot be expanded because the maximum number of allocated shared memory segments was exceeded. DBAREA = "aa....aa" (E+L)
- 共用メモリの確保面数が,該当するDBエリアの最大確保共用メモリ面数を超過するため,これ以上DBエリアを拡張できません。
- aa....aa:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]DBエリアを更に拡張する場合は,最大確保共用メモリ面数(XDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドの-aオプションの2番目の値)を増やしてください。
KFPV46005-E
The specified DBAREA name is reserved. DBAREA = "aa....aa" (E+L)
- DBエリア名に,システムで予約された名称(EDMST及びEDDIC)が指定されています。
- aa....aa:DBエリア名
- (S)処理を終了します。
- [対策]DBエリア名を別の名称に変更してください。
KFPV46006-E
The DBAREA name is specified incorrectly. DBAREA = "aa....aa" (E+L)
- DBエリア名に使用できない文字を含んだDBエリアが指定されています。
- aa....aa:DBエリア名
- (S)処理を終了します。
- [対策]DBエリアの名称規則に従ったDBエリア名に修正してください。DBエリアの名称規則については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」のXDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドの-nオプションの説明を参照してください。
KFPV46200-W
A definition is repeated. The first definition will be used and processing will continue. file = aa....aa, line = bb....bb, operand = cc....cc (E+L)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaにオペランドcc....ccが二重定義されています。一つ目のオペランドを有効とし,二つ目以降のオペランドは無視します。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- cc....cc:オペランド名
- (S)処理を続行します。
- (O) HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]XDSデータベース定義ファイルaa....aaを次のように修正して,XDSを再開始してください。
- cc....ccがpdxdbareaの場合:pdxdbareaオペランドを指定している箇所を見直し,DBエリア名(-nオプションの指定値)が同じpdxdbareaオペランドは一つだけ指定するように修正してください。
- cc....ccがpdmemdumpの場合:pdmemdumpオペランドを指定している箇所を見直し,オプションの有無とフラグ引数の値が同じものは一つだけ指定するように修正してください。
- cc....ccが上記以外の場合:cc....ccを指定している箇所を見直し,一つだけ指定するように修正してください。
KFPV50505-W
A report file I/O error occurred. (reason = aa....aa, func = bb....bb, errno = cc....cc, (dd....dd)) (E+L)
- 統計情報ファイル入出力中にエラーが発生しました。
このメッセージが出力された場合,統計情報ファイルは全く出力されないか,又は一部だけが出力されます。
- aa....aa:エラーの理由
- ファイルの処理種別を示します。
- open:ファイルのオープン処理中
- write:ファイルの書き込み処理中
- close:ファイルのクローズ処理中
- bb....bb:エラーが発生したシステム関数名
- cc....cc:システム関数が返却したエラー番号
- dd....dd:障害を検知したソースファイル名と行番号
- (S)処理を続行します。
- [対策]必要であれば,エラーの理由,システム関数名,及びエラー番号を参照してエラーの原因を取り除いてください。
KFPV50506-W
Temporary file operation aa....aa has failed. file name = bb....bb (func = cc....cc, errno = dd....dd) (E+L)
- DBインポート又はDBエクスポートの一時ファイル削除処理中にエラーが発生しました。
- aa....aa:ファイルの処理種別
- open:ディレクトリのオープン処理中
- close:ディレクトリのクローズ処理中
- read:ファイルのサーチ処理中
- unlink:ファイルの削除中
- bb....bb:エラーが発生したディレクトリパス名,又はファイルパス名
- cc....cc:エラーが発生したシステム関数名
- dd....dd:システム関数が返却したエラー番号
- (S)処理を続行します。
- [対策]エラー時の処理種別,システム関数名,及びエラー番号を参照して,該当するディレクトリ又はファイルのエラーの原因を取り除いてください。
KFPV50999-I
Maintenance information, file=aa....aa(bb....bb), reason=cc....cc. (E+L)
- 保守情報を出力します。
- aa....aa:保守情報1(1)
- bb....bb:保守情報1(2)
- cc....cc:保守情報2
- (S)処理を続行します。
KFPV51000-E
Unable to send message to client in XDS, RC=aa....aa, CNCTID=bb....bb, SQLNO=cc....cc, CLIENT=dd....dd, OPCD=eeee, TRANSACTION=ff....ff (E+L)
- クライアントへ結果電文を送信できませんでした。
- aa....aa:理由コード
- bb....bb:コネクションID
- DISCONNECT/COMMIT RELEASE/ROLLBACK RELEASEの場合は*を出力します。
- cc....cc:SQLカウンタ(コネクション中でのSQLの通番)
- DISCONNECT/COMMIT RELEASE/ROLLBACK RELEASEの場合は*を出力します。
- dd....dd:
- クライアント情報です。次の形式で出力します。
- 形式"oo....oo pp....pp(qq....qq, rr....rr)"
- oo....oo=UAPの識別情報(最大30バイト)
- クライアント環境定義PDCLTAPNAMEの指定がある場合は,PDCLTAPNAMEに指定した値を表示します。また,末尾の半角空白は削除されます。
- クライアント環境定義PDCLTAPNAMEの指定がない場合は,Unknownが表示されます。
- pp....pp=UAPのIPアドレス(最大15バイト)
- IPアドレスは,バイトごとに"."(ピリオド)で区切られた10進数の数値です(例:172.11.22.33)。
- ただし,UAPが同一マシン上で稼働している場合(Type4 JDBCドライバは除く)は,0.0.0.0を出力します。
- qq....qq=UAPのプロセスID(最大10バイト)
- Type4 JDBCドライバから接続している場合は,0を出力します。
- rr....rr=UAPのスレッド番号(最大10バイト)
- Type4 JDBCドライバから接続している場合は,0を出力します。
- なお,DISCONNECT/COMMIT RELEASE/ROLLBACK RELEASEの場合は*を出力します。
- eeee:オペレーションコード
- DISCONNECT/COMMIT RELEASE/ROLLBACK RELEASEの場合は*を出力します。
- ff....ff:トランザクションの状態を出力します。
- "ACTIVE":トランザクション中
- トランザクションはロールバックされます。
- "NONE":非トランザクション中
- トランザクションの決着を確認するためには,管理者の処置のトランザクション決着の確認方法を参照する必要があります。
- (S)処理を中断してUAPとの接続を切断します。なお,トランザクション未決着の場合はロールバックします。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]次の表に従って処置してください。
| 理由コード |
原因 |
対処 |
| -306 |
UAPの接続が切断されています。 |
OSログを確認してネットワーク関連の障害が発生していないか確認してください。又は,メッセージに出力されているクライアント情報を基にクライアントの稼働状況を確認してください。その後,障害を取り除き,トランザクションの決着結果を確認して,必要に応じてUAPを再実行してください。なお,トランザクション決着の確認は,ff....ffの内容,及びこの表の次で説明している「トランザクション決着の確認方法」を参照してください。 |
| -338 |
SQL実行中にUAPとの接続断を検知しました。 |
| -307 |
ネットワーク遅延によってタイムアウトが発生しました。 |
同時に出力されているKFPQ50314-Eのメッセージに従って対処してください。その後,障害を取り除き,トランザクションの決着結果を確認して,必要に応じてUAPを再実行してください。なお,トランザクション決着の確認は,ff....ffの内容,及びこの表の次で説明している「トランザクション決着の確認方法」を参照してください。 |
| -318 |
システムエラーが発生しました。 |
-41402
-41403 |
電文送信中にSQLの実行が取り消されました。 |
KFPQ50933-Eメッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って対処してください。出力されていない場合は,理由コード-338と同様の対処を実施してください。その後,障害を取り除き,トランザクションの決着結果を確認し必要に応じてUAPを再実行してください。なお,トランザクション決着の確認は,ff....ffの内容,及びこの表の次で説明している「トランザクション決着の確認方法」を参照してください。 |
| 上記以外 |
− |
$PDDIR/spool 以下のファイルをバックアップして保守員に連絡してください。 |
- (凡例)−:該当しません。
- トランザクション決着の確認方法
- このメッセージが出力されたときにトランザクション決着の確認が必要な場合は,次の手順で確認します。
- ff....ffの値を確認します。
ACTIVEの場合:ロールバック決着
NONEの場合:2,3の手順に従って確認してください
- このメッセージ中のUAPのIPアドレス及びコネクションIDを基に,HiRTM情報のIPアドレス(IP address)とコネクションID(Connection ID)から確認したいトランザクションを特定します。
- 該当するトランザクションについて,HiRTM情報の状態(status)16進の3けた目の値によって確認します。
左から一番目のビットが1(0x80)の場合:コミット決着
左から二番目のビットが1(0x40)の場合:ロールバック決着
- HiRTM情報については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「HiRTM情報に出力される情報」を参照してください。
KFPV51001-E
Insufficient aa....aa memory in XDS, server=bb....bb, size=cc....cc (E+L)
- XDSの処理で必要なメモリが不足しています。
- aa....aa:不足しているメモリの種類
- SEGMENT:セグメント
- HEAP:プロセス固有メモリ
- bb....bb:エラーが発生したXDSサーバ名
- cc....cc:不足したメモリサイズ
- (S)処理を終了します。
- XDSの開始処理中の場合は,開始処理を中止します。
- [対策]次に示す方法で,使用できるメモリに余裕を持たせて,XDSを再度開始してください。
- aa....aaがSEGMENTの場合
XDSサーバ定義のpdq_memory_xdb_limit_sizeオペランドの指定値,及びXDSデータベース定義のpd_xdb_sqlpool_sizeオペランドの指定値を見積もり直してください。それでもこのメッセージが出力される場合は,cc....ccの値を1024で除算した値(小数点以下切り上げ)を,XDSサーバ定義のpdq_memory_xdb_limit_sizeオペランドの指定値に加算してください。
- aa....aaがHEAPの場合
次に示すどれかの方法で対策してください。
・サーバマシン内で稼働しているほかのプロセスの数を減らす
・スワップ領域を増やす
・実メモリを増設する
KFPV51500-W
Update of table status for memory DB possibly failed (E+L)
- メモリDB化対象表の状態が正しく更新されなかったおそれがあります。
- (S)処理を続行します。
- [対策]次回のXDSの開始時にメモリDB化対象表の状態が正しく更新されるため,対処は必要ありません。
- ただし,メモリDBの使用をやめる場合は,次に示す手順でメモリDB化対象表の状態を更新してください。
- メモリDB化対象表の状態を確認してください。確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「メモリDB化対象表の状態を確認する手順」を参照してください。
- SQL_TABLES表のMEMORY_TABLE列の値が'D'の表に対して,DEALLOCATE MEMORY TABLEを実行してください。
KFPV51501-W
A file operation has failed.file=aa....aa,operation=bb....bb (E+L)
- 一時ファイルの操作に失敗したため,一時ファイルの操作を再度実行します。
- aa....aa:ファイル名
- bb....bb:操作名
- {open|read|stat|close|write}
- (S)処理を続行します。
KFPV51502-W
Insufficient memory,size=aa....aa (E+L)
- 処理に必要なメモリが不足したため,処理を再度実行します。
- aa....aa:確保しようとしたメモリサイズ(単位:バイト)
- (S)処理を続行します。
KFPV52000-W
The execution system has been changed to isolation status (L+S)
- 次に示すどちらかの原因によって片系稼働状態になりました。
- 待機系への追い付き反映処理で障害が発生した
- 両系稼働状態への復帰処理中に実行系と待機系の間で通信エラーが発生した
- (S)処理を続行します。
- [対策]待機系XDSが停止しているかどうかをOSのpsコマンドで確認してください。待機系XDSが停止していない場合は,待機系XDSをpdxdsstop -f -dコマンドで強制終了してください。
- また,HAモニタのmonshowコマンドを実行してください。実行結果にSBYと表示された場合は,HAモニタのmonsbystpコマンドを実行し,待機系XDSの監視を停止してください。
- 障害原因を取り除いた後に,必要に応じて待機系XDSを開始して片系稼働状態から両系稼働状態に戻してください。
- 片系稼働状態から両系稼働状態に戻す手順については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「片系稼働状態から両系稼働状態に戻す方法」を参照してください。
- なお,障害原因が不明な場合は,保守員に連絡してください。
KFPV52001-W
Unable to change the isolation status to the normal status, reason=aa....aa, detail code=bb....bb (L+S)
- 片系稼働状態の解除に失敗しました。
- aa....aa:理由コード
- write:ステータスファイルの書き込みでエラーが発生しました。
- timeout:ステータスファイルの書き込み要求でタイムアウトが発生しました。
- change_error:片系稼働状態を解除できませんでした。
- bb....bb:保守情報1
- (S)処理を続行します。
- [対策]次の対処をしてください。
- aa....aaがwriteの場合:
ディスク障害,OS障害,又はほかのエラーメッセージが出力されていないかどうかを調査し,対処してください。その後,待機系でpdxdsstartコマンドを再度実行してください。
- aa....aaがtimeoutの場合:
ステータスファイルの書き込みが遅延しています。ディスク障害,OS障害,又はディスクへの入出力が遅延しているおそれがあります。このメッセージのほかにエラーメッセージが出力されていないかどうか,又はサーバマシンの負荷が高くないかどうかを確認し,そのメッセージに従って対処してください。障害が発生していない場合は,待機系でpdxdsstartコマンドを再度実行してください。
- aa....aaがchange_errorの場合:
前回の両系稼働状態への復帰処理中に出力されたこのメッセージ(理由コードtimeout)の要因が解消されていません。ステータスファイルの書き込みで遅延が発生しているか,ディスク障害又はOS障害のおそれがあります。このメッセージのほかにエラーメッセージが出力されていないかどうかを確認し,そのメッセージに従って対処してください。
エラーメッセージが出力されていない場合は,保守員に連絡してください。
KFPV52002-W
Starting the standby system has failed. reason=aa....aa (L+S)
- 両系稼働状態への復帰処理に失敗しました。
- aa....aa:理由コード
- COMMUNICATION:実行系のXDSと待機系のXDS間で通信エラーが発生しました。
- (S)処理を続行します。
- [対策]このメッセージの直前にKFPQ48301-Wが出力されている場合は,KFPQ48301-Wメッセージの内容に従って対処してください。KFPQ48301-Wが出力されていない場合は,このメッセージの直前に出力されているメッセージに従って原因を取り除いてください。その後,待機系でpdxdsstartコマンドを再度実行してください。
KFPV52100-W
Duplicate specification in pd_upl_output_path, path=aa....aa (E)
- XDSデータベース定義のpd_upl_output_pathオペランドの指定値に重複がありました。
- aa....aa:重複しているパス名
- (S)処理を続行します。
- 一つ目の指定値を有効とし,二つ目以降の指定値を無視します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]XDSを終了し,pd_upl_output_pathオペランドの指定値を修正して再度XDSを開始してください。
KFPV52101-W
Specified aa....aa not full path name, path=bb....bb (E)
- bb....bbが絶対パス名で指定されていません。
- aa....aa:オペランド名
- 絶対パス名で指定する必要があるオペランド。
- bb....bb:パス名
- aa....aaオペランドの指定値。
- (S)処理を続行します。
- aa....aaがpd_upl_output_pathの場合,指定値を無視します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]XDSを終了し,定義を修正して再度XDSを開始してください。
KFPV52102-W
Unable to create UPDATE_LOG file, path=aa....aa, system call=bb....bb,reason=cc....cc (E+L)
- 更新ログファイル出力先ディレクトリaa....aaには,更新ログファイルを作成できません。
- aa....aa:パス名
- 更新ログファイル出力先ディレクトリパス名。
- bb....bb:システムコール名
- エラーが発生したシステムコール名。
- cc....cc:エラー番号
- 表示されるエラー番号の原因を次に示します。
| cc....ccの値 |
原因 |
| -1 |
更新ログファイル出力先ディレクトリを配置しているディスクの容量が不足しています。 |
| -2 |
更新ログファイル出力先ディレクトリを配置しているディスクのi-nodeが不足しています。 |
| 上記以外 |
システムコールbb....bbのerrnoの値で示すエラーが発生しています。 |
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]bb....bbとcc....ccからエラー原因を確認し,障害を取り除いてください。
| cc....ccの値 |
対策方法 |
| -1 |
更新ログファイル出力先ディレクトリを配置しているディスクの容量を増やしてください。 |
| -2 |
OSのマニュアルに従って,更新ログファイル出力先ディレクトリを配置しているディスクのi-node上限数を増やしてください。 |
| 上記以外 |
OSのマニュアルに従って障害を取り除いてください。 |
- 次回以降の更新ログ出力時にaa....aaに更新ログファイルを作成できるようであれば,aa....aaに更新ログファイルを作成します。
KFPV52103-W
Error occurred while output UPDATE_LOG file, path=aa....aa, system call=bb....bb,reason=cc....cc (E+L)
- 更新ログ出力中にエラーが発生しました。
- aa....aa:パス名
- エラーが発生した更新ログファイル出力先ディレクトリパス。
- bb....bb:システムコール名
- エラーが発生したシステムコール名。
- cc....cc:エラー番号
- 表示されるエラー番号の原因を次に示します。
| cc....ccの値 |
原因 |
| -1 |
更新ログファイル出力先ディレクトリを配置しているディスクの容量が不足しています。 |
| 上記以外 |
システムコールbb....bbのerrnoの値で示すエラーが発生しています。 |
- (S)処理を続行します。
- close以外のシステムコールでエラーが発生した場合,更新ログファイル出力先ディレクトリを切り替えます。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]bb....bbとcc....ccからエラー原因を確認し,障害を取り除いてください。
| cc....ccの値 |
対策方法 |
| -1 |
更新ログファイル出力先ディレクトリを配置しているディスクの容量を増やしてください。 |
| 上記以外 |
OSのマニュアルに従って障害を取り除いてください。 |
- 次回以降の更新ログ出力時にaa....aaに更新ログファイルを作成できるようであれば,aa....aaに更新ログファイルを作成します。
KFPV52104-W
Error occurred while input UPDATE_LOG file, path=aa....aa, system call=bb....bb,reason=cc....cc (E+L)
- 更新ログファイル入力中にエラーが発生しました。
- aa....aa:パス名
- エラーが発生した更新ログファイル出力先ディレクトリパス。
- bb....bb:システムコール名
- エラーが発生したシステムコール名。
- cc....cc:エラー番号(errnoの値)
- エラー原因。
- システムコールbb....bbのerrnoの値で示すエラーが発生しています。
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]bb....bbとcc....ccからエラー原因を確認し,OSのマニュアルに従って障害を取り除いてください。
KFPV52105-W
Error occurred while delete UPDATE_LOG file, path=aa....aa, system call=bb....bb,reason=cc....cc (E+L)
- 更新ログファイルの削除中にエラーが発生しました。
- aa....aa:パス名
- エラーが発生した更新ログファイル出力先ディレクトリパス,又は更新ログファイルパス。
- bb....bb:システムコール名
- エラーが発生したシステムコール名。
- cc....cc:エラー番号(errnoの値)
- エラー原因。
- システムコールbb....bbのerrnoの値で示すエラーが発生しています。
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]bb....bbとcc....ccからエラー原因を確認し,OSのマニュアルに従って障害を取り除いてください。
KFPV52106-W
Error occurred while check UPL_OUTPUT_PATH directory, path=aa....aa,system call=bb....bb, reason=cc....cc (E+L)
- 更新ログファイル出力先ディレクトリの検定中にエラーが発生しました。
- aa....aa:パス名
- エラーが発生した更新ログファイル出力先ディレクトリパス。
- bb....bb:システムコール名
- エラーが発生したシステムコール名。
- cc....cc:エラー番号(errnoの値)
- 表示されるエラー番号の原因を次に示します。
| cc....ccの値 |
原因 |
| -1 |
pd_upl_output_pathオペランドの指定値がディレクトリではありません。 |
| 上記以外 |
システムコールbb....bbのerrnoの値で示すエラーが発生しています。 |
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]bb....bbとcc....ccからエラー原因を確認し,障害を取り除いてください。
| cc....ccの値 |
対策方法 |
| -1 |
pd_upl_output_pathオペランドの指定値にディレクトリを指定してください。 |
| 上記以外 |
OSのマニュアルに従って障害を取り除いてください。 |
KFPV56100-W
The size specified fwor the SQL pool is too small. The SQL pool function will not work (E+L)
- SQLプール領域の大きさと最大SQLプール再利用数から算出した各コネクションに割り当てられるSQLプールサイズが小さいため,SQLプール機能は動作しません。
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- (P)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]SQLプール機能が動作しない場合,性能に影響があります。
- SQLプール機能を動作させるには,XDSデータベース定義のpd_xdb_sqlpool_size及びpd_max_sqlpool_reuseの指定値を見直してください。指定値については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「SQLプールの容量見積もり」を参照してください。XDSを終了してから,見直したXDSデータベース定義の指定値を修正し,XDSを再開始してください。
KFPV56201-E
Acquiring XDS management table failed. (E)
- 定義ファイルの解析処理で,メモリ不足になりました。
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]直前に出力されるメッセージを基にエラー要因を取り除き,XDSを再開始してください。
KFPV56205-W
An attempt to fix a page in shared memory has failed. reason code = aaaa, information 1 = bb....bb, information 2 = cc....cc (E+L+P)
- XDSデータベース定義のpd_xdb_memory_fixedオペランドにYを指定している場合,共用メモリのページ固定化に失敗しましたが,処理は続行します。
- aaaa:理由コード
- bb....bb:保守情報1
- cc....cc:保守情報2
- (S)共用メモリのページ固定化をしないで処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]DBエリアが使用する共用メモリのページ固定化に失敗しているため,共用メモリのページングによって処理性能が低下するおそれがあります。即時対処が必要な場合はすぐに,即時対処する必要がない場合は次回XDSを開始するまでに,次に示す表に従って対策してください。
| 理由コード |
意味 |
対策 |
| 0001 |
主記憶装置のメモリ不足によって,共用メモリのページ固定化に失敗しました。 |
実メモリを増設してください。その後,XDSを再開始してください。 |
| 0002 |
XDSを実行するためのメモリ不足によって,共用メモリのページ固定化に失敗しました。 |
直前に出力されたKFPA11930-Eメッセージに従い,原因を取り除いてください。その後,XDSを再開始してください。 |
0003
0004 |
OSメモリ不足によって,共用メモリのページ固定化に失敗しました。 |
