Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 UAP開発ガイド


18.3.3 SQLJで使用できるSQL文

SQLJで使用できるSQL文を次の表に示します。

表18‒3 SQLJで使用できるSQL文

種別

SQL文

使用可否

代替手段

スタンダードインタフェース版

ネイティブインタフェース版

定義系SQL

すべて

操作系SQL

ASSIGN LIST文

JDBCを使用します。

CALL文

CLOSE文

反復子を使用します。

DECLARE CURSOR

DELETE文

DESCRIBE文

JDBCを使用します。

DESCRIBE TYPE文

DROP LIST文

EXECUTE文

EXECUTE IMMEDIATE文

FETCH文(形式1又は形式3)

FETCH文(形式2)

×

×

INSERT文

OPEN文(形式1)

反復子を使用します。

OPEN文(形式2)

JDBCを使用します。

PREPARE文

PURGE TABLE文

1行SELECT文

動的SELECT文

JDBCを使用します。

UPDATE文

制御系SQL

COMMIT文

COMMIT文(RELEASE指定)

COMMITとDISCONNECTに分けます。

CONNECT文

×

DISCONNECT文

×

LOCK文

ROLLBACK文

ROLLBACK文(RELEASE指定)

ROLLBACKとDISCONNECTに分けます。

SET SESSION AUTHORIZATION文

×

×

埋込み言語文法

BEGIN DECLARE SECTION

×

×

END DECLARE SECTION

×

×

ALLOCATE CONNECTION HANDLE

接続コンテキストを使用します。

DECLARE CONNECTION HANDLE

FREE CONNECTION HANDLE

GET CONNECTION HANDLE

×

×

COPY

×

×

GET DIAGNOSTICS

×

×

WHENEVER

try…catchで実装します。

(凡例)

○:SQLJで使用できます。

△:SQLJでは使用できませんが,SQLJ,又はJAVAが提供する機能で同等の機能を使用できます。

▲:SQLJでは使用できませんが,JDBCを使用することで同等の機能を使用できます。

×:SQLJでは使用できません。

−:代替手段はありません。

SQLJでは,使用するJDBCドライバが提供していないHiRDBの機能は使用できません。使用できない機能を次に示します。

  • 反復子を使用したUPDATE文及びDELETE文

  • 反復子の宣言時にWITH句のキーワードを指定

  • 配列を使用したINSERT,UPDATE及びDELETE機能は使用できません。

  • ?パラメタにNULL述語を指定したSQL(? IS〔NOT〕 NULL)は使用できません。

注※

JDBCの接続オブジェクトを使用して接続コンテキストを作成した場合,ネイティブインタフェースでも代替手段が使用できます。JDBCの接続オブジェクトを使用しないで接続コンテキストを作成した場合は,代替手段は使用できません。