17.9.1 ステートメントに関する接続情報の設定
指定できるシステムプロパティを次の表に示します。
プロパティ名 |
指定内容 |
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ステートメント(Statementクラス,PreparedStatementクラス,及びCallableStatementクラス)のcloseメソッド実行時に前処理結果を無効にするかどうかを指定します。 |
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更新系SQL発行時の更新行数が0の場合,java.sql.StatementのgetUpdateCountメソッドの戻り値として-1を返却するかどうかを指定します。 |
(1) HiRDB_for_Java_STATEMENT_CLOSE_BEHAVIOR
ステートメント(Statementクラス,PreparedStatementクラス,及びCallableStatementクラス)のcloseメソッド実行時に前処理結果を無効にするかどうかを指定します。なお,指定した値について大文字小文字の区別はしません。
- 【指定値】
-
TRUE:前処理結果を無効にします。
FALSE:前処理結果を無効にしません。
上記以外:指定が省略されたものとします。
- 【省略値】
-
この指定を省略した場合は,ほかの設定方法で指定した値を使用します。使用する値は,「接続情報の優先順位」の「ステートメントのcloseメソッド実行時のSQL前処理の破棄」を参照してください。どの指定もない場合は,FALSEが指定されたものとします。
このプロパティの指定は,「getConnectionメソッドによるHiRDBへの接続」の「HiRDB_for_Java_STATEMENT_CLOSE_BEHAVIOR」の設定と同等になります。
(2) HiRDB_for_Java_UPDATECOUNT_BEHAVIOR
更新系SQL発行時の更新行数が0であった場合,java.sql.StatementのgetUpdateCountメソッドの戻り値として-1を返却するかどうかを指定します。なお,指定した値について大文字小文字の区別はしません。
- 【指定値】
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TRUE:更新系SQL発行時の更新行数が0の場合,-1を返却します(JDBC規格)。
FALSE:更新系SQL発行時の更新行数が0の場合,0を返却します。
上記以外:指定が省略されたものとします。
- 【省略値】
-
この指定を省略した場合は,ほかの設定方法で指定した値を使用します。使用する値は,「接続情報の優先順位」の「ステートメントの更新行数がJDBC規格に準拠するかどうか」を参照してください。どの指定もない場合は,FALSEが指定されたものとします。
このプロパティの指定は,「getConnectionメソッドによるHiRDBへの接続」の「HiRDB_for_Java_UPDATECOUNT_BEHAVIOR」の設定と同等になります。