次に示すどれかの方法で対策後,XDSを再開始してください。
- コマンドを実行したサーバマシン内で稼働しているほかのプロセスの数を減らしてください。
- スワップ領域を増やしてください。
- 実メモリを増設してください。
|
| 上記以外 |
内部矛盾によって,共用メモリのページ固定化に失敗しました。 |
このメッセージの内容を記録し,保守員に連絡してください。 |
- 共用メモリのページ固定化を行わないようにする場合,次回XDSを開始するまでにXDSデータベース定義のpd_xdb_memory_fixedオペランドの指定値をNに変更してください。
KFPV56208-Q
An error occurred in DB export process. Execute the pdqtrbwtor command. server name = aa....aa, message ID = bb....bb, option flag = {-r|-c} (L+P+S)
- DBエクスポート処理中に障害が発生しました。pdqtrbwtorコマンドを実行してください。
- aa....aa:サーバ名
- pdqtrbwtorコマンド実行時,-sオプションに指定します。
- bb....bb:メッセージ識別子番号
- pdqtrbwtorコマンド実行時,-nオプションに指定します。
- (S)pdqtrbwtorコマンドが実行されるまで待ち合わせます。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「XDSの終了処理中に障害が発生したときの対処方法」を参照し,DBエクスポート処理を再実行するか,又はXDS終了処理を続行してください。
KFPV60001-E
Unable to analyze stop-export-table control file (E+L)
- DBエクスポート対象制御文ファイルの解析に失敗しました。
- (S)
- XDS開始時に発生した場合
異常終了します。
- XDS終了時に発生した場合
KFPV56208-Qメッセージを出力し,ユーザへの再実行要求を行います。
- [対策]このメッセージの前に出力されているメッセージと,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「XDSの開始処理中に障害が発生したときの対処方法」又は「XDSの終了処理中に障害が発生したときの対処方法」を参照して,エラーの原因を取り除いてください。
KFPV60002-E
An import temporary file operation aa....aa has failed. file name = bb....bb (E+L)
- DBインポートで一時的に作成されるファイルに対する操作が失敗しました。DBインポート時に一時的に作成されるファイルについては,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「DBインポートの入出力」を参照してください。
- aa....aa:ファイルの操作(システムコール)
- {open|read|write|close|unlink}
- bb....bb:ファイル名
- ファイルの出力先については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「DBインポートの入出力」を参照してください。
- (S)処理を続行します。
- [対策]このメッセージの前に出力されているKFPQ40107-Eメッセージのシステムコール名とエラーコードを基に対策してください。システムコールのエラー番号(代表的なerrno)については,「4.3 システムコールのリターンコード」を参照してください。
KFPV60003-E
An attempt to register a processing queue has failed. processing type=aa....aa, reason=insufficient memory (E+L)
- 実メモリ不足によって,aa....aaの処理キュー登録に失敗しました。
- aa....aa:登録に失敗した処理種別
- import:DBインポート
- export:DBエクスポート
- (S)このメッセージを出力した後,XDS開始処理,又はXDS終了処理が異常終了します。
- [対策]実メモリを増やしてください。
- XDSを回復する手順については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「XDSの開始処理中に障害が発生したときの対処方法」又は「XDSの終了処理中に障害が発生したときの対処方法」を参照してください。
KFPV60004-E
An internal contradiction detected, abort code = aa....aa (E+L)
- XDSが内部矛盾を検知しました。
- aa....aa:アボートコード
- (S)処理を続行します。
- [対策]「3. アボートコード一覧」を参照して,該当するアボートコードの原因と対策を確認してください。
KFPV60501-E
Mandatory specification aa....aa not exist in bb....bb control file. (E+L)
- bb....bb制御文ファイルに必要な制御文aa....aaの指定がありません。
- aa....aa:制御文種別
- 詳細を次の表に示します。
| aa....aaの値 |
説明 |
対策 |
| idxwork |
idxwork文の指定がない |
制御文を指定します。 |
| sort |
sort文の指定がない |
制御文を指定します。 |
| report |
report文の指定がない |
制御文を指定します。 |
| extrdir |
extrdir文の指定がない |
制御文を指定します。 |
- bb....bb:制御文ファイル種別
- {import | export | pdvdbexport}
- (S)処理を終了します。
- [対策]bb....bb(制御文ファイル種別)で示される制御文ファイルに,制御文aa....aaを指定した後,次の表に示す対策をしてください。
| bb....bbの値 |
説明 |
対策 |
| import |
DBインポート制御文ファイル |
XDSを再開始してください。 |
| export |
DBエクスポート制御文ファイル |
XDS開始処理中に出力された場合 |
XDSを再開始してください。 |
| XDS終了処理中に出力された場合 |
KFPV56208-Qメッセージに応答してください。 |
| pdvdbexport |
pdvdbexport制御文ファイル |
再度コマンドを実行してください。 |
KFPV60502-E
Only one aa....aa can be specified in bb....bb control file, line=cc....cc. (E+L)
- bb....bb制御文ファイルに制御文aa....aaは一つしか指定できません。
- aa....aa:制御文種別
- 詳細を次の表に示します。
| aa.....aaの値 |
説明 |
対策 |
| msg_intval |
msg_intval文の行 |
重複する行を削除します。 |
| report |
report文の行 |
| sort_buf_size |
sort_buf_size文の行 |
| log_mode |
log_mode文の行 |
| wait_time |
wait_time文の行 |
| extrdir |
extrdir文の行 |
- bb....bb:制御文ファイル種別
- {import | export | pdvdbexport}
- cc....cc:解析時にエラーになった行番号
- (S)処理を終了します。
- [対策]bb....bb(制御文ファイル種別)で示される制御文ファイルから,重複する制御文aa....aaの行を削除した後,KFPV60501-Eメッセージの[対策]に示す対処をしてください。
KFPV60503-E
Mandatory specification missing in aa....aa control file, line= bb....bb. (E+L)
- aa....aa制御文ファイルのbb....bb行目に記述された制御文に,指定必須の項目が記述されていません。
- aa....aa:制御文ファイル種別
- {import | export | pdvdbexport}
- bb....bb:解析時にエラーとなった行番号
- (S)処理を終了します。
- [対策]aa....aa(制御文ファイル種別)で示される制御文ファイル中の行bb....bbに記述されている制御文に対して次に示す対策をしてください。その後,KFPV60501-Eメッセージの[対策]に示す対処をしてください。
| aa....aaの値 |
説明 |
対策 |
| import |
DBインポート制御文ファイル |
DBインポート制御文ファイルの指定内容を正しく修正してください。DBインポート制御文ファイルについては,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」を参照してください。 |
| export |
DBエクスポート制御文ファイル |
DBエクスポート制御文ファイルの指定内容を正しく修正してください。DBエクスポート制御文ファイルについては,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」を参照してください。 |
| pdvdbexport |
pdvdbexport制御文ファイル |
pdvdbexport制御文ファイルの指定内容を正しく修正してください。pdvdbexport制御文ファイルについては,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」を参照してください。 |
KFPV60504-E
Invalid format exists in aa....aa control file, line= bb....bb. (E+L)
- aa....aa制御文ファイルのbb....bb行目の形式が誤っています。
- aa....aa:制御文ファイル種別
- {import | export | pdvdbexport}
- bb....bb:解析時にエラーとなった行番号
- (S)処理を終了します。
- [対策]aa....aa(制御文ファイル種別)で示される制御文ファイル中の行bb....bbに記述されている制御文に対してKFPV60503-Eメッセージの[対策]に示す対処をしてください。
KFPV60505-E
Invalid value exists in aa....aa control file, line= bb....bb. (E+L)
- aa....aa制御文ファイルのbb....bb行目の値が誤っています。
- aa....aa:制御文ファイル種別
- {import | export | pdvdbexport}
- bb....bb:解析時にエラーとなった行番号
- (S)処理を終了します。
- [対策]aa....aa(制御文ファイル種別)で示される制御文ファイル中の,行bb....bbに記述されている制御文に対してKFPV60503-Eメッセージの[対策]に示す対処をしてください。
KFPV60506-E
Invalid absolute pathname in aa....aa control file, file=bb....bb, line= cc....cc. (E+L)
- aa....aa制御文ファイルのcc....cc行目に指定されたファイル又はディレクトリbb....bbの絶対パスの長さが最大値を超えています。
絶対パスの最大値は,ファイル名を含む場合は1023バイト,ディレクトリパスの場合は873バイトとなります。
- aa....aa:制御文ファイル種別
- {import | export | pdvdbexport}
- bb....bb:制御文に指定されたファイル又はディレクトリ名
- 指定値が150文字を超える場合は,後ろから150文字を表示します。
- cc....cc:解析時にエラーとなった行番号
- (S)処理を終了します。
- [対策]aa....aa(制御文ファイル種別)で示される制御文ファイル中の,行bb....bbに記述されている制御文に指定した絶対パスを見直して,誤っている場合は修正してください。指定が正しい場合は,絶対パスの長さが最大値を超えないディレクトリに変更してください。その後,KFPV60501-Eメッセージの[対策]に示す対処を行ってください。
KFPV60507-E
Unable to start aa....aa, table="bb....bb"."cc....cc". (E+L)
- 表"bb....bb"."cc....cc"の処理プロセスaa....aaを開始できませんでした。
- aa....aa:処理プロセス
- {pdrorg|pdload}
- bb....bb:認可識別子
- cc....cc:表名称
- (S)処理を終了します。
- [対策]このメッセージの直前に表示されたKFPV66014-Eメッセージに示されたシステムコール名とエラー番号を参照して,エラーの原因を取り除いてください。その後,次の表に示す対策をしてください。
| aa....aaの値 |
説明 |
対策 |
| pdrorg(又はPdrorg) |
データ抽出プロセス |
XDSを再開始してください。 |
| pdload(又はPdload) |
データ格納プロセス |
KFPV56208-Qメッセージに応答してください。 |
- 上記の対処をしてもこのメッセージが出力される場合は,XDSデータベース定義のpd_import_export_parallelオペランドの指定値を小さくして,再度,上記に示す対策をしてください。
KFPV60508-E
aa....aa abnormal ended, table="bb....bb"."cc....cc". (rows=dd....dd) (E+L)
- XDSがdd....dd行処理した時点で,表"bb....bb"."cc....cc"の処理プロセスaa....aaが異常終了しました。
- aa....aa:処理プロセス
- {pdrorg|pdload}
- bb....bb:認可識別子
- cc....cc:表名称
- dd....dd:処理済み行数
- XDSが処理した表の行数。
- (S)処理を終了します。
- [対策]このメッセージの直前にsyslogfileに出力されたKFPLxxxxx-Eメッセージを参照して,エラーの原因を取り除いてください。その後,KFPV60507-Eメッセージの[対策]に示す対処をしてください。
- このメッセージの直前にKFPLxxxxx-Eメッセージが出力されていない場合は,次に示す対策を行ってください。
- pdrorg又はpdloadのプロセスをpdcancelコマンドなどで強制終了した場合
pdxdsstart又はpdxdsstopコマンドを再度実行してください。
- 上記以外の場合
保守員に連絡してください。
KFPV60509-E
aa....aa abnormal ended, table="bb....bb"."cc....cc". (return code=dd) (E+L)
- リターンコードddで表"bb....bb"."cc....cc"の処理プロセスaa....aaが異常終了しました。
- aa....aa:処理プロセス
- {Pdrorg|Pdload}
- bb....bb:認可識別子
- cc....cc:表名称
- dd:処理プロセスのリターンコード
- 4:警告レベルのエラーが発生しました。
- 8:異常終了しました。
- (S)処理を終了します。
- [対策]このメッセージの直前にsyslogfileに出力されたKFPLxxxxx-Eメッセージを参照して,エラーの原因を取り除いてください。その後,KFPV60507-Eメッセージの[対策]に示す対処をしてください。
- このメッセージの直前にKFPLxxxxx-Eメッセージが出力されていない場合は,次に示す対策を行ってください。
- pdrorg又はpdloadのプロセスをpdcancelコマンドなどで強制終了した場合
pdxdsstart又はpdxdsstopコマンドを再度実行してください。
- 上記以外の場合
保守員に連絡してください。
KFPV60510-E
Not specified aa....aa operand. (E+L)
- XDSデータベース定義に,aa....aaの指定がありません。
- aa....aa:オペランドの種別
- pd_start_import_control_file:DBインポート制御文ファイル
- pd_stop_export_control_file:DBエクスポート制御文ファイル
- (S)処理を終了します。
- [対策]aa....aaのオペランドをXDSデータベース定義に指定してください。
KFPV60511-E
An attempt to register a processing queue has failed. processing type=index, reason=insufficient memory. (E+L)
- メモリ不足によって,インデクスロードの処理キュー登録に失敗しました。
- (S)処理を終了します。
- [対策]実メモリを増やしてください。実メモリを増やせない場合,XDSデータベース定義のpd_import_export_parallelオペランドの指定値を小さくしてください。その後,XDSを再開始してください。
KFPV60512-E
Sort memory pool is insufficient. (size of the insufficient memory = aa....aa, return code = bb....bb) (E+L)
- メモリ不足が発生したため,ソート用ワークバッファを確保できませんでした。
- aa....aa:確保しようとしたメモリサイズ
- bb....bb:保守情報
- (S)処理を終了します。
- [対策]XDSサーバ定義のpdq_memory_xdb_limit_sizeオペランドに指定した値を大きくするか,又はオペランドを省略してからXDSを再開始してください。メモリ容量に余裕がなく,この対処ができない場合,XDSデータベース定義のpd_import_export_parallelオペランドの指定値,又はDBインポート制御文ファイルのsort_buf_sizeオペランドの指定値を小さくしてください。
KFPV60513-E
aa....aa time out error occured, table="bb....bb"."cc....cc". (E+L)
- 表"bb....bb"."cc....cc"のaa....aaでタイムアウトが発生しました。
- aa....aa:{Import|Export}
- bb....bb:認可識別子
- cc....cc:表名称
- (S)処理を終了します。
- (O)タイムアウト要因を特定してください。タイムアウト要因の特定方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「DBインポート又はDBエクスポートでタイムアウトが発生したときの対処方法」を参照してください。その後,次に示す対処をしてください。
- タイムアウトの要因が特定できた場合
該当メッセージを参照して,エラーの原因を取り除いてください。
- タイムアウトの要因が特定できなかった場合
表の全行削除処理に時間が掛かっているおそれがあります。この場合,エクスポートする表のデータ量から,表の全行削除処理に掛かる時間を考慮してwait_time文の指定値を設定してください。また,別の要因としてHiRDB接続時やプロセス間通信のリトライ待ちが発生しているおそれがあります。通信のリトライ待ち時間を許容できる場合はwait_time文に最大値を設定してください。通信のリトライ待ち時間を許容できない場合は,wait_time文に許容可能な待ち時間を設定してください。
- 上記対処の完了後,XDSを再開始するか,又はKFPV56208-Qメッセージに応答してください。
KFPV61500-E
System call error func="aa....aa",errno=bb....bb (E+L)
- システムコールでエラーが発生しました。
- aa....aa:システムコール(関数)名
- bb....bb:システムコールが返すerrnoの値
- (S)処理を終了します。
- (O)「4.3 システムコールのリターンコード」を参照してエラーの原因を取り除いてください。その後に,次に示すどちらかの対処をしてください。
- XDSの開始時にこのメッセージが出力された場合
マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「XDSの開始処理中に障害が発生したときの対処方法」を参照して対処してください。
- XDSの終了時にこのメッセージが出力された場合
マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「XDSの終了処理中に障害が発生したときの対処方法」を参照して対処してください。
- 対処できない場合は保守員に連絡してください。
KFPV61500-W
System call error func="aa....aa",errno=bb....bb (E+L)
- システムコールでエラーが発生しました。
- aa....aa:システムコール(関数)名
- bb....bb:システムコールが返すerrnoの値
- (S)処理を再度実行します。
KFPV62000-E
Unable to changed to isolation status. reason=aa....aa, detail code=bb....bb (E+L)
- 片系稼働状態にできませんでした。
- aa....aa:保守情報
- bb....bb:保守情報
- (S)処理を終了します。
- [対策]メモリDB回復機能を使用してメモリDBを回復できません。そのため,メモリDBを障害発生直前の状態に回復することはできません。この場合,メモリDB回復機能を使用しないでメモリDBを回復する必要があります。このとき,メモリDBは,前回正常開始したプライマリ機能提供サーバの状態にまでしか回復できません。メモリDB回復機能を使用しないでメモリDBを回復する方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「障害発生時の処理方式とメモリDB回復の流れ」の「DBインポートによるメモリDBの回復」を参照してください。
KFPV62001-E
Hotstandby was stopped. reason=aa....aa, detail code=bb....bb (E+L)
- 次に示すどちらかの原因によってXDSは片系稼働状態のため,系切り替えを中止します。
- 待機系への追い付き反映処理に失敗した
- 両系稼働状態への復帰処理中に実行系と待機系の間の通信に失敗した
- aa....aa:保守情報
- bb....bb:保守情報
- (S)処理を終了します。
- [対策]実行系XDSで出力されたKFPQ58204-E又はKFPQ48301-Wメッセージを参照し,追い付き反映処理又は両系稼働状態への復帰処理が失敗した原因を取り除いてください。
- 追い付き反映処理に失敗した場合は,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「待機系への追い付き反映処理で障害が発生したときの対処方法」の説明に従って対策してください。
- 両系稼働状態への復帰処理に失敗した場合は,障害の原因を取り除いた後に,待機系XDSを開始して両系稼働状態に戻してください。
KFPV62002-E
Starting the standby system has failed. reason=aa....aa (E+L)
- 両系稼働状態への復帰処理に失敗しました。
- aa....aa:理由コード
- TRN TIMEOUT
XDSデータベース定義のpd_sby_restart_trnwait_timeオペランドで指定したタイムアウト時間を超えたため,タイムアウトしました。
- RESTART TIMEOUT
XDSデータベース定義のpd_sby_restart_watch_timeオペランドで指定したタイムアウト時間を超えたため,タイムアウトしました。
なお,両系稼働状態への復帰処理完了とpd_sby_restart_watch_timeオペランドで指定したタイムアウトを同時に検知した場合,待機系で実行したpdxdsstartコマンドは正常終了しますが,両系稼働状態への復帰処理が失敗することがあります(このとき,このメッセージが出力されます)。
- EXECUTION SYSTEM
両系稼働状態への復帰処理中に実行系でエラーが発生しました。
実行系で通信エラーを検知したが,待機系で通信エラーを検知できなかった場合,待機系で実行したpdxdsstartコマンドは正常終了しますが,両系稼働状態への復帰処理が失敗することがあります(このとき,このメッセージが出力されます)。
- COMMUNICATION
実行系と待機系の間で通信エラーが発生しました。
- OTHER TIMEOUT
実行系と待機系の間の通信でタイムアウトが発生しました。
- (S)処理を終了します。
- [対策]次の対処をしてください。
- aa....aaがTRN TIMEOUTの場合
待機系でpdxdsstartコマンドを再度実行してください。
対処方法の詳細については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「両系稼働状態への復帰処理中にタイムアウトが発生したときの対処方法」を参照してください。
- aa....aaがRESTART TIMEOUTの場合
XDSデータベース定義のpd_sby_restart_watch_timeオペランドで指定したタイムアウト時間を一時的に変更するために,待機系のXDS環境定義のPDSBYRESTRWATCHTIMEオペランドにタイムアウト時間を指定してください。その後,待機系でpdxdsstartコマンドを再度実行してください。
対処方法の詳細については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「両系稼働状態への復帰処理中にタイムアウトが発生したときの対処方法」を参照してください。
- aa....aaがEXECUTION SYSTEMの場合
実行系に出力されたエラーメッセージ又は警告メッセージを確認し,エラーの原因を取り除いてください。エラーを取り除いた後に,待機系でpdxdsstartコマンドを再度実行してください。
- aa....aaがCOMMUNICATIONの場合
このメッセージの直前にKFPQ48301-Wが出力されている場合は,KFPQ48301-Wメッセージの内容に従って対処してください。KFPQ48301-Wが出力されていない場合は,このメッセージの直前に出力されているメッセージに従って原因を取り除いてください。その後,待機系でpdxdsstartコマンドを再度実行してください。
- aa....aaがOTHER TIMEOUTの場合
実行系でエラーが発生していないかどうかを確認してください。実行系に出力されたエラーメッセージ又は警告メッセージを確認し,エラーの原因を取り除いてください。エラーを取り除いた後に,待機系でpdxdsstartコマンドを再度実行してください。
実行系にエラーメッセージ又は警告メッセージが出力されていない場合は,保守員に連絡してください。
KFPV62003-E
Waiting time definition for restarting the standby system is invalid (E+L)
- 両系稼働状態への復帰処理のタイムアウト時間を設定しているオペランドの指定値の大小関係が正しくありません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]XDSデータベース定義のpd_sby_restart_watch_time,pd_xdb_forward_time_limit,及びpd_sby_restart_trnwait_timeオペランドの指定値が,次に示す条件式を満たすようにしてください。その後,pdxdsstartコマンドを再度実行してください。
- A≧B+C
- A:pd_sby_restart_watch_timeオペランドに指定したタイムアウト時間
- B:pd_sby_restart_trnwait_timeオペランドに指定したタイムアウト時間
- C:pd_xdb_forward_time_limitオペランドに指定したタイムアウト時間
- タイムアウト時間の設定については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「両系稼働状態への復帰処理のタイムアウト時間の設定」を参照してください。
KFPV62004-E
Environment definition error. variable=aa....aa, reason=bb....bb (E+L)
- XDS環境定義のオペランドの指定に誤りがあります。
- aa....aa:誤りがあるXDS環境定義のオペランド名
- bb....bb:エラーの理由
- INVALID CHAR:指定できない文字があります。
- OUT OF RANGE:範囲外の値を指定しています。
- (S)処理を終了します。
- [対策]オペランドに正しい値を指定し,pdxdsstartコマンドを再度実行してください。
KFPV62100-E
All directories of pd_upl_output_path not available (E)
- 更新ログファイルを作成できる更新ログファイル出力先ディレクトリがありません。
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]このメッセージの前に出力されているKFPV52101-W又はKFPV52106-Wメッセージに従って障害を取り除いた後,XDSを再開始してください。
KFPV62101-E
Definition error occurred while pd_upl_output_path and pdmemdump, defined=aa....aa, not defined=bb....bb (E)
- pd_upl_output_pathオペランドとpdmemdumpオペランドの定義が不正です。
