15.6.2 各メソッド,プロパティについての留意事項
HiRDBデータプロバイダ for .NET Frameworkの各メソッド,プロパティについての留意事項を次の表に示します。
オブジェクト |
メソッド又はプロパティ |
詳細項目 |
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HiRDBCommand |
CommandTimeoutプロパティ |
実行時のタイムアウトは,クライアント環境定義(PDCWAITTIME,PDSWAITTIME,PDSWATCHTIME)の設定に依存するため,設定値は無効になります。 |
Cancelメソッド |
キャンセルする機能がないため,System.NotSupportedExceptionが返ります。 |
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ExecuteReaderメソッド |
列情報だけの取得や,主キー情報だけの取得をする機能がないため,CommandBehavior.KeyInfo,CommandBehavior. SchemaOnly,CommandBehavior. SequentialAccessを引数指定した場合,CommandBehavior.Defaultとして処理します。 |
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UpdatedRowSourceプロパティ |
行を返すバッチクエリ機能がないため,UpdatedRowSource.Both,UpdatedRowSource.FirstReturnedRecordを指定した場合,HiRDBExceptionが返ります。 |
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HiRDBCommandBuilder |
CatalogLocationプロパティ |
カタログ機能がないため,このプロパティの値が影響する機能はありません。 |
CatalogSeparatorプロパティ |
カタログ機能がないため,このプロパティの値が影響する機能はありません。 |
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SetAllValuesプロパティ |
このプロパティの値は,常にtrueになり,UPDATE文はすべての列情報を含みます。 |
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HiRDBConnection |
ConnectionTimeoutプロパティ |
常に次の値が返ります。
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Databaseプロパティ |
DB名を取得する機能がないため,常に空文字となります。 |
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Stateプロパティ |
製品の将来のバージョンで使用するための予約値のため,ConnectionState.Connecting,ConnectionState.Executing,ConnectionState.Fetching,ConnectionState.Brokenとなることはありません。 |
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BeginTransactionメソッド |
SQLごとに設定,又はHiRDB環境変数から取得するため,IsolationLevelの指定は無効です。 また,一つのコネクションで複数のトランザクションを実行できません。 |
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ChangeDatabaseメソッド |
接続DB変更機能がないため,System.NotSupportedExceptionが返ります。 |
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EnlistTransactionメソッド |
分散トランザクション機能がないため,System.NotSupportedExceptionが返ります。 |
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GetSchemaメソッド |
スキーマ情報を返しません。常に空のDataTableオブジェクトを返します。 |
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HiRDBDataReader |
Depthプロパティ |
階層の概念がないため,常に0になります。 |
VisibleFieldCountプロパティ |
検索系SQLで指定された列以外の列を取得することがないため,FieldCountと同じ値になります。 |
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GetBooleanメソッド |
対応する型がないため,NotSupportedExceptionが返ります。 |
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GetByteメソッド |
対応する型がないため,NotSupportedExceptionが返ります。 |
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GetCharメソッド |
対応する型がないため,NotSupportedExceptionが返ります。 |
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GetDataメソッド |
対応する型がないため,NotSupportedExceptionが返ります。 |
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GetGuidメソッド |
対応する型がないため,NotSupportedExceptionが返ります。 |
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GetProviderSpecificFieldType |
独自のデータ型をサポートしていないため,.NET Frameworkの共通言語ランタイムに用意されているデータ型のオブジェクトを返します。 |
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GetProviderSpecificValue |
独自のデータ型をサポートしていないため,.NET Frameworkの共通言語ランタイムに用意されているデータ型のオブジェクトを返します。 |
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GetProviderSpecificValues |
独自のデータ型をサポートしていないため,.NET Frameworkの共通言語ランタイムに用意されているデータ型のオブジェクトを返します。 |
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NextResultメソッド |
複数レコードセット機能がないため,falseが返ります。 |
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HiRDBParameter |
DbTypeプロパティ |
対応する型がないため,DbType.Boolean,DbType.Currency,DbType.Guid,DbType.VarNumericを指定した場合,HiRDBExceptionが返ります。 |
Directionプロパティ |
ストアドプロシジャの戻り値取得機能がないため,Direction.ReturnValueが指定された状態で,HiRDBCommandクラスのExecuteNonQueryメソッド,ExecuteReaderメソッド,ExecuteScalarメソッド,又はPrepareメソッドのどれかを実行した場合,HiRDBExceptionが返ります。 |
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IsNullableプロパティ |
取得だけで設定はできません(常にnull値の指定はできます)。 |
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HiRDBProviderFactory |
CreateDataSourceEnumeratorメソッド |
HiRDBの列挙体を提供しないため,NotSupportedExceptionが返ります。 |
HiRDBTransaction |
IsolationLevelプロパティ |
常に次の値が返ります。
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