13.8.1 ODBC関数の非同期実行とは
ODBC対応アプリケーションプログラムからHiRDBをアクセスする場合,ODBC関数を非同期に実行できます。
ODBC関数を同期実行する場合,関数呼出しが終了するまで,ODBCドライバはアプリケーションプログラムに制御を返せません。非同期実行の場合だと,任意にアプリケーションプログラムに制御を返せます。そのため,ODBC関数が非同期実行されている間に,アプリケーションプログラムはほかの処理を実行できます。
非同期実行できるODBC関数を次に示します。
-
SQLColumnPrivileges
-
SQLColumns
-
SQLExecute
-
SQLExecDirect
-
SQLParamData
-
SQLProcedureColumns
-
SQLFetch
-
SQLStatistics
-
SQLTablePrivileges
-
SQLTables
-
SQLProcedures