- aa....aa:オペランド名
- 定義されているオペランド名。
- bb....bb:オペランド名
- 定義されていないオペランド名。
- (S)異常終了します。
- XDSの開始を中断します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]pd_upl_output_pathオペランドとpdmemdumpオペランドの指定を次に示すように修正してから,XDSを再開始してください。
| 項番 |
メモリDB回復機能使用の有無 |
オペランドの指定方法 |
| 1 |
使用する場合 |
pd_upl_output_pathオペランドとpdmemdumpオペランドを両方指定してください。 |
| 2 |
使用しない場合 |
pd_upl_output_pathオペランドとpdmemdumpオペランドのどちらも指定しないでください。 |
KFPV62102-E
Fatal error occurred while output UPDATE_LOG file, system call=aa....aa,reason=bb....bb (E+L)
- 更新ログ出力中に,致命的なエラーが発生しました。
- aa....aa:システムコール名
- エラーが発生したシステムコール名。
- bb....bb:エラー番号(errnoの値)
- エラー原因。
- システムコールaa....aaのerrnoの値で示すエラーが発生しています。
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]aa....aaとbb....bbからエラー原因を確認し,OSのマニュアルに従って障害を取り除いてください。その後,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「メモリDB回復機能を使用してデータベースを回復する方法」を参照してデータベースを回復してください。
KFPV62103-E
Unable to swap UPL_OUTPUT_PATH (E+L)
- 更新ログファイル出力先ディレクトリ下のファイルをスワップできませんでした。
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]このメッセージよりも前に出力されているKFPV52102-Wメッセージ又はKFPV52103-Wメッセージに従って障害を取り除いてください。その後,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「メモリDB回復機能を使用してデータベースを回復する方法」を参照してデータベースを回復してください。
KFPV62104-E
Skipped UPDATE_LOG files detected while deleting UPDATE_LOG files. status = aa....aa, information1 = bb....bb, information2 = cc....cc (E+L)
- 更新ログファイルの削除時に,更新ログファイル抜けを検知しました。
- aa....aa:障害を検知したXDS
- online:系切り替え構成の実行系XDS
- standby:系切り替え構成の待機系XDS
- alone:片系稼働状態のXDS
- bb....bb:保守情報1
- cc....cc:保守情報2
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]
- 同一トランザクションで,メモリDBとディスクDBを更新している場合
ディスクDBとメモリDBダンプファイルの整合性が保てなくなりました。次の表に従って対策してください。
| aa....aa |
対策 |
| online |
実行系XDSを正常終了してください。すぐに正常終了できない場合は,実行系XDSを系切り替えしてください。※ |
| standby |
次に示すどちらかの対処をしてください。
- いったん待機系XDSを強制終了した後に,両系稼働状態に戻すために待機系XDSを開始してください。両系稼働状態に戻す手順については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「片系稼働状態から両系稼働状態に戻す方法」を参照してください。
- 実行系XDSを正常終了してください。
|
| alone |
実行系XDSを正常終了してください。 |
- 注※
- 系切り替え,又は待機系XDSを強制終了すると,COMMITと同期をとって更新ログが出力されます。このため,更新トランザクションのCOMMIT応答が遅くなります。詳細については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「メモリDB多重化機能を使用している場合の処理方式」の「更新ログファイルの作成」を参照してください。
KFPV62105-E
Processing to allocate the connection context has failed. (L+P)
- コネクトコンテキスト割り当て処理に失敗しました。
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]保守員に連絡してください。
KFPV62106-E
Fatal error occurred while Initialize XDS, system call=aa....aa, reason=bb....bb (E)
- XDSの開始処理中に致命的なエラーが発生しました。
- aa....aa:システムコール名
- エラーが発生したシステムコール名。
- bb....bb:エラー番号(errnoの値)
- エラー原因。システムコールaa....aaのerrnoの値で示すエラーが発生しています。
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]aa....aaとbb....bbからエラー原因を確認し,OSのマニュアルに従って障害を取り除いてください。その後,XDSを再開始してください。
KFPV66002-E
Table "aa....aa"."bb....bb" is not found in the system. (E+L)
- 指定した表識別子は存在しません。又は,メモリDB化している表がありません。
- aa....aa:認可識別子
- pdvdbexportコマンドの場合は*を出力します。
- bb....bb:表識別子
- pdvdbexportコマンドの-tオプションにallを指定している場合は***を出力します。
- (S)処理を終了します。
- (O)
- pdvdbexportコマンドの-tオプションに表識別子を指定した場合:
- 指定する表識別子を修正してコマンドを再度実行してください。
- pdvdbexportコマンドの-tオプションにallを指定した場合:
- メモリDB化している表がないため,pdvdbexportコマンドを実行する必要はありません。
KFPV66003-E
Memory is insufficient for processing. (E+L+P)
- メモリ不足を検知しました。
- (S)処理を終了します。
- (O)
- pdxdsstartコマンドの場合:
- XDSサーバ定義のpdq_max_mem_sizeオペランドの値を大きくして,XDSプロセスで確保するメモリのサイズを大きくした後,pdxdsstartコマンドを再度実行してください。
- pdxdsstopコマンドの場合:
- ユーザ応答待ち(KFPV56208-Q)に対してpdqtrbwtorコマンドでXDSプロセスを強制終了し,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「メモリDB回復機能を使用してデータベースを回復する方法」を参照して,表のデータを回復してください。
- pdvdbexportコマンドの場合:
- -tオプションに表識別子を指定して,表単位にpdvdbexportコマンドを実行してください。この対処でも解決しない場合は,メモリを増やしてpdvdbexportコマンドを実行してください。
- pdvstaコマンドの場合:
- メモリを増やしてpdvstaコマンドを実行してください。
KFPV66004-E
An error occurred in aa....aa processing on the file bb....bb. (E+L+P)
- ファイルへの入出力エラーが発生しました。
- aa....aa:エラーの発生した処理
- {open|read|write|close|reopen}
- bb....bb:ファイル名,又はディレクトリ名
- (S)処理を終了します。
- (O)次に示すどれかの対処をしてください。
- このメッセージに続いてKFPV66005-Eメッセージが出力されている場合
KFPV66005-Eメッセージの対処に従ってエラーの原因を取り除き,コマンドを再度実行してください。
- このメッセージに続いてKFPV66014-Eメッセージが出力されている場合
KFPV66014-Eメッセージに続いてKFPV60513-Eメッセージが出力されている場合は,KFPV60513-Eメッセージの対処に従ってエラーの原因を取り除き,コマンドを再度実行してください。
KFPV66014-Eメッセージに続いてKFPV60513-Eメッセージが出力されていない場合は,KFPV66014-Eメッセージの対処に従ってエラーの原因を取り除き,コマンドを再度実行してください。
- 上記のどちらの条件にも該当しない場合
XDSメッセージログファイルにメッセージが出力されていない場合は,bb....bbのファイルに対して次の現象が発生していると考えられます。
・ファイルに対して必要なアクセス権限が設定されていない
・ディスクに空き容量がない
・入出力障害が発生している
KFPV66005-E
A file I/O error occurred. (reason = aa....aa, func = bb....bb, errno = cc....cc, (dd....dd)) (E+L+P)
- 次のどれかのファイルへの入出力中にエラーが発生しました。
- pdrorg制御文ファイル
- pdload制御文ファイル
- pdrorg起動用バッチファイル
- pdload起動用バッチファイル
- 抽出データファイル
- aa....aa:エラーの理由
| aa....aaの値 |
説明 |
| File-lock |
該当するファイルは,ほかのユーザが使用しています。 |
| Invalid-parameter |
指定したパラメタの組み合わせが不正です。 |
| Invalid-path |
次に示すどちらかの原因が考えられます。
- パス名が誤っています。
- プログラム実行中に,操作対象のファイルに対する操作(削除,又は更新など)を行っています。
|
| Invalid-permission |
次に示すどれかの原因が考えられます。
- 指定したファイルのパーミッションが不正です。
- 書き込みファイルに対して,読み取り専用ファイルを指定しています。
- ほかのアプリケーションで開かれたファイルを指定しています。
|
| File-format |
- 指定した形式と実際のファイル形式が異なります。
定義から計算する入力ファイル行長よりも,実際にファイルから入力した行長(改行までの長さ)が大きい場合,このエラーになることがあります。
- 表名,又はインデクス識別子を指定するファイルの形式が不正です。
|
| Invalid-device |
指定されたファイルのエントリタイプ(属性)が不正です。エントリタイプが識別できる場合は英字1文字を括弧に入れて表示します。ファイル名を指定する必要がある箇所にディレクトリ名を指定(又はその逆)している可能性があります。 |
| No-file |
読み込み用のファイルがありません。又は,書き込み中のファイルが削除されました。 |
| No-space |
書き込むファイルに十分な容量がありません。 |
- bb....bb:エラーが発生したシステム関数名
- open:ファイルのオープン
- write:ファイルへの書き込み
- stat:ファイルのステータスの取得
- access:ファイルのアクセス権の判定
- cc....cc:システム関数が返却したエラー番号
- 代表的なerrnoについては,「4.3 システムコールのリターンコード」を参照してください。
- dd....dd:障害を検知したソースファイル名と行番号
- (S)処理を終了します。
- (O)エラーの理由,システム関数名,及びエラー番号を参照してエラーの原因を取り除き,pdxdsstart,pdxdsstop,又はpdvdbexportコマンドを再度実行してください。システム関数,エラー番号ごとの原因,及び対策については,「4.3 システムコールのリターンコード」を参照してください。
KFPV66006-E
An invalid record was found in the index record file aa....aa. (reason = bb....bb) (E+L+P)
- インデクス情報ファイルaa....aa中のレコードに不正なレコードがあります。
- aa....aa:指定したファイル名
- bb....bb:理由コード
- Tally-length:固定長の総レコード長が整数倍ではありません。
- Variable-record:可変長のデータ部分長が不正です。
- (S)処理を終了します。
- (O)保守員に連絡してください。
KFPV66007-E
An error occurred in aaaa processing. (func = bb....bb, return code = cc....cc) (E+L+P)
- aaaaの処理でエラーが発生しました。
- aaaa:プログラム名
- SORT
- bb....bb:エラーが発生した機能名
- _rsstart:ソート用領域の確保
- _rsreles:ソートを行うレコードのSORT機能への受け渡し
- _rsretrn:ソート済みレコードのSORT機能からの受け取り
- _rsend:ソート用領域の解放
- cc....cc:エラーが発生した機能のリターンコード
- (S)処理を終了します。
- (O)次の表に示す対処を行ってから,pdxdsstartコマンドを再度実行してください。
| リターンコード |
原因 |
対処 |
| -202 |
メモリ不足です。 |
DBインポート制御文ファイルのsort_buf_size文の指定値を小さくしてください。 |
| -290 |
ワークバッファ不足です。 |
DBインポート制御文ファイルのsort_buf_size文の指定値を大きくするか,又はメモリを増やしてください。 |
-210
-230 |
ソートワーク用ディスク不足です。 |
DBインポート制御文ファイルのsort文に指定したディレクトリに,十分な容量があるディスクを指定してください。 |
| 上記以外 |
ソート処理でエラーが発生しました。 |
保守員に連絡してください。 |
KFPV66008-E
An error occurred in aa....aa processing. (index_identifier = "bb....bb", authorization_identifier = "cc....cc", file = dd....dd, DBAREA = "ee....ee") (E+L+P)
- aa....aaの処理中にエラーが発生しました。又は,aa....aaの処理中に,同時に実行しているほかのDBインポート処理又はインデクス作成処理でエラーが発生したため,処理を打ち切りました。
- aa....aa:処理内容
- Check-status:インデクス状態チェックの処理中
- Commit:インデクスの作成終了中
- Load-index:インデクスの作成中
- Preparation:処理の準備
- Purge-index:インデクスの削除処理中
- Unfinish-index:インデクス未完状態の処理中
- bb....bb:インデクス識別子
- cc....cc:認可識別子
- dd....dd:ファイル名
- ee....ee:DBエリア名
- (S)処理を終了します。
- (O)このメッセージの前に出力されたKFPAxxxxx-E又はKFPVxxxxx-Eメッセージの対処に従って,エラーの原因を取り除いてください。その後に,pdxdsstartコマンドを再度実行してください。
- このメッセージの前にKFPAxxxxx-E又はKFPVxxxxx-Eメッセージが出力されていない場合は,KFPV80510-Iメッセージが出力されていないかを確認し,次に示す対処をしてください。
- KFPV80510-Iメッセージが出力されている場合
同時に実行しているほかのDBインポート処理又はインデクス作成処理でエラーが発生しているため,そのメッセージに従って対処してください。
- KFPV80510-Iメッセージが出力されていない場合
保守員に連絡してください。
KFPV66009-E
A logical inconsistency occurred in the program. (func = aa....aa, invalid data = bb....bb) (E+L+P)
- プログラムに論理的な不整合が発生しました。
- aa....aa:関数名
- bb....bb:不正なデータ
- (S)処理を終了します。
- (O)保守員に連絡してください。
KFPV66010-E
An error occurred in the table during aa....aa processing. The table is "bb....bb"."cc....cc". (E+L+P)
- 表に対するaa....aaの処理中にエラーが発生しました。
- aa....aa:処理内容
- scan:行の検索処理
- delete:行の削除処理
- insert:行の挿入処理
- bb....bb:次のどちらかの情報が出力されます。
- pdxdsstartコマンド又はpdxdsstopコマンドの場合:認可識別子
- pdvdbexportコマンドの場合:*
- cc....cc:表識別子
- (S)処理を終了します。
- (O)このメッセージの前にメッセージログファイルに出力されているメッセージを参照して,エラーの原因を取り除き,pdxdsstart,pdxdsstop,又はpdvdbexportコマンドを再度実行してください。
KFPV66011-E
The defined information "aa....aa" could not be acquired. (table = "bb....bb"."cc....cc") (E+L+P)
- 定義情報"aa....aa"を取得できませんでした。
- aa....aa:定義情報の種別
- table:表定義情報
- column:列定義情報
- index:インデクス定義情報
- bb....bb:次のどちらかの情報が出力されます。
- pdxdsstartコマンド又はpdxdsstopコマンドの場合:認可識別子
- pdvdbexportコマンドの場合:*
- cc....cc:表識別子
- (S)処理を終了します。
- (O)保守員に連絡してください。
KFPV66012-E
Memory is insufficient. (size of the insufficient memory = aa....aa, part number = bb....bb, part code = cc....cc) (E+L+P)
- メモリ不足が発生しました。
- aa....aa:確保しようとしたメモリサイズ
- bb....bb:保守情報1
- cc....cc:保守情報2
- (S)処理を終了します。
- (O)XDSサーバ定義のpdq_max_mem_sizeオペランドの値を大きくして,XDSプロセスで確保するメモリのサイズを大きくした後,pdxdsstart,pdxdsstop,又はpdvstaコマンドを再度実行してください。
KFPV66014-E
An error occurred in a system call. (func = aa....aa, errno = bb....bb) (E+L+P)
- システムコール(関数)でエラーが発生しました。
- aa....aa:システムコール(関数)名
- bb....bb:エラー番号
- (S)次の表の「システムの処置」の欄を参照してください。
- (O)次の表の「オペレータの処置」の欄を参照してください。ただし,このメッセージの後にKFPV60513-Eメッセージが出力されている場合は,KFPV60513-Eメッセージの対処に従ってエラーの原因を取り除いてください。
| システムコール名 |
メッセージが出力されたときの状況 |
システムの処置 |
オペレータの処置 |
| waitpid |
DBインポート時にこのメッセージが出力されて,直前にKFPV80504-Iメッセージが出力されている |
処理を続行します。 |
このメッセージを無視してください。 |
| 上記以外の場合 |
処理を終了します。 |
このメッセージの前後に出力されたメッセージ,又はシステムコールのエラー番号と次の表を参照して,エラーの原因を取り除いてください。 |
| 上記以外の場合 |
特になし |
処理を終了します。 |
-
| システムコール名 |
エラー番号(bb....bb) |
原因 |
対処 |
| poll |
-231 |
タイムアウトを検知しました。 |
この後に出力されるKFPV60513-Eメッセージの対処に従ってください。 |
| 上記以外の場合 |
「4.3 システムコールのリターンコード」を参照して対処してください。 |
| malloc |
-6424 |
メモリ不足が発生しました。 |
XDSプロセスで確保するメモリのサイズ(XDSサーバ定義のpdq_max_mem_sizeオペランドの指定値)を大きくしてください。 |
| 上記以外の場合 |
「4.3 システムコールのリターンコード」を参照して対処してください。 |
read
write
select |
0 |
タイムアウトを検知しました。 |
この後に出力されるKFPV60513-Eメッセージの対処に従ってください。 |
| 上記以外の場合 |
「4.3 システムコールのリターンコード」を参照して対処してください。 |
| 上記以外の場合 |
− |
「4.3 システムコールのリターンコード」を参照して対処してください。 |
- (凡例)−:該当しません。
KFPV66015-E
An error occurred during storage of data. (row number = aa....aa) (E+L+P)
- aa....aa行目のデータ格納中にエラーが発生しました。
- aa....aa:行番号
- (S)処理を終了します。
- (O)このメッセージの前に出力されているエラーメッセージを参照して,エラー原因を取り除き,pdxdsstartコマンドを再度実行してください。
KFPV66025-E
The aa....aa specification contains an error or indispensable operand is not specified, or a necessary operand has not been specified. (reason = bb....bb) (E+L+P)
- aa....aaの指定に,bb....bbに示す誤りがあります。aa....aaを指定している箇所を次に示します。
- pdvdbexportコマンド実行の場合:pdvdbexportコマンドで指定した引数
- pdvstaコマンド実行の場合:pdvstaコマンドで指定した引数
- pdxdsstartコマンド実行の場合:DBインポート制御文ファイル又はDBエクスポート制御文ファイル
- pdxdsstopコマンド実行の場合:DBエクスポート制御文ファイル
- aa....aa:誤りのある指定
- 詳細を次の表に示します。
| aa....aaの値 |
説明 |
| table-identifier |
表識別子 |
| file-name |
ファイル名 |
| err-inf |
エラー情報 |
| temporary-directory |
DBインポート制御文ファイル,DBエクスポート制御文ファイルのidxwork文,sort文に指定したディレクトリ |
| analysis-type |
状態解析種別 |
| report-directory |
DBインポート制御文ファイル,DBエクスポート制御文ファイル,pdvdbexport制御文ファイルのreport文に指定したディレクトリ |
- bb....bb:エラー詳細情報
- 詳細を次の表に示します。
| bb....bbの値 |
説明 |
| length over |
指定した値が制限値を超えているか,0バイト文字で指定されています。 |
| not directory name |
指定したパスはディレクトリでないか,又は存在しません。 |
| not file name |
ファイル名が見付かりません。 |
| invalid permisson |
指定したディレクトリのアクセス権限がありません。 |
- (S)処理を終了します。
- (O)次のどちらかの対処をしてから,再度実行してください。
- pdvdbexportコマンド又はpdvstaコマンドの場合:
- aa....aa,bb....bbに示す内容に従って,コマンドの引数を修正してください。
- pdxdsstartコマンド又はpdxdsstopコマンドの場合:
- aa....aa,bb....bbに示すディレクトリを正しく指定してください。ディレクトリの指定が正しい場合は,そのディレクトリにアクセス権限を付与してください。
KFPV66026-E
An error was detected in the system. (SQLCODE = aa....aa) (E+L+P)
- SQLCODE aa....aaのエラーを検知しました。
- aa....aa:SQLコード
- (S)処理を終了します。
- (O)SQLCODE aa....aaに対応するメッセージを参照し,pdxdsstart又はpdxdsstopコマンドを再度実行してください。SQLCODEとメッセージ番号との関係は,「1.2(4)メッセージに関する注意事項」の「UAPで使用するSQL連絡領域(SQLCA)のSQLCODEと,メッセージIDとの関係」を参照してください。
KFPV66028-E
An error occurred in the status analysis function. (reason = aa....aa) (E+L+P)
- データベース状態解析でaa....aaに示すエラーが発生しました。
- aa....aa:エラー要因
- (S)処理を終了します。
- (O)エラー要因に従って,次の表に示す対処をしてください。
| エラー要因 |
意味 |
対策 |
| A function process error occurred. |
データベース状態解析ユティリティの処理中にエラーが発生しました。
更新を行うプログラムと同時に実行している場合に,pdvstaコマンドの情報取得タイミングが,管理ディレクトリを更新している途中だったことが要因として考えられます。 |
同時実行中の,データベースを更新するプログラムの終了を待ってから,再度実行してください。 |
func:システムコール(関数)名
errno:errnoにセットされたエラー番号 |
システムコール(関数)で,errnoに示す理由によるエラーが発生しました。 |
errno.h,及びユーザが使用するOSマニュアルを参照して,エラー番号(errno:エラー状態を表す外部整数変数)に該当するエラーの原因を取り除いてから,再度実行してください。 |
KFPV66029-E
The DBAREA for the work table or for the data is not defined. (E+L+P)
- 作業表用DBエリアか,又はデータ用DBエリアが定義されていません。
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]XDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドの-tオプションの指定値を見直してください。
- 次の原因が考えられます。
- 作業表用DBエリアが定義されていません。
- データ用DBエリアが定義されていません。
- 作業表用DBエリア,及びデータ用DBエリアは定義する必要があります。XDSデータベース定義を修正して,定義していないDBエリアを定義してください。XDSデータベース定義を修正後,XDSを再開始してください。
KFPV66030-E
The number of allocated shared memory segments is specified incorrectly. DBAREA = "aa....aa" (E+L+P)
- 確保共用メモリ面数のフラグ引数が不正です。
- aa....aa:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]XDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドの-aオプションの指定値を見直してください。
- 最大確保共用メモリ面数(-aオプションの2番目の値)の定義値が,初期確保共用メモリ面数(-aオプションの1番目の値)の定義値以下になっていることが要因として考えられます。
- 次の関係が成立するようにXDSデータベース定義を修正してください。
- 初期確保共用メモリ面数<最大確保共用メモリ面数
- XDSデータベース定義を修正後,XDSを再開始してください。
KFPV66031-E
The alert message output timing is specified incorrectly. DBAREA = "aa....aa" (E+L+P)
- 警告メッセージ出力タイミングのフラグ引数が不正です。
- aa....aa:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]XDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドの-mオプションの指定値を見直してください。
- 次の原因が考えられます。
- 警告メッセージ出力タイミング2(-mオプションの2番目の値)の定義値が,警告メッセージ出力タイミング1(-mオプションの1番目の値)の定義値以下になっています。
