Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


付録D.1 各ユティリティの最大同時実行数

ユティリティの最大同時実行数を次の表に示します。この表に示す最大同時実行数は,各ユティリティを単独で同時実行したときの値です。pd_max_usersオペランドの値に依存するユティリティの最大同時実行数は,ほかのユティリティ実行数とUAPの実行数に影響されます。

最大同時接続数を超えると,ユティリティは次に示すどれかの動作をします。

注※1

定義系SQLは同時実行できないため,排他待ちが発生します。

注※2

最大同時実行数は,pdcopyに指定する-bオプション(バックアップファイル)の数に依存します。最大同時実行数の考え方は次のとおりです。

  • 一つの-bオプション(バックアップファイル)を使うデータベース複写ユティリティを六つ同時に実行すると,最大同時実行数は,1×6=6になります。

  • 制御文ファイルを使用して,二つの-bオプション(バックアップファイル)を使うデータベース複写ユティリティを四つ同時に実行すると,最大同時実行数は,2×4=8になります。

  • 上記のデータベース複写ユティリティが,すべて同時に動作している場合,データベース複写ユティリティの実行数は6+4=10ですが,最大同時実行数は6+8=14になります。