6.3.2 Windowsクライアントでのインストール
Windowsクライアントでインストールする場合,必ずWindows環境で実行してください。
インストール手順:
インストールの手順を次に示します。なお,環境定義ファイル(HIRDB.INI)は,システムディレクトリに格納されます。
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インストーラの起動
統合CD-ROM中のhcd_inst.exeを実行して,日立総合インストーラを起動してください。
「日立総合インストーラ」画面で次のどちらかを選択して,[インストール実行]ボタンをクリックしてください。
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HiRDB/Run Timeの場合は[HiRDB/Run Time]
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HiRDB/Developer's Kitの場合は[HiRDB/Developer's Kit]
選択したプログラムプロダクトのセットアッププログラムが起動します。
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ユーザ情報の登録
「ユーザ情報」画面が表示されます。
ユーザ名,及び会社名を入力して,[次へ]ボタンをクリックしてください。
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インストールの開始
「インストール先の選択」画面が表示されます。
「インストール先のフォルダ」にはHiRDBクライアントのインストール先を指定してください。省略した場合は,Windowsがインストールされているドライブが仮定されます。インストール先を指定したら,[次へ]ボタンをクリックしてください。
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セットアップタイプの選択
「セットアップタイプ」画面が表示されます。
セットアップタイプによって,インストールする機能を変更できます。
- すべて
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すべての機能をインストールします。
- カスタム
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選択した機能をインストールします。
「すべて」を選択した場合にインストールする機能を次の表に示します。
表6‒1 インストールする機能 項番
機能
製品種別
1
クライアントライブラリ
RT,DK
2
SQLプリプロセサ
DK
3
ODBCドライバ
RT,DK
4
HiRDB OLE DBプロバイダ
RT,DK
5
HiRDBデータプロバイダ for .NET Framework
RT,DK
6
JDBCドライバ
RT,DK
7
SQLJ
RT,DK
8
XML変換ライブラリ
RT,DK
9
コマンド・ユティリティ
RT,DK
10
サンプルUAP
DK
- (凡例)
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RT:HiRDB/Run Time
DK:HiRDB/Developer's Kit
セットアップタイプを選択したら,[次へ]ボタンをクリックしてください。
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機能の選択
「カスタム」を選択した場合,「機能の選択」画面が表示されます。
インストールする機能を指定して,[次へ]ボタンをクリックしてください。
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ファイルコピーの開始
「ファイルコピーの開始」画面が表示されます。
現在の設定を確認して,[次へ]ボタンをクリックしてください。
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インストールの実行状況の確認
インストールの実行状況が表示されます。
HiRDBクライアントのインストール先に必要な容量分の空きがないと,インストールの実行状況の表示中に,「データ転送プロセスでエラーが発生しました」というメッセージが表示され,インストールを中止します。この場合,インストール先の空き容量を確保し,再度インストールを実行してください。
上書きインストール時に,インストール先のファイルが使用中のため更新できなかった場合,「使用中のため更新できないファイルを検出しました。更新を完了するには、コンピュータを再起動する必要があります。」というメッセージが表示されます。この場合,インストールを継続し,次回Windows起動時にファイルが更新されます。
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インストールの完了
インストールが完了すると,「セットアップの完了」画面が表示されます。
- 注意事項
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環境定義ファイルの1行の最大長は,512バイトです。512バイトを超えて定義すると,その定義は無効になります。
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Administrators権限又はPower Users権限があるユーザがインストールしてください。Administrators権限又はPower Users権限がないユーザがインストールすると,システム環境変数が更新されません。
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