- 警告メッセージ出力タイミング2の値が定義されていません。
- 警告メッセージ出力タイミングは省略するか,又は二つ同時に定義する必要があります。定義する場合は,次の関係が成立するようにXDSデータベース定義を修正してください。
- 警告メッセージ出力タイミング1<警告メッセージ出力タイミング2
- XDSデータベース定義を修正後,XDSを再開始してください。
KFPV66032-E
The relation between the number of allocated shared memory segments and alert message output timing is incorrect. DBAREA = "aa....aa" (E+L+P)
- 確保する共用メモリ面数と警告メッセージ出力タイミングが不正です。
- aa....aa:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]XDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドの-aオプションと-mオプションの指定値を見直してください。
- 次の原因が考えられます。
- 警告メッセージ出力タイミング1(-mオプションの1番目の値),又は警告メッセージ出力タイミング2(-mオプションの2番目の値)の定義値が,初期確保共用メモリ面数(-aオプションの1番目の値)の定義値以下になっています。
- 警告メッセージ出力タイミング1,又は警告メッセージ出力タイミング2の定義値が,最大確保共用メモリ面数(-aオプションの2番目の値)の定義値以上になっています。
- 次の関係が成立するようにXDSデータベース定義を修正してください。
- 初期確保共用メモリ面数<警告メッセージ出力タイミング1<警告メッセージ出力タイミング2<最大確保共用メモリ面数
- XDSデータベース定義を修正後,XDSを再開始してください。
KFPV66033-E
The DBAREA for the work table has already been defined. (E+L+P)
- 複数の作業表用DBエリアが定義されました。
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]XDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドの-tオプションの指定値を見直してください。作業表用DBエリアを複数指定していることが要因として考えられます。作業表用DBエリアを定義できるのは一つだけのため,そのようにXDSデータベース定義を修正してください。その後,XDSを再開始してください。
KFPV66034-E
The maximum number of DBAREAs has been reached. (E+L+P)
- DBエリアの定義数が上限を超えました。
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]XDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドを見直してください。ユーザ用DBエリアを1,015個以上定義していることが要因として考えられます。XDSデータベース定義ファイルのユーザ用DBエリアが1,014個以下になるようにXDSデータベース定義を修正してください。その後,XDSを再開始してください。
KFPV66036-E
An error was found in a dump file. file name = aa....aa, error code = bbbb (E+L)
- メモリDBダンプファイルの内容不正を検知しました。
- aa....aa:メモリDBダンプファイル名
- bbbb:エラーコード
- 0900:ファイル内容不正
- (S)処理を終了します。
- (O)指定したメモリDBダンプファイルが正しいか確認してください。指定したファイルが回復に使用するメモリDBダンプファイルでない場合,正しいメモリDBダンプファイルを指定して再実行してください。次の場合は保守員に連絡してください。
- エラーコードに0900以外のコードが出力された場合
- 正しいメモリDBダンプファイルを指定して再度実行してもエラーとなる場合
KFPV66039-E
An error occurred during acquisition of the XDS DATABASE definition. definition name = aa....aa, code = bb....bb (E+L)
- XDSデータベース定義の取得に失敗しました。
- aa....aa:取得定義名
- bb....bb:エラーコード
- (S)処理を終了します。
- (O)保守員に連絡してください。
KFPV66041-E
Reflection of the update_log has failed. (E+L+P)
- 更新ログ反映に失敗しました。
- (S)処理を続行します。
- [対策]前後にKFPV46003-W,KFPV46004-W,KFPA11930-E,KFPV66233-Eが表示されます。表示されたメッセージに対応する対策をしてください。
- このメッセージが出力された後,待機系が異常終了します。また,待機系の異常終了に伴い,実行系も異常終了します。マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「メモリDB回復機能を使用してデータベースを回復する方法」を参照して,データベースを回復してください。
KFPV66045-E
An error occurred while processing a command. command name = aa....aa, reason code = bbbb, details code = cc....cc (E)
- コマンド実行中にエラーが発生したため,処理を中止しました。
- aa....aa:コマンド名{pdvsta}
- bbbb:理由コード
- cc....cc:内部情報
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]理由コードに対応する対策をしてください。
| 理由コード |
意味 |
対策 |
| 0002 |
XDSプロセス側でエラーが発生しました。 |
syslogfileやXDSログを参照して,エラーメッセージからXDSプロセス側のエラーの原因を調査し,原因を取り除いてください。エラーメッセージが出力されていない場合は,保守員に連絡してください。 |
KFPV66046-E
The index record file is illegal. (file = aa....aa, reason = bb....bb) (E+L)
- インデクス情報ファイルaa....aaが不正です。原因をbb....bbに示します。
- aa....aa:インデクス情報ファイル名
- bb....bb:理由コード
- 詳細を次の表に示します。
| bb....bbの値 |
説明 |
| Duplicated-entry |
複数のファイルを指定したときに,同じファイルがあります。 |
| Invalid-device |
ファイルの形式が不正です。 |
| Invalid-header |
ヘッダIDがありません。 |
| Invalid-permission |
ファイルのパーミッションが不正です。 |
| Invalid-record-length |
複数のファイルを指定したときに,レコード長の異なるファイルがあります。 |
| No-file |
ファイルがありません。 |
| No-header |
ヘッダがありません。 |
- (S)処理を終了します。
- (O)保守員に連絡してください。
KFPV66051-E
A file operation has failed. file = aa....aa, operation = bb....bb (E+L+P)
- 次のどちらかのファイル操作に失敗しました。
- DBエクスポート対象制御文ファイル
- XDSの開始処理で作成される一時ファイル
- aa....aa:ファイル名
- bb....bb:操作名
- {open|read|stat|close|write}
- (S)
- XDS開始時:
- XDSの開始を中止します。
- XDS終了時:
- DBエクスポート対象制御文ファイルの場合,pdqtrbwtorコマンドの応答待ちとなります。
- それ以外のファイルの場合,XDSの終了に失敗します。
- [対策]このメッセージの前に出力されているKFPQ40107-Eメッセージのシステムコール名とエラーコードを基に対処してください。システムコールのリターンコードに対する原因と対策については,「4.3 システムコールのリターンコード」を参照してください。
- メッセージが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
- XDSを回復する手順については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「XDSの開始処理中に障害が発生したときの対処方法」又は「XDSの終了処理中に障害が発生したときの対処方法」を参照してください。
KFPV66057-E
The file size exceeds 2 GB. file = aa....aa (E+L+P)
- DBエクスポート対象制御文ファイルのサイズが2,147,483,647バイトを超えています。
- aa....aa:ファイル名
- (S)処理を続行します。
- [対策]DBエクスポート対象制御文ファイルの内容を見直し,次のどちらかを実行してファイルのサイズが2,147,483,647バイトに収まるようにしてください。
- また,このメッセージの後に出力されているKFPV60001-Eメッセージに従って対策してください。
KFPV66058-E
The format of a stop-export-table control statement is invalid. line = aa....aa (E+L)
- DBエクスポート対象制御文ファイルの制御文の形式が不正です。
- aa....aa:形式が不正な行
- (S)処理を続行します。
- [対策]DBエクスポート対象制御文ファイルの記述内容を修正してください。また,このメッセージの後に出力されているKFPV60001-Eメッセージに従って対策してください。
KFPV66059-E
A value in a stop-export-table control statement is invalid. line = aa....aa, operand = bb....bb,reason code = cc....cc (E+L)
- DBエクスポート対象制御文ファイルの制御文中に指定した値が不正です。
- aa....aa:不正な値を記述した制御文の行
- bb....bb:不正な値を記述した指定項目を表すコード
- cc....cc:不正の意味を表すコード
- (S)処理を続行します。
- [対策]bb....bb,及びcc....ccの内容を確認して,DBエクスポート対象制御文ファイルの記述内容を修正してください。
- bb....bbの詳細を次の表に示します。
| bb....bbの値 |
意味 |
| * |
指定項目のどれかです。 |
| schema-identifier |
処理対象表の認可識別子 |
| table-identifier |
処理対象表の表識別子 |
| comment |
注釈文 |
- cc....ccの詳細を次の表に示します。
| cc....ccの値 |
意味 |
| * |
次に示すどれかです。
- 処理対象表名の長さが0です。
- 処理対象表名の長さが制限を超えています。
- EXPORTSKIP以外を指定しています。
|
| invalid char |
指定した文字が不正です。 |
| duplicate |
指定が重複しています。 |
| invalid comment |
注釈完了を示す「;」がありません。 |
- また,このメッセージの後に出力されているKFPV60001-Eメッセージに従って対策してください。
KFPV66200-E
An analysis file cannot be opened. analysis file = aa....aa, func = bb....bb, reason code = cc....cc (E)
- 定義情報を解析するために使用する解析ファイルaa....aaがオープンできません。
- aa....aa:解析ファイル名
- bb....bb:エラーが発生したシステムコール名
- エラーの原因がシステムコールのエラー以外の場合,***を表示します。
- cc....cc:理由コード
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]理由コードの内容を確認し,エラーの要因を取り除いてから,XDSを再開始してください。理由コードの意味と対策を次の表に示します。
| システムコール名 |
理由コード |
意味 |
対策 |
| *** |
-1 |
内部矛盾が発生しています。 |
保守員に連絡してください。 |
| -2 |
aa....aaのファイルの内容が不正です。 |
HiRDBを正常終了後,いったんpdsetup -dコマンドでOSからHiRDBを削除し,再度pdsetupコマンドでOSに登録してからHiRDBを再開始してください。
上記の対処をしてもこのメッセージが出力される場合は,HiRDBを再インストールしてください。その後,pdsetupコマンドでOSにHiRDBを登録し,HiRDBを再開始してください。 |
| 上記以外 |
上記以外 |
システムコールbb....bbでエラーが発生しています。cc....ccはerrnoの値です。 |
システムコール名,errnoから障害の原因を特定して対策してください。 |
KFPV66201-E
A value specified for a variable is invalid. file = aa....aa, line = bb....bb, operand = cc....cc (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目に記述されているオペランドcc....ccの指定値が誤っています。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- cc....cc:オペランド名
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当するオペランド名を確認した後,指定値を修正し,XDSを再開始してください。
KFPV66202-E
A command name is invalid. file = aa....aa, line = bb....bb, command = cc....cc (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目に記述されているオペランド名cc....ccに誤りがあります。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- cc....cc:オペランド名
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当するオペランド名を確認した後,該当する行のオペランド名を修正し,XDSを再開始してください。
KFPV66203-E
An option name is invalid. file = aa....aa, line = bb....bb, option = cc....cc (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目に記述されているオペランドのオプション名cc....ccに誤りがあります。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- cc....cc:オプション名
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当するオプション名を確認した後,オプション名を修正し,XDSを再開始してください。
KFPV66204-E
An option is specified more than once. file = aa....aa, line = bb....bb, option = ccc (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目に記述されているオペランドのオプションcccが重複しています。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- ccc:オプション名
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当するオペランドを確認した後,オプションを修正し,XDSを再開始してください。
KFPV66205-E
An argument of an option is invalid. file = aa....aa, line = bb....bb, option = ccc (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目に記述されているオペランドのオプションcccのフラグ引数に誤りがあります。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- ccc:オプション名
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当するオペランドを確認した後,オプションのフラグ引数を修正し,XDSを再開始してください。
KFPV66206-E
A definition file cannot be analyzed because memory is insufficient. required memory = aa....aa (E)
- 定義ファイルの解析処理で,メモリ不足になりました。
- aa....aa:エラーが発生したときの要求メモリ量(単位:バイト)
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]XDSサーバ定義のpdq_memory_xdb_limit_sizeオペランドの指定値を見積もり直し,XDSを再開始してください。それでもこのメッセージが出力される場合は,aa....aaの値を1,024で除算した値(小数点以下切り上げ)を加算して,XDSを再開始してください。
KFPV66207-E
An I/O error occurred. file = aa....aa, func = bb....bb, reason code = cc....cc (E)
- ファイルaa....aaの読み込みでエラーが発生しました。
- aa....aa:ファイル名
- bb....bb:エラーが発生したシステムコール名
- エラーの原因がシステムコールのエラー以外の場合,***を表示します。
- cc....cc:理由コード
- 理由コードの意味と対策を以下の表に示します。
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]理由コードの内容を確認し,エラーの要因を取り除いてから,XDSを再開始してください。理由コードの意味と対策を次の表に示します。
| システムコール名 |
理由コード |
意味 |
対策 |
| *** |
-1 |
aa....aaの内容が不正です。 |
HiRDBを正常終了後,いったんpdsetup -dコマンドでOSからHiRDBを削除し,再度pdsetupコマンドでOSに登録してからHiRDBを再開始してください。
上記の対処をしてもこのメッセージが出力される場合は,HiRDBを再インストールしてください。その後,pdsetupコマンドでOSにHiRDBを登録し,HiRDBを再開始してください。 |
| 上記以外 |
上記以外 |
システムコールbb....bbでエラーが発生しています。cc....ccはerrnoの値です。 |
システムコール名,errnoから障害の原因を特定して対策してください。 |
KFPV66208-E
A definition file cannot be opened. definition file = aa....aa, func = bb....bb, reason code = cc....cc (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaがオープンできませんでした。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生したシステムコール名
- エラーの原因がシステムコールのエラー以外の場合,***を表示します。
- cc....cc:理由コード
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]理由コードの内容を確認し,エラーの要因を取り除いてから,XDSを再開始してください。理由コードの意味と対策を次の表に示します。
| システムコール名 |
理由コード |
意味 |
対策 |
| *** |
-1 |
aa....aaはファイルではありません。 |
aa....aaにXDSデータベース定義ファイルを格納してください。 |
| -2 |
内部矛盾が発生しています。 |
保守員に連絡してください。 |
| 上記以外 |
上記以外 |
システムコールbb....bbでエラーが発生しています。cc....ccはerrnoの値です。 |
システムコール名,errnoから障害の原因を特定して対策してください。 |
KFPV66209-E
The length of a record exceeds the maximum. file = aa....aa, line = bb....bb (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目のレコード長が最大レコード長(80バイト)を超えています。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当する定義情報の記述形式を確認してください。なお,システム定義の1行に記述できる最大文字数は80バイトです。80バイトを超えて指定する場合は,継続符号"\"を記述し,継続行として指定してください。その後,XDSを再開始してください。
- マルチバイト文字(日本語など)を記述する場合,1文字が2バイト以上に変換されることがあります。このため,テキストエディタ上では1行の長さが80バイト以内であっても,80バイト以上と認識される場合があります。マルチバイト文字を記述する場合は注意してください。
KFPV66210-E
A specified variable name is invalid. file = aa....aa, line = bb....bb (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目に次のどちらかの誤りがあり,解析できません。
- オペランド名の記述がありません。
- オペランド名に誤りがあります。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]オペランド名を正しく指定し,XDSを再開始してください。
KFPV66211-E
The format of aa....aa is invalid. file = bb....bb, line = cc....cc (E)
- XDSデータベース定義ファイルbb....bbのcc....cc行目のset形式のオペランドaa....aaの記述形式に誤りがあります。
- aa....aa:エラーが発生したオペランド名
- bb....bb:XDSデータベース定義ファイル名
- cc....cc:エラーが発生した行
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当するオペランドの記述形式を確認した後,修正して,XDSを再開始してください。
KFPV66212-E
A required definition is not specified. file = aa....aa, operand = bb....bb (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaに必須オペランドbb....bbが指定されていません。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:オペランド名
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]オペランドbb....bbを指定して,XDSを再開始してください。
KFPV66213-E
A required option is not specified. file = aa....aa, line = bb....bb, command = cc....cc, option = dd....dd (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目のオペランドcc....ccに必須オプションdd....ddが指定されていません。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- cc....cc:オペランド名
- dd....dd:オプション名
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当するオペランドcc....ccに,オプションdd....ddを指定するようにXDSデータベース定義を修正し,XDSを再開始してください。
KFPV66214-E
Definition file path can not be acquired. (E)
- XDSデータベース定義ファイルのパスが取得できません。
- (S)異常終了します。
- (O)このメッセージの内容,及びコアファイルが出力されている場合はそのコアファイルを保存してから,HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]保守員に連絡してください。
KFPV66215-E
Analysis file path can not be acquired. (E)
- 解析ファイルのパスを取得できません。
- (S)異常終了します。
- (O)このメッセージの内容,及びコアファイルが出力されている場合はそのコアファイルを保存してから,HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]保守員に連絡してください。
KFPV66216-E
An analysis file is invalid. analysis file = aa....aa (E)
- HiRDBのバージョンと解析ファイルaa....aaのバージョンが異なるため,定義解析処理を中止しました。
- aa....aa:解析ファイル名
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]HiRDBを正常終了後,いったんpdsetup -dコマンドでOSからHiRDBを削除し,再度pdsetupコマンドでOSに登録してからHiRDBを再開始してください。それでもこのメッセージが出力される場合は,HiRDBを再インストールしてください。その後,pdsetupコマンドでOSにHiRDBを登録し,HiRDBを再開始してください。
KFPV66219-E
The product version differs from the product version in the execution system. (E+L+P)
- 待機系と実行系の製品のバージョンが異なります。
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]待機系と実行系の製品バージョンを同じものにしてください。
KFPV66220-E
There is a definition not defined in the standby system by the definition of the execution system. operand = aa....aa (E+L+P)
- XDSデータベース定義のオペランドaa....aaは実行系では指定されていますが,待機系では指定されていません。
- aa....aa:オペランド名
- (S)処理を続行します。
- (O) HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]実行系と待機系のXDSデータベース定義のオペランドaa....aaの内容を同じにしてください。その後,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「XDSの開始処理中に障害が発生したときの対処方法」に示す手順に従ってXDSを再開始してください。
KFPV66221-E
There is a definition not defined in the execution system by the definition of the standby system. line = aa....aa, operand = bb....bb (E+L+P)
- XDSデータベース定義のオペランドbb....bbは待機系では指定されていますが,実行系では指定されていません。
- aa....aa:行数
- bb....bb:オペランド名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]実行系と待機系のXDSデータベース定義のオペランドbb....bbの内容を同じにしてください。その後,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「XDSの開始処理中に障害が発生したときの対処方法」に示す手順に従ってXDSを再開始してください。
KFPV66223-E
An internal contradiction was detected in XDS. information 1 = aa....aa, information 2 = bb....bb, information 3 = cc....cc (E+L+P)
