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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


19.2.10 アンロードレスシステムログ運用の場合の回復

アンロードレスシステムログ運用の回復では,システムログをアンロードしなくても,データベースの障害発生時に,直接システムログをデータベース回復ユティリティの入力情報にしてデータベースを回復します。この運用方法をアンロードレスシステムログ運用といいます。

アンロードレスシステムログ運用には,ログポイントという概念があります。データベースに障害が発生してデータベースを回復する場合,バックアップ取得時点よりも前のシステムログは必要ありません。このデータベースの回復に必要なシステムログと必要のないシステムログを区別する位置をログポイントといいます。ログポイントは,データベース複写ユティリティでバックアップを取得すると設定されます。

アンロードレスシステムログ運用の回復をする場合,-L及び-zオプションを指定します。

アンロードレスシステムログ運用については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム運用ガイド」を参照してください。