- XDSで内部矛盾を検知しました。
- aa....aa:保守情報1
- bb....bb:保守情報2
- cc....cc:保守情報3
- (S)異常終了します。
- (O)このメッセージの直前にメッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って原因を取り除いてください。原因を取り除けない場合,このメッセージの内容,前後のメッセージの内容,及びコアファイルが出力されている場合はそのコアファイルを保存してから,HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]保守員に連絡してください。
KFPV66224-E
Acquisition of database information from the execution system has failed. reason core = aa (E+L+P)
- 実行系XDSのDBインポートの完了の確認に失敗しました。
- aa:理由コード
- 01:実行系XDSのDBインポート完了待ち中に,タイムアウトが発生しました。
- 02:通信エラーが発生しました。
- 03:メモリ不足が発生しました。
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]
- aaの値が01の場合:
- XDSの正常開始時にこのメッセージが出力された場合
XDSデータベース定義のpd_xdb_forward_time_limitオペランドを省略している場合は,保守員に連絡してください。省略していない場合は,指定値を見直し,指定値を大きくしてください。その後,XDSを再開始してください。最大値を指定してもこのメッセージが出力される場合は,保守員に連絡してください。
- 両系稼働状態への復帰処理中にこのメッセージが出力された場合
XDSデータベース定義のpd_xdb_forward_time_limitオペランドに指定した,実行系から待機系へのデータ転送処理のタイムアウト時間を超えたため,両系稼働状態への復帰処理が中止されました。
待機系XDSのXDS環境定義のPDSBYFORWARDTIME及びPDSBYRESTRWATCHTIMEオペランドを指定してタイムアウト時間を長くした後に,待機系XDSを開始してください。タイムアウトが発生したときの対処方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「両系稼働状態への復帰処理中にタイムアウトが発生したときの対処方法」を参照してください。
- aaの値が02又は03の場合:
- このメッセージの直前に出力されているメッセージに従って原因を取り除き,XDSを再開始してください。
KFPV66225-E
Database transfer from the execution system to the standby system has failed. reason code = aa (E+L+P)
- 実行系XDSから待機系XDSへのデータ転送が失敗しました。
- aa:理由コード
- 01:実行系XDSから表データを受信中にタイムアウトが発生しました。
- 02:通信エラーが発生しました。
- 03:メモリ不足が発生しました。
- 04:待機系XDSの開始中に実行系XDSを再開始したことで,待機系XDSが持つ実行系XDSの情報と一致しなくなったため,データ転送が続行できません。
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]
- aaの値が01の場合:
- XDSの正常開始時にこのメッセージが出力された場合
XDSデータベース定義のpd_xdb_forward_time_limitオペランドを省略している場合は,保守員に連絡してください。省略していない場合は,指定値を見直し,指定値を大きくするか,メモリDBに格納しているデータの量を減らしてください。その後,XDSを再開始してください。最大値を指定してもこのメッセージが出力される場合は,保守員に連絡してください。
- 両系稼働状態への復帰処理中にこのメッセージが出力された場合
XDSデータベース定義のpd_xdb_forward_time_limitオペランドに指定した,実行系から待機系へのデータ転送処理のタイムアウト時間を超えたため,両系稼働状態への復帰処理が中止されました。
待機系XDSのXDS環境定義のPDSBYFORWARDTIME及びPDSBYRESTRWATCHTIMEオペランドを指定してタイムアウト時間を長くした後に,待機系XDSを開始してください。タイムアウトが発生したときの対処方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「両系稼働状態への復帰処理中にタイムアウトが発生したときの対処方法」を参照してください。
- aaの値が02,又は03の場合:
- このメッセージの直前に出力されているメッセージに従って原因を取り除き,XDSを再開始してください。
- aaの値が04の場合:
- 待機系XDSを再開始してください。
KFPV66226-E
Deallocation of shared memory was detected. information = aa....aa (E+L+P)
- 共用メモリ内にある管理情報の破壊を検知しました。
- aa....aa:保守情報
- 共用メモリ破壊調査用情報
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]このメッセージの内容,及びコアファイルが出力されている場合はそのコアファイルを保存してから,保守員に連絡してください。
KFPV66229-E
Allocation of shared memory has failed. required size = aa....aa (E+L+P)
- 共用メモリの割り当てに失敗しました。
- aa....aa:要求サイズ
- 割り当てようとした共用メモリのサイズ(単位:バイト)
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]このメッセージの直前に出力されているメッセージに従って対策してください。
KFPV66230-E
DB recovery after DB forwarding failed. (E+L+P)
- 実行系XDSから転送された表データをDBエリアに格納する処理が失敗しました。
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]このメッセージの直前に出力されているメッセージがある場合には,そのメッセージに従って対策してください。それ以外の場合は,XDSサーバ定義のpdq_memory_xdb_limit_sizeオペランドの指定値を見積もり直し,XDSを再開始してください。
KFPV66231-E
Processing to deallocate shared memory failed because permissions are lacking. (E+L+P)
- 権限不正のため,共用メモリ解放処理に失敗しました。
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]保守員に連絡してください。
KFPV66233-E
An error has occurred during XDS execution. SQLCODE = aa....aa, message text = bb....bb (E+L)
- XDSの処理でエラーが発生しました。
- aa....aa:SQLCODE
- bb....bb:メッセージテキスト
- (S)処理を続行します。
- (O)このメッセージの直前に出力されているメッセージがある場合は,そのメッセージに従って対策してください。SQLCODE,及びメッセージテキストを基にエラーの原因を取り除いてください。
KFPV66234-E
Corrupted memory was detected. information 1 = aa....aa, information 2 = bb....bb (E+L)
- XDSが使用するメモリ領域内にある管理情報の破壊を検知しました。
- aa....aa:保守情報1
- bb....bb:保守情報2
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]保守員に連絡してください。
KFPV80000-I
Export processing aa....aa. The table is "bb....bb"."cc....cc" (L+S)
- 表"bb....bb"."cc....cc"に対するDBエクスポート処理をaa....aaしました。
- aa....aa:
- queueing:DBエクスポート対象としました。
- skipped:DBエクスポート対象制御文ファイルの指定に従ってDBエクスポート対象外にしました。
- bb....bb:認可識別子
- cc....cc:表識別子
- (S)処理を続行します。
KFPV80001-I
Output of MEMORY DB DUMPFILE has started. (L+S)
- メモリDBダンプファイルへの出力を開始しました。
- (S)処理を続行します。
KFPV80002-I
MEMORY DB DUMPFILE is now being output, aa....aa/bb....bb complete. (L+S)
- メモリDBダンプファイルへの出力経過メッセージです。
メモリDBダンプファイルbb....bb個のうち,aa....aa個への出力が完了しました。
- aa....aa:出力が完了したメモリDBダンプファイルの数
- bb....bb:出力対象のメモリDBダンプファイルの数
- (S)処理を続行します。
KFPV80003-I
Output of MEMORY DB DUMPFILE has finished, aa....aa/bb....bb complete. (L+S)
- メモリDBダンプファイルへの出力が完了しました。
- aa....aa:出力が完了したメモリDBダンプファイルの数
- bb....bb:出力対象のメモリDBダンプファイルの数
- (S)処理を続行します。
KFPV80501-I
aa....aa started,table="bb....bb"."cc....cc". (L+S)
- aa....aaの処理を開始しました。
- aa....aa:
- Pdrorg:データ抽出処理
- Pdload:データ格納処理
- bb....bb:認可識別子
- cc....cc:表識別子
- (S)処理を続行します。
KFPV80502-I
aa....aa ended,table="bb....bb"."cc....cc",return code=dd (L+S)
- aa....aaの処理が,リターンコードddで終了しました。
- aa....aa:
- Pdrorg:データ抽出処理
- Pdload:データ格納処理
- bb....bb:認可識別子
- cc....cc:表識別子
- dd:リターンコード
- 0:正常終了しました。
- 8:異常終了しました。
- (S)処理を続行します。
KFPV80503-I
Sending or receiving processing started from aa....aa to bb....bb, table="cc....cc"."dd....dd". (L+S)
- 表("cc....cc"."dd....dd")のデータ送受信処理を開始しました。
- aa....aa:送信元
- HiRDB
- XDS
- bb....bb:送信先
- HiRDB
- XDS
- cc....cc:認可識別子
- dd....dd:表識別子
- (S)処理を続行します。
KFPV80504-I
Sending or receiving processing ended from aa....aa to bb....bb, table="cc....cc"."dd....dd". (L+S)
- 表("cc....cc"."dd....dd")のデータ送受信処理を終了しました。
- aa....aa:送信元
- HiRDB
- XDS
- bb....bb:送信先
- HiRDB
- XDS
- cc....cc:認可識別子
- dd....dd:表識別子
- (S)処理を続行します。
KFPV80505-I
Processing to sort the index,started.(index="aa....aa"."bb....bb",DBAREA="cc....cc") (L+S)
- インデクス"aa....aa"."bb....bb"のソート処理を開始しました。
- aa....aa:認可識別子
- bb....bb:インデクス識別子
- cc....cc:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
KFPV80506-I
Processing to sort the index,ended.(index="aa....aa"."bb....bb",DBAREA="cc....cc") (L+S)
- インデクス"aa....aa"."bb....bb"のソート処理を終了しました。
- aa....aa:認可識別子
- bb....bb:インデクス識別子
- cc....cc:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
KFPV80507-I
Processing to load the index,started.(index="aa....aa"."bb....bb",DBAREA="cc....cc") (L+S)
- インデクス"aa....aa"."bb....bb"のデータロード処理を開始しました。
- aa....aa:認可識別子
- bb....bb:インデクス識別子
- cc....cc:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
KFPV80508-I
Processing to load the index,ended.(index="aa....aa"."bb....bb",DBAREA="cc....cc") (L+S)
- インデクス"aa....aa"."bb....bb"のデータロード処理を終了しました。
- aa....aa:認可識別子
- bb....bb:インデクス識別子
- cc....cc:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
KFPV80509-I
aa....aa data count bb....bb is being,processed.(index="cc....cc"."dd....dd",DBAREA="ee....ee") (L+S)
- bb....bb件目を処理しています。
- aa....aa:{Sort|Index}
- bb....bb:件数
- cc....cc:認可識別子
- dd....dd:インデクス識別子
- ee....ee:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
KFPV80510-I
Error occured in other process,DB import aborted,aa....aa="bb....bb"."cc....cc" (L+S)
- aa....aaに対するDBインポートの処理中,ほかのスレッドでエラーが発生したため,DBインポートの処理を中断しました。
- aa....aa:{Table|Index}
- bb....bb:認可識別子
- cc....cc:表識別子又はインデクス識別子
- (S)処理を終了します。
KFPV81500-I
Retried processing executed successfully (L+S)
- リトライした処理が正常に実行できました。
- (S)処理を続行します。
KFPV82000-I
The standby system requested the execution system to stop receiving updating transactions. (L+S)
- 実行系のXDSに対して,新規の更新トランザクションの受け付け抑止を要求しました。
- (S)処理を続行します。
KFPV82001-I
Receiving updating transactions stopped in the execution system. (L+S)
- 実行系のXDSで,新規の更新トランザクションの受け付け抑止が完了しました。両系稼働状態への復帰処理を開始します。
- (S)処理を続行します。
KFPV82002-I
Receiving new updating transactions has been stopped. (L+S)
- 新規の更新トランザクションの受け付けを抑止しました。
- (S)処理を続行します。
KFPV82003-I
All updating transactions have been committed. (L+S)
- すべての更新トランザクションの処理が完了しました。
- (S)処理を続行します。
KFPV82004-I
Receiving updating transactions has been started. (L+S)
- 新規の更新トランザクションの受け付け抑止を解除しました。
- (S)処理を続行します。
KFPV82005-I
The isolation status has been changed to the normal status. (L+S)
- 実行系のXDSの片系稼働状態を解除しました。
- (S)処理を続行します。
KFPV82100-I
Current UPL_OUTPUT_PATH assigned to aa....aa (L+S)
- aa....aaを出力対象の更新ログファイル出力先ディレクトリとして割り当てました。
- aa....aa:パス名
- 切り替え後の更新ログファイル出力先ディレクトリパス名。
- (S)処理を続行します。
KFPV82101-I
UPDATE_LOG file is already exist, file=aa...aa (L+S)
- 更新ログファイルを作成しようとしましたが,同一パス名のファイルが既に存在しています。
- aa....aa:パス名
- 作成する更新ログファイルパス名。
- (S)処理を続行します。aa....aaに上書きして,更新ログを出力します。
KFPV86001-I
A DBAREA was expanded. DBAREA = "aa....aa", size = bb....bb, total count = cc....cc (L+P+S)
- 共用メモリを取得し,DBエリアを拡張しました。
- aa....aa:DBエリア名
- bb....bb:取得した共用メモリのサイズ(単位:キロバイト)
- cc....cc:DBエリアの共用メモリセグメントの取得数
- (S)処理を続行します。
KFPV86002-I
aa....aa processing started. The table is "bb....bb"."cc....cc". (L+P+S)
- aa....aaの処理を開始しました。
- aa....aa:実行した処理
- {Import|Export}
- bb....bb:スキーマ名
- pdxdsstart,又はpdxdsstopコマンドの場合:認可識別子
- pdvdbexportコマンドの場合:*
- cc....cc:表識別子
- (S)処理を続行します。
KFPV86003-I
aa....aa rows loaded, table="bb....bb"."cc....cc". (L+P+S)
- 表("bb....bb"."cc....cc")にaa....aa行をDBインポートしました。
- aa....aa:格納した行数
- bb....bb:認可識別子
- cc....cc:表識別子
- (S)処理を続行します。
KFPV86004-I
aa....aa processing ended, table="bb....bb"."cc....cc". (return code = dd) (L+P+S)
- aa....aaの処理がリターンコードddで終了しました。
- aa....aa:実行した処理
- {Import|Export|Dbsta}
- bb....bb:認可識別子
- cc....cc:表識別子
- dd:リターンコード
- 0:正常に終了しました。
- 1:異常終了しました。
- 8:エラーが発生しました(Import|Export)。
- 12:エラーが発生しました(Dbsta)。
- 20:コマンドの指定が不正です。
- (S)処理を終了します。
- (O)
- リターンコードが1の場合
- メッセージログファイルに出力されている異常終了のメッセージを参照し,そのメッセージに示す対処を行ってください。
- リターンコードが8,12又は20の場合
- メッセージログファイル,又は標準エラー出力,XDSログファイルに出力されたメッセージを参照して,エラーの原因を取り除き,必要であればデータベースの回復を行った後にコマンドを再度実行してください。
KFPV86005-I
Row number aa....aa is being processed. (L+P+S)
- aa....aa行目を処理しています。
- aa....aa:行数
- (S)処理を続行します。
KFPV86006-I
The index information file was assigned. (index = "aa....aa"."bb....bb", DBAREA = "cc....cc",file = dd....dd) (L+P+S)
- インデクスaa....aa.bb....bbのDBエリアcc....ccのインデクス情報をdd....ddに出力しました。
- aa....aa:スキーマ名
- bb....bb:インデクス識別子
- cc....cc:DBエリア名
- dd....dd:ファイル名
- (S)処理を続行します。
KFPV86007-I
Processing to generate the index started. (index = "aa....aa"."bb....bb", DBAREA = "cc....cc") (L+P+S)
- インデクスを生成する処理を開始しました。
- aa....aa:スキーマ名
- bb....bb:インデクス識別子
- cc....cc:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
KFPV86008-I
Processing to generate the index ended. (index = "aa....aa"."bb....bb", DBAREA = "cc....cc", return code = dd) (L+P+S)
- インデクスの一括作成処理がリターンコードddで終了しました。
- aa....aa:認可識別子
- bb....bb:インデクス識別子
- cc....cc:DBエリア名
- dd:リターンコード
- 0:正常に終了
- 8:エラーが発生
- (S)処理を続行します。
- (O)リターンコードが8の場合は,このメッセージの前に出力したエラーメッセージを参照して,エラーの原因を取り除き,データベースの回復を行った後に再度実行してください。
KFPV86009-I
aa....aa processing started. (L+P+S)
- aa....aaの処理を開始しました。
- aa....aa:実行した処理
- {Dbsta}
- (S)処理を続行します。
KFPV86010-I
Row aaaa for table "bb....bb"."cc....cc" stored in DBAREA "dd....dd" was deleted. (L+P+S)
- DBエリアdd....ddに格納されている表bb....bb.cc....ccの行データを削除しました。
- aaaa:削除したデータ
- bb....bb:スキーマ名
- cc....cc:表識別子
- dd....dd:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
KFPV86011-I
Processing to output to the extract data file ended. (file = aa....aa) (L+P+S)
- 抽出データファイルへの出力処理が終了しました。
- aa....aa:抽出データファイル名
- (S)処理を続行します。
KFPV86012-I
aa....aa rows bb....bb. (table = "cc....cc"."dd....dd", DBAREA = "ee....ee") (L+P+S)
- 表cc....cc.dd....ddのDBエリアee....eeに対してaa....aa行のDBエクスポート処理をしました。
- aa....aa:処理行数
- bb....bb:処理種別{exported}
- cc....cc:次のどちらかの情報が出力されます。
- pdxdsstartコマンド又はpdxdsstopコマンドの場合:認可識別子
- pdvdbexportコマンドの場合:*
- dd....dd:表識別子
- ee....ee:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
KFPV86013-I
The maximum row length of the output extract file is aa....aa bytes. (L+P+S)
- 出力した抽出データファイルの行長の最大値はaa....aaバイトです。
- aa....aa:行長の最大値
- (S)処理を続行します。
KFPV86014-W
The page size for the DBAREA "aa....aa" was raised to bb....bb because the page size was not a multiple of 2,048. (L+P+S)
- DBエリアaa....aaのページサイズの定義値が2,048の倍数でなかったため,2,048の倍数(bb....bb)に切り上げます。
- aa....aa:DBエリア名
- bb....bb:切り上げた後のページサイズ(単位:バイト)
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]DBエリアaa....aaを定義する,XDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドの-pオプションの指定値には,2,048の倍数を指定してください。
KFPV86015-W
The alert message output timing will be ignored. DBAREA = "aa....aa" (L+P+S)
- 最大確保共用メモリ面数が定義されていないDBエリアaa....aaの警告メッセージ出力タイミングの定義値を無視します。
- aa....aa:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]
- 警告メッセージ出力タイミングは,最大確保共用メモリ面数が定義されているときだけ有効になります。
- DBエリアaa....aaを定義する,XDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドに対して,次のどちらかの対策をしてください。
- 警告メッセージ出力タイミング(-mオプション)を定義しない
- 最大確保共用メモリ面数(-aオプションの2番目の値)を定義する
KFPV86200-I
XDS initialization processing will now start. (L+P+S)
- XDSの初期化処理を開始します。
- (S)処理を続行します。
KFPV86201-I
XDS initialization processing has finished. (L+P+S)
- XDSの初期化処理が完了しました。
- (S)処理を続行します。
KFPV86203-I
The XDS service has started. (L+P+S)
- 待機系XDSへの系切り替えが完了しました。
- (S)処理を続行します。
KFPV86204-I
XDS termination processing will now start. (L+P+S)
- XDSの終了処理を開始します。
- (S)処理を続行します。
KFPV86205-I
XDS termination processing has finished. (L+P+S)
- XDSの終了処理が完了しました。
- (S)処理を続行します。
KFPV86206-I
DBAREA will now be created. (L+P+S)
- メモリDBの作成を開始します。
- (S)処理を続行します。
KFPV86207-I
DBAREA has been created. (L+P+S)
- メモリDBの作成が完了しました。
- (S)処理を続行します。
KFPV86208-I
DBAREA is now being forwarded from the execution system. (aa% complete) (L+P+S)
- 実行系XDSからのDBエリアの転送を実行しています。
- aa:表データ転送の進ちょく率
- パーセンテージ(1〜99%)で示します。
- (S)処理を続行します。
KFPV86209-I
DBAREA has been forwarded from the execution system. (L+P+S)
- 実行系XDSからのDBエリアの転送が完了しました。
- (S)処理を続行します。
KFPV86210-I
DBAREA will now be exported. (L+P+S)
- DBエクスポートを開始します。
- (S)処理を続行します。
KFPV86211-I
DBAREA has been exported. (L+P+S)
- DBエクスポートが完了しました。
- (S)処理を続行します。
KFPV86212-I
The DBAREA dump is now being output.(aa% complete) (L+P+S)
- DBエリアの共用メモリダンプ出力を実行しています。
- aa:DBエリアの共用メモリダンプ出力の進ちょく率
- パーセンテージ(1〜99%)で示します。
- (S)処理を続行します。
KFPV86213-I
Output of the DBAREA dump has finished. file = aa....aa (L+P+S)
- DBエリアの共用メモリダンプ出力が完了しました。
- aa....aa:DBエリアの共用メモリダンプ出力ファイル名
- (S)処理を続行します。
KFPV90000-E
Memory is insufficient,XDS server name = aa....aa,command name = bb....bb,size of the insufficient memory = cc....cc (E)
- コマンド実行中にプロセス固有メモリ不足が発生しました。
- aa....aa:XDSサーバ名
- 表示できない場合は,********を表示します。
- bb....bb:コマンド名
- 最後の6文字が(AUTO)の場合,XDSが自動実行したことを示します。
- cc....cc:確保しようとしたメモリサイズ(単位:バイト)
- 表示できない場合は,********を表示します。
- (S)異常終了します。
- [対策]次に示す方法で,使用するメモリに余裕を持たせてください。
- 同時実行しているプロセスを減らしてください。
- スワップ領域を増やしてください。
- 実メモリを増やしてください。
- 上記の対策後,コマンドを再度実行してください。bb....bbの最後の6文字が(AUTO)の場合,XDSが自動でコマンドを再実行します。
KFPV90001-E
Command could not be executed,because MEMORY DB DUMPFILE is in use,XDS server name = aa....aa,command name = bb....bb (E)
- メモリDBダンプファイルが使用中のため,コマンドを実行できませんでした。コマンドの同時実行可否については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「メモリDB回復機能を使用している場合の留意事項」の「メモリDB回復機能の使用時に同時実行できない操作」を参照してください。
- aa....aa:XDSサーバ名
- 表示できない場合は,********を表示します。
- bb....bb:コマンド名
- 最後の6文字が(AUTO)の場合,XDSが自動実行したことを示します。
- (S)処理を続行します。
- [対策]メモリDBダンプファイルの使用が終了するのを待ってからコマンドを再度実行してください。
- bb....bbの最後の6文字が(AUTO)の場合,XDSが自動でコマンドを再実行します。
KFPV90002-E
An attempt to lock MEMORY DB DUMPFILE has failed,XDS server name = aa....aa,command name = bb....bb,code = cc....cc(dd....dd) (E)
- メモリDBダンプファイルのロックに失敗しました。
- aa....aa:XDSサーバ名
- 表示できない場合は,********を表示します。
- bb....bb:コマンド名
- 最後の6文字が(AUTO)の場合,XDSが自動実行したことを示します。
- cc....cc:エラーコード
- NOSEGMENT:OSのロックセグメントが不足しました。
- SIGNAL:シグナル割り込みが発生しました。
- dd....dd:システムコールfcntlのerrno値
- (S)異常終了します。
- [対策]エラーコードに応じて次に示す対策をしてください。
- エラーコードがNOSEGMENTの場合:
- 実メモリが不足しています。次に示す方法で,使用するメモリに余裕を持たせてから,コマンドを再度実行してください。
- スワップ領域を増やしてください。
- 実メモリを増やしてください。
- bb....bbの最後の6文字が(AUTO)の場合,XDSが自動でコマンドを再実行します。
- エラーコードがSIGNALの場合:
- コマンドを再度実行してください。bb....bbの最後の6文字が(AUTO)の場合,XDSが自動でコマンドを再実行します。
KFPV90003-E
MEMORY DB DUMPFILE operation aa....aa has failed,XDS server name = bb....bb,command name = cc....cc,code = dd....dd(ee....ee),file path = ff....ff (E)
- メモリDBダンプファイルアクセスでエラーが発生しました。
- aa....aa:ファイルの操作(システムコール)
- OPEN:メモリDBダンプファイルのオープン
- READ:メモリDBダンプファイルからの読み込み
- WRITE:メモリDBダンプファイルへの書き込み
- bb....bb:XDSサーバ名
- 表示できない場合は,********を表示します。
- cc....cc:コマンド名
- 最後の6文字が(AUTO)の場合,XDSが自動実行したことを示します。
- dd....dd:エラーコード
- NOFILE:メモリDBダンプファイルがありません。
- DIRECTORY:ff....ffで示すパスがディレクトリです。
- NOPERMISSION:メモリDBダンプファイルのアクセス権がありません。
- OPENOVER:プロセスがオープンできるファイル数の上限を超えました。
- TABLEOVER:システムでオープンできるファイル数の上限を超えました。
- SIGNAL:メモリDBダンプファイルにシグナル割り込みが発生しました。
- NOSPACE:メモリDBダンプファイルを格納するディレクトリのディスク容量が不足しました。
- IOERROR:メモリDBダンプファイルにディスク障害が発生しました。
- ee....ee:システムコールエラーのerrno値
- ff....ff:エラーが発生したメモリDBダンプファイル名(絶対パス)
- メモリDBダンプファイルの名称規則については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」でXDSデータベース定義のpdmemdumpオペランドの説明を参照してください。
- (S)pdvdbexportコマンドで,データ用DBエリアのメモリDBダンプファイルがない場合,処理を続行します。それ以外の場合,異常終了します。
- [対策]次の表に従って処置してください。
| コマンド名 |
エラーコード |
管理者の処置 |
pdulogref
pdvdbexport
pdvrcvinf |
NOFILE |
-fオプションに指定するメモリDBダンプファイル名を訂正し,コマンドを再実行してください。
ff....ffの終端10文字が0000000011以上の場合,メモリDBダンプファイルが削除された可能性があります。メモリDBダンプファイルを移動させるなどの運用を行っていないかどうか確認して,コマンドを再実行してください。 |
| DIRECTORY |
-fオプションに指定するメモリDBダンプファイル名が正しいか見直してください。正しい場合は,メモリDBダンプファイルの運用を見直してください。 |
| NOPERMISSION |
OSのchmodコマンドで,HiRDB管理者にメモリDBダンプファイルの読み込み権限と書き込み権限を与え,コマンドを再実行してください。 |
| OPENOVER |
AIXの場合:
OSのオペレーティングシステムパラメタnofiles_hardの指定値に1100以上か,-1(unlimit)を指定し,コマンドを再実行してください。 |
Linuxの場合:
OSのオペレーティングシステムパラメタhard nofileの指定値に1100以上か,-1(unlimit)を指定し,コマンドを再実行してください。 |
| TABLEOVER |
AIXの場合:
OSのオペレーティングシステムパラメタnofiles_hardの指定値に1100以上か,-1(unlimit)を指定し,コマンドを再実行してください。 |
Linuxの場合:
OSのオペレーティングシステムパラメタfs.file-maxの指定値に1100以上か,-1(unlimit)を指定し,コマンドを再実行してください。 |
| SIGNAL |
コマンドを再実行してください。 |
| NOSPACE |
XDSが稼働状態の場合,次のどちらかの処置を行ってください。
- 論理ボリュームを拡張する。
- XDSを終了し,必要なディスクを割り当てる。
XDSが稼働状態でない場合,次のどちらかの処置を行ってください。
- 論理ボリュームを拡張する。
- 容量が十分あるディスクにメモリDBダンプファイルをコピーし,シンボリックリンクをコピー先のものに張り替える。
|
| IOERROR |
XDSが稼働状態の場合,XDSを速やかに終了し,ディスク障害を取り除いた後,XDSを開始して,メモリDBダンプファイルを作り直してください。
XDSが稼働状態でない場合,ほかの系のメモリDBダンプファイルを使用して,メモリDB回復機能を使用してください。ほかの系がない場合は,メモリDB回復機能を使用できないため,その時点のディスクDBのデータを使用してXDSを再開始してください。その後,再度業務を実行することで失われた業務結果を回復してください。 |
KFPV90004-E
MEMORY DB DUMPFILE state is invalid,XDS server name = aa....aa,command name = bb....bb (E)
- メモリDBダンプファイルに更新ログを反映する処理が完了していません。
- aa....aa:XDSサーバ名
- bb....bb:コマンド名
- (S)異常終了します。
- [対策]メモリDBダンプファイルへの追い付き反映コマンド(pdulogref)実行後,表データのDBエクスポートコマンド(pdvdbexport)を再実行してください。
KFPV90005-E
An internal contradiction was detected in MEMORY DB DUMPFILE,XDS server name = aa....aa,command name = bb....bb,code = cc,id = dd (E)
- メモリDBダンプファイルで内部矛盾を検知しました。
- aa....aa:XDSサーバ名
- bb....bb:コマンド名
- 最後の6文字が(AUTO)の場合,XDSが自動実行したことを示します。
- cc:エラーコード(XDS内部情報)
- dd:エラーID(XDS内部情報)
- (S)pdvdbexportコマンドの場合,処理を続行します。それ以外は,XDSが異常終了します。
- [対策]メモリDBダンプファイルを移動させるなどの運用を行っていないかどうか確認してください。行っていない場合は,メモリDBダンプファイルを退避し,保守員に連絡してください。
KFPV90007-E
An internal contradiction was detected,XDS server name = aa....aa,command name = bb....bb,Information = cc....cc (E)
- メモリDBダンプファイルでエラーが発生しました。
- aa....aa:XDSサーバ名
- 表示できない場合は,********を表示します。
- bb....bb:コマンド名
- 最後の6文字が(AUTO)の場合,XDSが自動実行したことを示します。
- cc....cc:エラー検知情報
- 次に示す情報が含まれている場合,システムコールエラーを示しています。
- {os | opt | eei_osl}=システムコール名
- errno=errno値
- {file | filename}=メモリDBダンプファイルの絶対パス
- (S)異常終了します。
- [対策]cc....ccにシステムコールエラーの情報が含まれている場合は,「4.3 システムコールのリターンコード」を参照して,システムコールのerrno値に示す対策を行ってください。
- cc....ccにシステムコールエラーの情報が含まれていない場合,又は上記の対策で解決できなかった場合は,メモリDBダンプファイルを退避し,保守員に連絡してください。
KFPV90008-I
Pdulogref command cancel detected, check information=(aa....aa) (S)
- 前回の更新ログ反映実行中に中断があったことを検知しました。
- メモリDBダンプファイルへの追い付き反映コマンド(pdulogref)の場合は,出力されているすべての更新ログファイルを対象として反映処理を行います。
- 回復情報の表示コマンド(pdvrcvinf)の場合は,中断時の情報を表示します。
- aa....aa:関連情報(中断日時)
- (S)処理を続行します。
KFPV90009-E
UPDATE_LOG file reflect failed, return code=aa (E)
- 更新ログファイルをメモリDBダンプファイルに反映する処理が失敗しました。
- aa:反映する処理の終了コード
- 8:再実行できるエラー
- 12:再実行できないエラー
- (S)異常終了します。
- [対策]このメッセージの直前に出力されているメッセージを参照して,対処してください。
KFPV90010-I
Pdulogref command processing started (S)
- メモリDBダンプファイルへの追い付き反映コマンド(pdulogref)の処理を開始します。
- (S)処理を続行します。
KFPV90011-I
Pdulogref command processing ended, return code=aa (S)
- メモリDBダンプファイルへの追い付き反映コマンド(pdulogref)の処理を終了します。
- aa:反映する処理の終了コード
- 0:正常に終了
- 4:警告終了
- 8:再実行できるエラー
- 12:再実行できないエラー
- (S)処理を終了します。
- [対策]終了コードが0以外の場合は,このメッセージの直前に出力されているメッセージを参照して,対処してください。
KFPV90012-I
Usage: pdulogref -f MEMORY_DB_DUMPFILE_name (S)
- メモリDBダンプファイルへの追い付き反映コマンド(pdulogref)の使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
- (S)処理を終了します。
- [対策]コマンドの形式に誤りがある場合は,正しい形式でコマンドを再実行してください。
KFPV90013-I
Usage: pdvrcvinf -f MEMORY_DB_DUMPFILE_name [-k {dmp|ref|trn|all}] (S)
- 回復情報の表示コマンド(pdvrcvinf)の使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
- (S)処理を終了します。
- [対策]コマンドの形式に誤りがある場合は,正しい形式でコマンドを再実行してください。
KFPV90014-E
MEMORY DB DUMPFILE is invalid, command name = aa....aa, file path = bb....bb, Information = cc....cc (E)
- -fオプションに指定したマスタディレクトリ用メモリDBダンプファイルが不正です。
- aa....aa:コマンド名
- 最後の6文字が(AUTO)の場合,XDSが自動実行したことを示します。
- bb....bb:エラーが発生したメモリDBダンプファイル名
- cc....cc:XDS内部情報
- (S)異常終了します。
- [対策]
- マスタディレクトリ用メモリDBダンプファイルの指定を見直してください。
- メモリDBダンプファイルの名称規則については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」でXDSデータベース定義のpdmemdumpオペランドの説明を参照してください。
KFPV90015-E
Invalid "pdmemdump" statement due to aa....aa, option = bb,number = cc....cc (E)
- pdmemdumpオペランドの不正を検出しました。
- aa....aa:エラーの要因
- no option:必須オプションの指定がありません。
- no argument:フラグ引数がありません。
- invalid argument:フラグ引数が不正です。
- duplicate DBAREA:DBエリア名が重複しています。
- reserved name:システムで予約されたDBエリア名(EDMST,EDDIC)を指定しています。
- over definition:pdmemdumpオペランドに重複するDBエリア名を指定しているか,誤ったDBエリア名を指定しているため,上限(1,014)を超えています。
- no default path:-rオプションを指定していない定義がありません。
- duplicate default path:-rオプションを指定していない定義が複数あります。
- bb:オプション名
- aa....aaが次に示すエラーの要因の場合は**を表示します。
- over definition
- no default path
- duplicate default path
- cc....cc:エラーを検出したオペランドがXDSデータベース定義ファイルの何行目に定義されていたかを示します。
- aa....aaが次に示すエラーの要因の場合は0を表示します。
- over definition
- no default path
- (S)処理を続行します。
- (O)エラーの要因に従ってXDSデータベース定義のpdmemdumpオペランドを修正し,pdvdefchkコマンドを再実行してください。
| エラーの要因(aa....aa) |
対策 |
| no option |
bbのオプションを指定してください。 |
| no argument |
bbのオプションのフラグ引数を指定してください。 |
| invalid argument |
bbのオプションのフラグ引数を正しい形式で記述してください。 |
| duplicate DBAREA |
pdmemdumpオペランドで指定するDBエリア名の重複を排除してください。 |
| reserved name |
bbのオプションのフラグ引数から,EDMST又はEDDICを削除してください。 |
| over definition |
XDSデータベース定義内のすべてのpdmemdumpオペランドを見直して正しく指定してください。 |
| no default path |
-rオプションを指定しないpdmemdumpオペランドを一つ指定してください。 |
| duplicate default path |
-rオプションを指定しないpdmemdumpオペランドが一つになるように修正してください。 |
KFPV90016-E
Specified "pdmemdump" directory access error, code = aa....aa (bb....bb), directory path = cc....cc (E)
- pdmemdumpオペランドに指定したディレクトリにアクセスできません。
- aa....aa:エラーコード
- NOPERMISSION:アクセス権がありません。
- NOMEMORY:メモリ不足です。
- NODIR:ディレクトリの指定に誤りがあります。
- NOTDIR:ディレクトリではありません。
- bb....bb:statシステムコールでエラーが発生した場合のerrno値
- システムコールエラー以外の場合は*****を表示します。
- cc....cc:pdmemdumpオペランドの-dオプションのフラグ引数"メモリDBダンプファイル格納先ディレクトリ"です。
- (S)処理を続行します。
- (O)エラーの要因に従ってXDSデータベース定義のpdmemdumpオペランドを修正,又はcc....ccのディレクトリの設定を変更して,pdvdefchkコマンドを再実行してください。
| エラーコード(aa....aa) |
対策 |
| NOPERMISSION |
次に示すどちらかの対策を行ってください。
- pdmemdumpオペランドの-dオプションに,読み込み権限,書き込み権限,及び実行権限があるディレクトリを指定してください。
- cc....ccのディレクトリに,読み込み権限,書き込み権限,及び実行権限を設定してください。
|
| NOMEMORY |
スワップ領域が足りない場合は,拡張してください。拡張できない場合は,不要なプロセスを停止させてください。一部のプロセスが大量のメモリを消費している場合は,該当するプロセスをいったん停止できないか検討してください。 |
| NODIR |
次のどれかの対策を行ってください。
- pdmemdumpオペランドの-dオプションに存在するディレクトリを指定してください。
- cc....ccのディレクトリを作成してください。
- 囲み文字を使用する場合は,「"(ダブルクォーテーション)」を使用してください。
|
| NOTDIR |
次のどちらかの対策を行ってください。
- pdmemdumpオペランドの-dオプションにディレクトリを指定してください。
- cc....ccのディレクトリを作成してください。
|
KFPV90017-W
Reflection of the UPDATE_LOG skipped, XDS server name = aa....aa (E)
- XDSが自動実行したメモリDBダンプファイルへの追い付き反映コマンド(pdulogref)は,既に実行中の更新ログの追い付き反映コマンドがあるため,処理をスキップしました。
- aa....aa:XDSサーバ名
- (S)処理を終了します。
- [対策]このメッセージが頻繁に出力される場合は,次に示すどちらかの対処をしてください。
- XDSデータベース定義のpd_dbdump_update_intervalオペランドの指定値を見直してください。
- ディスク容量を見直してください。
- pd_dbdump_update_intervalオペランドについては,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「XDSデータベース定義」を参照してください。
- ディスク容量については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「ファイルの容量見積もり」を参照してください。
KFPV90501-I
aa....aa file was created, file=bb....bb . (L+S)
- ファイルパス名bb....bbのaa....aaファイルを作成しました。
- aa....aa:ファイル種別
- Extract data:抽出データファイル
- bb....bb:ファイルパス名
- ファイルパス名が150バイトを超える場合は,後ろから150バイトが出力されます。
- (S)処理を続行します。
KFPV90502-E
MEMORY DB DUMPFILE is invalid, command name = aa....aa, information = bb....bb, file path = cc....cc (E+L)
- -fオプションに指定したマスタディレクトリ用メモリDBダンプファイルが不正です。
- aa....aa:コマンド名
- bb....bb:XDS内部情報
- invalid_filename:ファイル名不正
- cc....cc:エラーが発生したメモリDBダンプファイル名
- メモリDBダンプファイル名が150バイトを超える場合は,後ろから150バイトが出力されます。
- (S)処理を終了します。
- [対策]指定したマスタディレクトリ用メモリDBダンプファイル名に誤りがないかを確認し,正しいマスタディレクトリ用メモリDBダンプファイル名を指定してください。メモリDBダンプファイルの名称規則については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」でXDSデータベース定義のpdmemdumpオペランドの説明を参照してください。
KFPV92000-I
Now starting XDS. XDS=aa....aa, start mode=bb....bb, cluster mode=cc....cc (L+S)
- XDSを開始します。
- aa....aa:XDSサーバ名
- bb....bb:開始モード
- NORMAL:正常開始
- cc....cc:系のモード
- NORMAL:通常開始(pdxdsstartコマンドに-nオプションを指定しない場合)
- ALONE:単独開始(pdxdsstartコマンドに-nオプションを指定した場合)
- 系切り替え無しの場合,又はモニタモードの場合は,-nオプションの指定に関係なく単独開始になります。
- (S)処理を続行します。
KFPV92001-I
XDS initialization process complete. XDS=aa....aa (L+S)
- XDSの開始処理が完了しました。
- aa....aa:XDSサーバ名
- (S)処理を続行します。
KFPV92002-I
XDS initialization process complete on the standby system. XDS=aa....aa (L+S)
- 待機系XDSの開始処理が完了しました。
- aa....aa:XDSサーバ名
- (S)処理を続行します。
KFPV92003-I
Now terminating XDS. XDS=aa....aa, termination mode=bb....bb (L+S)
- XDSを終了します。
- aa....aa:XDSサーバ名
- bb....bb:終了モード
- NORMAL:正常終了
- PLAN:計画停止
- FORCE:強制終了
- (S)処理を続行します。
KFPV92004-I
XDS termination process complete . XDS=aa....aa (L+S)
- XDSの終了処理が完了しました。
- aa....aa:XDSサーバ名
- (S)処理を続行します。
KFPV92005-I
XDS termination process complete on the standby system. XDS=aa....aa (L+S)
- 待機系XDSの終了処理が完了しました。
- aa....aa:XDSサーバ名
- (S)処理を続行します。
KFPV92006-I
Usage: pdxdsstart [-n] -s XDS_server_name (S)
- pdxdsstartコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
- (S)処理を終了します。
- (O)コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
KFPV92007-I
Usage: pdxdsstop [{-P|-f [-d]}] -s XDS_server_name (S)
- pdxdsstopコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
- (S)処理を終了します。
- (O)コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
KFPV92008-E
XDS server name not defined in system definition file. XDS=aa....aa (E)
- システム共通定義に指定したXDSサーバ名がありません。
- aa....aa:XDSサーバ名
- (S)処理を終了します。
- (O)pdxdsstart,及びpdxdsstopコマンドに指定したXDSサーバ名,又はシステム共通定義のpdxdsオペランドに指定したXDSサーバ名を見直してください。誤りを修正してから再度実行してください。
- また,XDSがないユニットでコマンドを実行した場合は,該当するXDSがあるユニットで再度実行してください。
KFPV92009-E
Error occurred while processing command aa....aa. XDS=bb....bb (E+L)
- aa....aaコマンドの処理でエラーが発生しました。
- aa....aa:コマンド名
- pdxdsstart
- pdxdsstop
- bb....bb:XDSサーバ名
- (S)処理を終了します。
- (O)コマンドが異常終了した場合,XDSは処理を続行している可能性があります。XDSログでXDSの状態を確認し,正常に処理を続行している場合は処理完了までお待ちください。
- XDSの処理が異常終了している場合は,XDSログファイルに出力されているメッセージ,又はこのメッセージの前に出力されている障害メッセージに従って対策してください。
KFPV92010-E
Unable to aa....aa XDS due to bbb not online. XDS=cc....cc (E)
- XDSのaa....aaに必要なbbbが開始していません。
- aa....aa:XDSの動作
- START:開始
- STOP:終了
- bbb:必要なサーバ又はユニット
- FES:フロントエンドサーバがあるユニット
- DIC:ディクショナリサーバ
- MGR:システムマネジャがあるユニット
- cc....cc:XDSサーバ名
- (S)処理を終了します。
- (O)必要なサーバを開始した後で,pdxdsstart又はpdxdsstopコマンドを再度実行してください。
KFPV92011-E
Server aa....aa related to XDS not online. XDS=bb....bb (E)
- メモリDBに格納するデータを持つaa....aaが開始していません。
- aa....aa:BESのサーバ名
- bb....bb:XDSサーバ名
- (S)処理を終了します。
- (O)メモリDBに格納するデータを持つBESを含むHiRDBを開始した後で,pdxdsstart又はpdxdsstopコマンドを再度実行してください。
KFPV92012-E
Invalid option argument specified on the standby system. XDS=aa....aa, option argument=bb....bb (E)
- コマンドで,待機系XDSでは指定できないオプションが指定されました。
- aa....aa:XDSサーバ名
- bb....bb:オプション
- " ":オプション無しのため動作できない
- "オプション名":指定できないオプションを指定した
- (S)処理を終了します。
- (O)XDSのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
KFPV92013-E
Unable to start pdprctee process (L)
- XDSログ出力プロセス(pdprctee)が起動できません。
- (S)異常終了します。
- (O)ディスク障害や,OS障害が発生していないかどうかを確認してください。原因が判明しない場合は,保守員に連絡してください。
KFPV92014-E
Unable to make succession file. file=aa....aa (E+L)
- 引き継ぎファイルの作成に失敗しました。
- aa....aa:障害が発生したファイル名
- (S)処理を終了します。
- (O)aa....aaの書き込み権限を確認してください。また,aa....aaと同じ名称でディレクトリが作成されていないかどうか確認してください。
KFPV92015-E
Unable to initialize XDS. XDS=aa....aa (E+L)
- XDSの開始処理に失敗しました。
- aa....aa:XDSサーバ名
- (S)処理を終了します。
- (O)XDSログに出力されているメッセージ,又はこのメッセージの前に出力されている障害メッセージに従って対策し,障害を取り除いてからXDSを開始してください。
KFPV92016-E
Unable to terminate XDS. XDS=aa....aa (E+L)
- XDSの終了処理に失敗しました。
- aa....aa:XDSサーバ名
- (S)処理を終了します。
- (O)XDSの終了処理で異常終了したため,障害が残っている場合があります。XDSログに出力されているメッセージ,又はこのメッセージの前に出力されている障害メッセージに従って対策してください。
KFPV92017-E
Error occurred while definition file syntax check. file = aa....aa (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaの文法チェック中にエラーを検知したため,XDSデータベース定義のチェックを中止します。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- (S)処理を終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]このメッセージの直前に出力されているメッセージに従って対策してください。
KFPV92018-E
Waiting time definition for restarting the standby system is invalid. (E+L)
- 両系稼働状態への復帰処理のタイムアウト時間を設定しているオペランドの指定値の大小関係が正しくありません。
- (S)処理を続行します。
- [対策]XDSデータベース定義のpd_sby_restart_watch_time,pd_xdb_forward_time_limit,及びpd_sby_restart_trnwait_timeオペランドの指定値が,次に示す条件式を満たすようにしてください。その後,pdvdefchkコマンドを再度実行してください。
- A≧B+C
- A:pd_sby_restart_watch_timeオペランドに指定したタイムアウト時間
- B:pd_sby_restart_trnwait_timeオペランドに指定したタイムアウト時間
- C:pd_xdb_forward_time_limitオペランドに指定したタイムアウト時間
- タイムアウト時間の設定については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「両系稼働状態への復帰処理のタイムアウト時間の設定」を参照してください。
KFPV96001-I
aa....aa processing started. (L+S)
- aa....aaの処理を開始しました。
- aa....aa:実行した処理
- {Export|Dbsta}
- (S)処理を続行します。
KFPV96002-I
aa....aa processing ended. (return code = bb) (L+S)
- aa....aaの処理がリターンコードbbで終了しました。
- aa....aa:実行した処理
- {Export|Dbsta}
- bb:リターンコード
- 0:正常に終了しました。
- 4:一部の表のDBエクスポート処理をスキップしました。
- 8:エラーが発生しました(Export)。
- 12:エラーが発生しました(Dbsta)。
- 20:コマンドパラメタの指定が不正です。
- (S)処理を続行します。
- (O)リターンコードが0以外の場合,標準エラー出力,及びsyslogfileに出力されたメッセージを参照して,エラーの原因を取り除き,コマンドを再度実行してください。
KFPV96003-E
The command options are invalid. command name = aa....aa, reason code = bb (E+L)
- 指定したコマンドのオプションに誤りがあります。このメッセージの後に,コマンドの使用方法を出力します。
- aa....aa:該当するコマンド名
- {pdvdbexport|pdvsta|pdulogref|pdvrcvinf}
- aa....aaの内容が,pdvsta,pdulogref,又はpdvrcvinfコマンドの場合,syslogfileには出力しません。
- bb:
- 01:必要なフラグ引数がありません。
- 02:フラグ引数の指定値に誤りがあります。
- 03:指定できないオプションフラグです。
- 04:フラグ引数の数が不正です。
- 05:必要なオプションフラグがありません。
- (S)処理を終了します。
- (O)コマンドの誤りを修正して,再度実行してください。
KFPV96004-E
The flag argument is invalid. command name = aa....aa, option = bb, reason code = cccc (E+L)
- コマンドのオプションに誤りがあるため,処理を中止しました。
- aa....aa:該当するコマンド名
- {pdvdbexport|pdvsta|pdulogref|pdvrcvinf}
- aa....aaの内容が,pdvsta,pdulogref,又はpdvrcvinfコマンドの場合,syslogfileには出力しません。
- bb:誤りのあるオプションフラグ
- cccc:理由コード
- 0001:フラグ引数のけた数が不正です。
- 0002:フラグ引数に指定した文字の属性が不正です。
- 0003:フラグ引数に指定した内容が不正です。
- (S)処理を終了します。
- (O)正しいフラグ引数を指定して,コマンドを再度実行してください。
KFPV96005-E
Memory is insufficient. (size of the insufficient memory = aa....aa, part number = bb....bb, part code = cc....cc) (E+L)
- メモリ不足が発生したため,処理を中止しました。
pdvsta,pdulogref,又はpdvrcvinfコマンドを実行した場合,syslogfileには出力しません。
- aa....aa:確保しようとしたメモリサイズ(単位:バイト)
- bb....bb:保守情報1
- cc....cc:保守情報2
- (S)処理を終了します。
- (O)メモリを大量に占有するプロセスの終了を待って,再度実行してください。メモリを大量に占有するプロセスがない場合でも,このメッセージが出力されるときは,実行する環境のメモリがaa....aaで表示されるメモリサイズ分確保できるかを確認してください。
KFPV96007-I
Usage: pdvdbexport [-m timing_to_output_progress_message]
[-t table_name|all] -f master_directory_memorydb_dump_file_name -c pdvdbexport_control_file_name (L+S)
- pdvdbexportコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
- (S)処理を終了します。
- (O)コマンドの形式に誤りがある場合は,正しい形式でコマンドを再実行してください。
KFPV96009-I
Usage: pdvsta -s <server_name> [-p|-l] [-x <command-cancellation-time>] (S)
- pdvstaコマンドの使用方法を示します。コマンドのヘルプを要求した場合,又はコマンドの形式が誤っている場合に出力します。
- (S)処理を終了します。
- (O)コマンドの形式に誤りがある場合は,正しい形式でコマンドを再実行してください。
KFPV96010-E
An error occurred while processing a command. command name = aa....aa, reason code = bbbb, details code = cc....cc (E)
- コマンド実行中にエラーが発生したため,処理を中止しました。
- aa....aa:コマンド名
- bbbb:理由コード
- cc....cc:詳細コード
- XDSがトラブルシュートで使用する情報です。
- (S)処理を終了します。
- (O)HiRDB管理者へ連絡してください。
- [対策]理由コードに従って対策してください。
| 理由コード(bbbb) |
意味 |
対策 |
| 0001 |
データの通信に失敗しました。又は,XDSプロセスで障害が発生しました。 |
XDSとの通信障害,又はXDSプロセスの障害の原因を調査し,要因を取り除いてください。また,直前にメッセージが出力されている場合はその要因も取り除いてください。 |
| 0002 |
XDSプロセスでエラーが発生しました。 |
XDSプロセスのエラーの原因を調査し,要因を取り除いてください。また,直前にメッセージが出力されている場合はその要因も取り除いてください。 |
| 0003 |
指定したXDSサーバ名が見付かりません。 |
正しいXDSサーバ名を指定して,コマンドを再実行してください。XDSが開始していない場合は,XDS開始後にコマンドを再実行してください。 |
KFPV96200-E
An analysis file cannot be opened. analysis file = aa....aa, func = bb....bb, reason code = cc....cc (E)
- 定義情報を解析するために使用する解析ファイルaa....aaがオープンできません。
- aa....aa:解析ファイル名
- bb....bb:エラーが発生したシステムコール名
- エラーの原因がシステムコールのエラー以外の場合は,***を表示します。
- cc....cc:理由コード
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]理由コードに従ってエラーの要因を取り除いた後,コマンドを再度実行してください。
| システムコール名 |
理由コード |
意味 |
対策 |
| *** |
-1 |
内部矛盾が発生しています。 |
保守員に連絡してください。 |
| -2 |
aa....aaの内容が不正です。 |
HiRDBを正常終了後,いったんpdsetup -dコマンドでOSからHiRDBを削除し,再度pdsetupコマンドでOSに登録してください。
上記の対処をしてもこのメッセージが出力される場合は,HiRDBを再インストールしてください。その後,pdsetupコマンドでOSにHiRDBを登録してください。 |
| 上記以外 |
上記以外 |
システムコールbb....bbでエラーが発生しています。cc....ccはerrnoの値です。 |
システムコール名,errnoから障害の原因を特定して対策してください。 |
KFPV96201-E
A value specified for a variable is invalid. file = aa....aa, line = bb....bb, operand = cc....cc (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目に記述されているオペランドcc....ccの指定値が誤っています。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- cc....cc:オペランド名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当するオペランド名を確認した後,指定値を修正し,コマンドを再実行してください。
KFPV96202-E
A command name is invalid. file = aa....aa, line = bb....bb, command = cc....cc (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目に記述されているオペランド名cc....ccに誤りがあります。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- cc....cc:オペランド名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]XDSデータベース定義を確認してください。誤りがある行のオペランドを修正し,コマンドを再実行してください。
KFPV96203-E
An option name is invalid. file = aa....aa, line = bb....bb, option = ccc (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目に記述されているオプション名cccに誤りがあります。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- ccc:オプション名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当する行のオペランドを確認した後,オプション名を修正し,コマンドを再実行してください。
KFPV96204-E
An option is specified more than once. file = aa....aa, line = bb....bb, option = ccc (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目に記述されているオペランドのオプションcccが重複しています。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- ccc:オプション名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当する行のオペランドを確認した後,オプションを修正し,コマンドを再実行してください。
KFPV96205-E
An argument of an option is invalid. file = aa....aa, line = bb....bb, option = ccc (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目に記述されているオペランドのオプションcccのフラグ引数に誤りがあります。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- ccc:オプション名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当する行のオペランドを確認した後,オプションのフラグ引数を修正し,コマンドを再実行してください。
KFPV96206-E
A definition file cannot be analyzed because memory is insufficient. required memory = aa....aa (E)
- 定義ファイルの解析処理で,メモリ不足になりました。
- aa....aa:エラーが発生したときの要求メモリ数(単位:バイト)
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]次のどれかの方法で対策した後,コマンドを再実行してください。
- コマンドを実行したサーバマシン内で稼働しているほかのプロセスの数を減らしてください。
- スワップ領域を増やしてください。
- 実メモリを増やしてください。
KFPV96207-E
An I/O error occurred. file = aa....aa, func = bb....bb, reason code = cc....cc (E)
- ファイルaa....aaの読み込みでエラーが発生しました。
- aa....aa:ファイル名
- bb....bb:エラーが発生したシステムコール名
- エラーの原因がシステムコールのエラー以外の場合は,***を表示します。
- cc....cc:理由コード
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]理由コードに従ってエラーの要因を取り除いた後,コマンドを再実行してください。
| システムコール名 |
理由コード |
意味 |
対策 |
| *** |
-1 |
aa....aaの内容が不正です。 |
HiRDBを正常終了後,いったんpdsetup -dコマンドでOSからHiRDBを削除し,再度pdsetupコマンドでOSに登録してください。
上記の対処をしてもこのメッセージが出力される場合は,HiRDBを再インストールしてください。その後,pdsetupコマンドでOSにHiRDBを登録してください。 |
| 上記以外 |
上記以外 |
システムコールbb....bbでエラーが発生しています。cc....ccはerrnoの値です。 |
システムコール名,errnoから障害の原因を特定して対策してください。 |
KFPV96208-E
A definition file cannot be opened. definition file = aa....aa, func = bb....bb, reason code = cc....cc (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaがオープンできませんでした。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生したシステムコール名
- エラーの原因がシステムコールのエラー以外の場合は,***を表示します。
- cc....cc:理由コード
- (S)異常終了します。
- エラーが発生した定義情報の解析処理を中止します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]理由コードに従ってエラーの要因を取り除いた後,コマンドを再実行してください。
| システムコール名 |
理由コード |
意味 |
対策 |
| *** |
-1 |
aa....aaはファイルではありません。 |
pdvdefchkコマンドのコマンド引数に,チェックするXDSデータベース定義ファイルの絶対パスを指定してください。 |
| -2 |
aa....aaのパスが不正です。 |
| 上記以外 |
上記以外 |
システムコールbb....bbでエラーが発生しています。cc....ccはerrnoの値です。 |
システムコール名,errnoから障害の原因を特定して対策してください。 |
KFPV96209-E
A record exceeds the maximum length. file = aa....aa, line = bb....bb (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目のレコード長が最大レコード長(80バイト)を超えています。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当する定義情報の記述形式を確認してください。なお,システム定義の1行に記述できる最大文字数は80バイトです。80バイトを超えて指定する場合は,継続符号"\"を記述し,継続行として指定してください。その後,コマンドを再実行してください。
- マルチバイト文字(日本語など)を記述する場合,1文字が2バイト以上に変換されることがあります。このため,テキストエディタ上では1行の長さが80バイト以内であっても,80バイト以上と認識される場合があります。マルチバイト文字を記述する場合は注意してください。
KFPV96210-E
A specified variable name is invalid. file = aa....aa, line = bb....bb (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目に次のどちらかの誤りがあり,解析できません。
- オペランド名の記述がありません。
- オペランド名に誤りがあります。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当する行のオペランド名を正しく指定して,コマンドを再実行してください。
KFPV96211-E
The format of aa....aa is invalid. file = bb....bb, line = cc....cc (E)
- XDSデータベース定義ファイルbb....bbのcc....cc行目のset形式のオペランドaa....aaの記述に誤りがあります。
- aa....aa:エラーが発生したオペランド名
- bb....bb:XDSデータベース定義ファイル名
- cc....cc:エラーが発生した行
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当するオペランドを確認した後,修正して,コマンドを再実行してください。
KFPV96212-E
A required definition is not specified. file = aa....aa, operand = bb....bb (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaに,必須のオペランドbb....bbが指定されていません。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:オペランド名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]オペランドbb....bbを指定するようXDSデータベース定義を修正し,コマンドを再実行してください。
KFPV96213-E
A required option is not specified. file = aa....aa, line = bb....bb, command = cc....cc, option = ddd (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaのbb....bb行目のオペランドcc....ccに必須オプションdddが指定されていません。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- cc....cc:コマンド名
- ddd:オプション名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]該当する行のコマンドcc....ccに,オプションdddを指定するようにXDSデータベース定義を修正し,コマンドを再実行してください。
KFPV96214-W
A definition is repeated. The first definition will be used and processing will continue. file = aa....aa, line = bb....bb, operand = cc....cc (E)
- XDSデータベース定義ファイルaa....aaにオペランドcc....ccが二重定義されています。一つ目の定義を有効とし,二つ目以降の定義は無視します。
- aa....aa:XDSデータベース定義ファイル名
- bb....bb:エラーが発生した行
- cc...cc:オペランド名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]XDSデータベース定義ファイルaa....aaを次のように修正して,コマンドを再実行してください。
- cc....ccがpdxdbareaの場合:
- pdxdbareaオペランドを指定している箇所を見直し,DBエリア名(-nオプションの指定値)が同じpdxdbareaオペランドは一つだけ指定するように修正してください。
- cc....ccがpdmemdumpの場合:
- pdmemdumpオペランドを指定している箇所を見直し,オプションの有無とフラグ引数の値が同じものは一つだけ指定するように修正してください。
- cc....ccが上記以外の場合:
- cc....ccを指定している箇所を見直し,一つだけ指定するように修正してください。
KFPV96215-E
An analysis file is invalid. analysis file = aa....aa (E)
- HiRDBのバージョンと解析ファイルaa....aaのバージョンが異なるため,定義解析処理を中止しました。
- aa....aa:解析ファイル名
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]HiRDBを正常終了後,いったんpdsetup -dコマンドでOSからHiRDBを削除し,再度pdsetupコマンドでOSに登録してからコマンドを再実行してください。それでもこのメッセージが出力される場合は,HiRDBを再インストールしてください。その後,pdsetupコマンドでOSにHiRDBを登録し,コマンドを再実行してください。
KFPV96216-E
Area allocation has failed. command name = aa....aa, required size = bb....bb (E)
- コマンドaa....aaの処理で,必要なメモリの確保に失敗したため,処理を中止しました。
- aa....aa:コマンド名
- bb....bb:確保に失敗した領域の要求サイズ(単位:バイト)
- (S)処理を終了します。
- (O)しばらく待ってから,コマンドを再実行してください。このメッセージが繰り返し出力される場合は,HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]次のどれかの方法で対策した後,コマンドを再実行してください。
- コマンドを実行したサーバマシン内で稼働しているほかのプロセスの数を減らしてください。
- スワップ領域を増やしてください。
- 実メモリを増やしてください。
KFPV96217-E
Area allocation has failed. required size = aa....aa (E)
- コマンドの処理で,必要なメモリの確保に失敗したため,処理を中止しました。
- aa....aa:確保に失敗した領域の要求サイズ(単位:バイト)
- (S)処理を終了します。
- (O)しばらく待ってから,コマンドを再実行してください。このメッセージが繰り返し出力される場合は,HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]次のどれかの方法で対策した後,コマンドを再実行してください。
- コマンドを実行したサーバマシン内で稼働しているほかのプロセスの数を減らしてください。
- スワップ領域を増やしてください。
- 実メモリを増やしてください。
KFPV96218-E
A timeout was detected during command sending or receiving processing. wait time = aa....aa (E)
- コマンドの処理依頼をデータ送信してから結果のデータ応答を受信するまでにタイムアウトを検出しました。
- aa....aa:タイムアウト時間(単位:分)
- (S)コマンドによって,処理を終了するか異常終了します。
- (O)コマンド処理打ち切り時間を引数に指定できるコマンドは,コマンド処理打ち切り時間を変更して再実行してください。このメッセージが繰り返し出力される場合は,HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]次の対策を行った後,コマンドを再実行してください。
- 通信障害がないか原因を調査し,通信障害を取り除いてください。
- システムに掛かる負荷を軽くしてください。
KFPV96219-E
A timeout was detected while a command waited for a response. type = a, wait time = bb....bb (E)
- コマンドの処理要求でデータを送信後,応答待ちでタイムアウトを検出しました。
- a:応答種別
- 1:コマンド処理要求
- 2:コマンド結果応答
- bb....bb:タイムアウト時間(単位:秒)
- (S)コマンドによって,処理を終了するか異常終了します。
- (O)XDSプロセス側で実行されている可能性があるため,しばらく待ってからコマンドを再実行してください。このメッセージが繰り返し出力される場合は,HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]次の対策を行った後,コマンドを再実行してください。
- 通信障害がないか原因を調査し,通信障害を取り除いてください。
- システムに掛かる負荷を軽くしてください。
KFPV96220-E
A communication error occurred during XDS command processing. information = aa....aa (E)
- コマンド処理中に不正な電文を受信しました。
- aa....aa:保守情報
- (S)処理を終了します。
- (O)このメッセージの内容を保存し,HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]保守員に連絡してください。
KFPV96221-E
No more command processing can be executed. command processing count = aa....aa (E)
- 処理できるコマンドの処理の数を超えたため,処理を続行できません。
- aa....aa:コマンド処理数
- (S)処理を終了します。
- (O)しばらく待ってから,コマンドを再実行してください。このメッセージが繰り返し出力される場合は,HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]不要なコマンドプロセスがあれば削除し,再度実行してください。
KFPV96227-E
This command cannot be executed in the standby system. (E)
- このコマンドは待機系XDSで実行できないため,処理を続行できません。
- (S)処理を終了します。
- (O)実行系XDSでコマンドを再実行してください。
KFPV96228-E
The command format is incorrect. command name = aa....aa, reason code = bb (E)
- コマンドaa....aaの形式に誤りがあったため,処理を中止しました。
- aa....aa:該当するコマンド名
- bb:理由コード
- (S)処理を終了します。
- (O)理由コードに従って対策し,コマンドを再実行してください。
| 理由コード |
意味 |
対策 |
| 01 |
オプションフラグに不正があります。 |
オプションフラグの過不足や誤りを修正してください。 |
| 02 |
必要なフラグ引数がありません。 |
フラグ引数が必要なオプションフラグに,フラグ引数を指定してください。 |
| 03 |
コマンド引数に不正があります。 |
コマンド引数の誤りを修正してください。 |
| 04 |
コマンド引数の個数が多過ぎます。 |
余分なコマンド引数を削除してください。 |
KFPV96229-E
The flag argument is invalid. command name = aa....aa, option = bb, reason code = cccc (E)
- コマンドaa....aaのフラグ引数の指定が不正なため,処理を中止しました。
- aa....aa:該当するコマンド名
- bb:オプション
- cccc:理由コード
- (S)処理を終了します。
- (O)理由コードに従って対策し,コマンドを再実行してください。
| 理由コード |
意味 |
対策 |
| 0001 |
フラグ引数に指定した内容が不正です。 |
フラグ引数の誤りを修正してください。 |
| 0002 |
フラグ引数の値が範囲外です。 |
フラグ引数の値を範囲内で指定してください。 |
| 0003 |
フラグ引数の指定個数が上限を超えています。 |
フラグ引数の個数を少なくしてください。 |
KFPV96230-E
XDS command cannot be executed because the online has not started yet. (E)
- オンラインが開始していないため,コマンドが受け付けられません。そのため,処理を中止しました。
- (S)処理を終了します。
- (O)オンラインが開始するまでしばらく待ってから,コマンドを再実行してください。
KFPV96240-E
An error occurred for the command. command name = aa....aa, reason code = bb....bb (E)
- コマンド実行時にエラーが発生したため,処理を中止しました。
- aa....aa:該当するコマンド名
- bb....bb:理由コード
- (S)処理を終了します。
- (O)理由コードに従ってエラーの要因を取り除いた後,コマンドを再実行してください。
| 理由コード |
意味 |
対策 |
| PARAM |
引数が正しくありません。 |
オプションフラグやコマンド引数を正しく修正してください。 |
pdinfogetコマンドのオプションの指定に次のどちらかの誤りがあります。
- -bオプションに指定したXDS共用メモリダンプファイル出力先ディレクトリ名のパスにワイルドカードを指定できません。
- -wオプションに指定したワークディレクトリ名のパスにワイルドカードを指定できません。
|
ディレクトリ名は絶対パスで指定してください。 |
| ENVIRONMENT VARIABLE |
コマンドの実行に必要な環境変数が不正です。 |
環境変数を見直し,正しく設定してください。 |
| TEMPORARY DIRECTORY |
一時作業領域に十分な空き領域がありません。 |
次に示すディレクトリに十分な空き領域を確保してください。
- pdinfogetコマンドの-bオプションに指定したXDS共用メモリダンプファイル出力先ディレクトリ
- pdinfogetコマンドの-wオプションに指定したワークディレクトリ
|
| OS COMMAND FAILED |
オペレーティングシステムのコマンド処理に失敗しました。ファイルのアーカイブ処理又はディレクトリの操作に失敗しました。 |
出力されているオペレーティングシステムのメッセージに従って対処してください。 |
KFPV96251-E
The command format is incorrect. command name = aa....aa, reason code = bbbb (E)
- コマンドaa....aaの形式に誤りがあったため,処理を中止しました。
- aa....aa:該当するコマンド名
- bbbb:理由コード
- (S)処理を終了します。
- (O)理由コード一覧を見て対策し,コマンドを再実行してください。
| 理由コード |
意味 |
対策 |
| 0011 |
必要なフラグ引数がありません。 |
必須のフラグ引数を指定してください。 |
| 0012 |
オプションフラグに不正があります。 |
オプションフラグを修正してください。 |
| 0013 |
コマンド引数に不正があります。 |
コマンド引数を見直して,修正してください。 |
KFPV96252-E
The flag argument is invalid. command name = aa....aa, option = bb, reason code = cccc (E)
- コマンドのフラグ引数の指定が不正なため,処理を中止しました。
- aa....aa:該当するコマンド名
- bb:オプション名
- cccc:理由コード
- (S)処理を終了します。
- (O)理由コード一覧を見て対策し,コマンドを再実行してください。
| 理由コード |
意味 |
対策 |
| 0014 |
フラグ引数に指定した内容が不正です。 |
フラグ引数を修正してください。 |
KFPV96253-I
Usage: pdvdefchk -k {syntax|detail} XDS_DATABASE_definition_file_name (S)
- pdvdefchkコマンドの使用方法を示します。コマンドヘルプを要求した場合,又はコマンドの形式が誤っている場合に出力します。
- (S)処理を終了します。
- (O)コマンドの形式に誤りがある場合は,正しい形式でコマンドを再実行してください。
KFPV96254-I
Definition checking will now start. (S)
- 定義チェックの処理を開始します。
- (S)処理を続行します。
KFPV96255-E
An internal contradiction occurred. command name = aa....aa, information = bb....bb (E)
- コマンドaa....aaの処理で予期しない障害が発生したため,処理を中止しました。
- aa....aa:該当するコマンド名
- bb....bb:保守情報
- (S)処理を終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]直前にメッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って,原因を取り除いてください。それ以外の場合,このメッセージの内容,及びコアファイルが出力されている場合はそのコアファイルを保存してから,保守員に連絡してください。
KFPV96256-I
Definition checking will now end. (S)
- 定義チェック処理が終了しました。
- (S)処理を終了します。
KFPV96257-E
The shared memory segment is too large. DBAREA = "aa....aa" (E)
- XDSデータベース定義に指定したDBエリアaa....aaのサイズが共用メモリセグメントの上限を超えました。
- aa....aa:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]DBエリアaa....aaの共用メモリ1面分の確保サイズと共用メモリセグメントの上限が次の関係を満たすように,XDSデータベース定義又はオペレーティングシステムパラメタshmmaxの値を変更して,コマンドを再実行してください。
- DBエリアaa....aaの共用メモリ1面分の確保サイズ(XDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドの-lオプションの指定値)
- ≦ オペレーティングシステムパラメタshmmaxの値
KFPV96258-E
A path name is invalid. operand = aa....aa, reason code = bb (E)
- XDSデータベース定義のオペランドaa....aaに指定したパス名に誤りがあります。
- aa....aa:オペランド名
- bb:理由コード
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]理由コードに従って対策してください。その後,コマンドを再実行してください。
| 理由コード |
意味 |
対策 |
| 41 |
指定されたファイル又はディレクトリがありません。 |
オペランドaa....aaに指定したパスを見直して,正しいファイル又はディレクトリのパスを指定してください。 |
| 42 |
指定されたパスはファイル名ではありません。 |
ファイルを指定する必要があるオペランドaa....aaに,ディレクトリのパスが指定されています。指定したパスを見直して,正しいファイルのパスを指定してください。 |
| 43 |
指定されたパスはディレクトリ名ではありません。 |
ディレクトリを指定する必要があるオペランドaa....aaに,ファイルのパスが指定されています。指定したパスを見直して,正しいディレクトリのパスを指定してください。 |
| 44 |
指定されたファイル又はディレクトリに十分な権限がありません。 |
オペランドaa....aaに指定したファイル又はディレクトリの権限を見直して,次に示す十分な権限を与えてください。
ファイル:読み込み権限
ディレクトリ:読み込み,書き込み,及び実行権限 |
| 45 |
指定されたパスは長過ぎます。 |
オペランドaa....aaに指定したパス名の長さ,又はパス名に含まれるファイル名を短くしてください。 |
| 46 |
指定されたパスの中にシンボリックリンクが多過ぎます。 |
指定したパスの中にあるシンボリックリンクの数を減らしてください。 |
KFPV96259-E
The total value of the shared memory exceeded the upper limit of the system. reason = aa....aa, size = bb....bb (E)
- 共用メモリの合計値がシステムの上限を超えました。
- aa....aa:コード
- SHMALL:システムで使用できる共用メモリサイズ
- FSIZE:ファイルに書き込めるファイルサイズ
- bb.....bb:共用メモリの合計値(単位:キロバイト)
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]理由コードに従って対策してください。
| コード |
意味 |
対策 |
| SHMALL |
OSで設定されている共用メモリの上限を超えているため,XDS開始時に共用メモリ不足で開始できません。 |
OSの設定を変更して,使用できる共用メモリサイズを増やしてください。 |
| FSIZE |
ファイル書き込みサイズオーバのため,ダンプ出力が発生した場合に,DBエリア上のユーザデータを書き込むファイルが作成できません。 |
OSの設定を変更して,使用できるファイルサイズを増やしてください。 |
KFPV96260-W
The value of 1 is assumed because a shared memory value was not defined for the system. reason = aa....aa (E)
- 共用メモリの設定を取得できなかったため,オペレーティングシステムパラメタaa....aaの設定値を1と仮定して処理を続行します。
- aa....aa:オペレーティングシステムパラメタ
- shmmax
- SHMALL
- shmmni
- (S)処理を続行します。
- [対策]aa....aaに表示されたオペレーティングシステムパラメタの指定値を見直してください。オペレーティングシステムパラメタの見積もりについては,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「オペレーティングシステムパラメタの設定」を参照してください。
KFPV96261-E
The number of shared memory segments exceeded aa....aa. count = bb....bb (E)
- 確保共用メモリ面数の合計値がシステムの上限を超えました。
- aa....aa:オペレーティングシステムパラメタ
- shmmni
- bb....bb:共用メモリ面数の合計
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]aa....aaに表示されたオペレーティングシステムパラメタの指定値を見直してください。オペレーティングシステムパラメタの見積もりについては,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」の「オペレーティングシステムパラメタの設定」を参照してください。
KFPV96262-E
The number of shared memory segments or the warning message timing value is invalid. DBAREA = "aa....aa" (E)
- DBエリアaa....aaを定義するpdxdbareaオペランドの-mオプション又は-aオプションの指定値に誤りがあります。
- aa....aa:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]DBエリアaa....aaを定義するpdxdbareaオペランドの確保共用メモリ面数と警告メッセージ出力タイミングの大小関係が次の関係を満たすように,XDSデータベース定義を修正して,コマンドを再度実行してください。
- 初期確保共用メモリ面数(-aオプションの1番目の値)
- < 警告メッセージ出力タイミング1(-mオプションの1番目の値)
- < 警告メッセージ出力タイミング2(-mオプションの2番目の値)
- < 最大確保共用メモリ面数(-aオプションの2番目の値)
KFPV96263-E
An argument of an option is invalid. DBAREA = "aa....aa", option = bb (E)
- DBエリアaa....aaを定義するpdxdbareaオペランドのbbオプションに誤りがあります。
- aa....aa:DBエリア名
- bb:オプション名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]次の表を参照し,対策を行ってください。その後,コマンドを再実行してください。
| オプション名 |
対策 |
| -a |
DBエリアaa....aaを定義するpdxdbareaオペランドに-mオプションを指定した場合,-aオプションに初期確保共用メモリ面数と最大確保共用メモリ面数の両方を設定してください。 |
KFPV96265-E
Insufficient memory. cannot execute pdvdefchk command. (E)
- メモリ不足のため,pdvdefchkコマンドを実行できません。
- (S)処理を終了します。
- (O)しばらく待ってから,コマンドを再実行してください。このメッセージが繰り返し出力される場合は,HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]次のどれかの方法で対策した後,コマンドを再実行してください。
- コマンドを実行したサーバマシン内で稼働しているほかのプロセスの数を減らしてください。
- スワップ領域を増やしてください。
- 実メモリを増やしてください。
KFPV96266-I
Usage: pdvshmrm -s server_name[,server_name...] (S)
- pdvshmrmコマンドの使用方法を示します。コマンドのヘルプを要求した場合,又はコマンドの形式が誤っている場合に出力します。
- (S)処理を終了します。
- (O)コマンドの形式に誤りがある場合は,正しい形式でコマンドを再実行してください。
KFPV96267-E
An internal contradiction occurred. information 1 = aa....aa, information 2 = bb....bb, information 3 = cc....cc (E)
- コマンドの処理で予期しない障害が発生したため,処理を中止しました。
- aa....aa:保守情報1
- bb....bb:保守情報2
- cc....cc:保守情報3
- (S)異常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]このメッセージの内容,及びコアファイルが出力されている場合はそのコアファイルを保存してから,保守員に連絡してください。
KFPV96268-E
Processing to deallocate the target shared memory was interrupted because the specified server is running. (E)
- XDS稼働中には実行できないコマンドのため,処理を中止しました。
- (S)処理を終了します。
- (O)XDSの終了を確認後,コマンドを再実行してください。
KFPV96269-E
There is a mistake in the specified server name, or the target shared memory has been deallocated. (E)
- 指定されたサーバ名に誤りがあるか,解放しようとした共用メモリは解放済みのため,処理を中止しました。
- (S)処理を続行します。
- (O)正しいサーバ名を指定し,コマンドを再実行してください。サーバ名が正しい場合は,解放しようとした共用メモリは解放済みです。
KFPV96270-E
Processing to deallocate the target shared memory was interrupted because permissions are lacking. (E)
- 権限不正のため,コマンド処理を中断します。
- (S)処理を終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]コマンドを再実行してください。その後もこのメッセージが出る場合は,保守員に連絡してください。
KFPV96271-E
Processing to deallocate shared memory has failed. command name = aa....aa, server name = bb....bb (E)
- サーバbb....bbに対する共用メモリの解放処理を行いましたが,解放に失敗しました。
- aa....aa:コマンド名
- bb....bb:サーバ名
- (S)処理を続行します。
- (O)このメッセージの直前に出力されているメッセージに従って原因を取り除き,コマンドを再実行してください。
KFPV96272-E
It is a reserved DBAREA name. DBAREA = "aa....aa" (E)
- DBエリア名aa....aaに,システムで予約されているDBエリア名と同じ名称が指定されています。
- aa....aa:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]-nオプションにaa....aaを指定したpdxdbareaオペランドを確認し,システムで予約されているDBエリア名を指定しないように修正してからコマンドを再実行してください。システムで予約されているDBエリア名については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」のXDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドの-nオプションの説明を参照してください。
KFPV96273-E
The DBAREA for the work table has already been defined. (E)
- 複数の作業表用DBエリアが定義されました。
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]pdxdbareaオペランドの-tオプションにWORKを指定して作業表用DBエリアを定義している箇所を見直し,一つだけ定義するように修正してからコマンドを再実行してください。
KFPV96274-E
The DBAREA for the work table or for the data is not defined. (E)
- 作業表用DBエリア,又はデータ用DBエリアが定義されていません。
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]作業表用DBエリアを定義していなかった場合は,pdxdbareaオペランドの-tオプションにWORKを指定して,作業表用DBエリアを一つだけ定義してください。また,データ用DBエリアを定義していなかった場合は,pdxdbareaオペランドの-tオプションにDATAを指定してデータ用DBエリアを一つ以上定義してください。その後,コマンドを再実行してください。
KFPV96275-W
The page size for the DBAREA "aa....aa" will be raised to bb....bb because the page size was not a multiple of 2048. (E)
- DBエリアaa....aaのページサイズの定義値が2,048の倍数でなかったため,2,048の倍数(bb....bb)に切り上げます。
- aa....aa:DBエリア名
- bb....bb:切り上げた後のページサイズ(単位:バイト)
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]DBエリアaa....aaを定義するpdxdbareaオペランドの-pオプションに2,048の倍数を指定し,コマンドを再実行してください。
KFPV96276-E
The maximum number of DBAREA has been reached. (E)
- データ用DBエリアとインデクス用DBエリアの定義数の合計が上限を超えました。
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]pdxdbareaオペランドの-tオプションにDATAを指定してデータ用DBエリア,及びINDEXを指定してインデクス用DBエリアを定義している箇所を見直し,それらのDBエリアの定義数の合計を1,014以下になるように修正し,コマンドを再実行してください。
KFPV96277-E
The command format is incorrect. command name = aa....aa, reason code = bb (E)
- コマンドaa....aaの形式に誤りがあったため,処理を中止しました。
- aa....aa:該当するコマンド名
- bb:理由コード
- (S)処理を終了します。
- (O)理由コードに従って対策し,コマンドを再実行してください。
| 理由コード |
意味 |
対策 |
| 01 |
オプションに不正があります。 |
オプションの過不足や誤りを修正してください。 |
| 02 |
必要なフラグ引数がありません。 |
フラグ引数が必要なオプションに,フラグ引数を指定してください。 |
| 03 |
コマンド引数に不正があります。 |
コマンド引数の誤りを修正してください。 |
| 04 |
コマンド引数の個数が多過ぎます。 |
余分なコマンド引数を削除してください。 |
KFPV96278-E
The flag argument is invalid. command name = aa....aa, option = bb, reason code = cccc (E)
- コマンドaa....aaのオプションbbのフラグ引数の指定が不正なため,処理を中止しました。
- aa....aa:該当するコマンド名
- bb:オプション
- cccc:理由コード
- (S)処理を終了します。
- (O)理由コードに従って対策し,コマンドを再実行してください。
| 理由コード |
意味 |
対策 |
| 0001 |
フラグ引数に指定した内容が不正です。 |
フラグ引数の誤りを修正してください。 |
| 0002 |
フラグ引数の値が範囲外です。 |
フラグ引数の値を範囲内で指定してください。 |
| 0003 |
フラグ引数の指定個数が上限を超えています。 |
フラグ引数の個数を少なくしてください。 |
KFPV96279-E
The DBAREA name is specified incorrectly. DBAREA = "aa....aa" (E)
- DBエリア名aa....aaに指定できない文字が使用されています。
- aa....aa:DBエリア名
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]-nオプションにaa....aaを指定したpdxdbareaオペランドを確認し,誤りがあるDBエリア名を修正してからコマンドを再実行してください。DBエリア名に指定できる文字列については,マニュアル「HiRDB Version 9 メモリDB 構築・運用ガイド」のXDSデータベース定義のpdxdbareaオペランドの-nオプションの説明を参照してください。
KFPV96280-E
Memory to execute XDS command is insufficient. memory type = aa....aa, request size = bb....bb (E)
- コマンドを実行するために必要なメモリの確保に失敗しました。
- aa....aa:不足しているメモリの種類
- HEAP:プロセス固有メモリが不足しています。
- bb....bb:確保しようとしたメモリ領域のサイズ(単位:バイト)
- (S)処理を続行します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]次のどれかの方法で対策した後,コマンドを再実行してください。
- コマンドを実行したサーバマシン内で稼働しているほかのプロセスの数を減らしてください。
- スワップ領域を増やしてください。
- 実メモリを増やしてください。
KFPV96281-E
An error occurred while processing a command. information = aa....aa (E)
- コマンド実行中にエラーが発生したため,処理を中止しました。
- aa....aa:保守情報
- (S)異常終了します。
- (O)このメッセージの直前にメッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って,原因を取り除いてください。それ以外の場合,このメッセージの内容,及びコアファイルが出力されている場合はそのコアファイルを保存してから,HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]保守員に連絡してください。
KFPV96282-E
An error has occurred during XDS command execution. SQLCODE = aa....aa, message text = bb....bb (E)
- コマンド実行でエラーが発生しました。
- aa....aa:SQLCODE
- bb....bb:メッセージテキスト
- (S)処理を続行します。
- (O)このメッセージの直前に出力されているメッセージがある場合,そのメッセージに従って対策してください。SQLCODE,及びメッセージテキストを基にエラーの原因を取り除いてください。
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