15.2.4 workdir文
pddbst実行時に使用する作業用ワークファイルの出力先ディレクトリを指定します。作業用ワークファイルは,DB状態解析の実行やソート処理のために,pddbstが使用するファイルです。
- <規則>
-
-
workdir文は,制御文ファイル中に一つだけ指定できます。
-
workdir文を省略した場合,シングルサーバ又はシステムマネジャのホストの,次の表に示すディレクトリに作業用ワークファイルを作成します。このファイルはpddbst終了後に削除されますが,異常終了した場合などは削除されないことがあります。
表15‒1 pddbstが作業用ワークファイルを出力するディレクトリ workdir文の指定
システム定義のpd_tmp_directoryオペランドの指定
あり
なし
環境変数TMP※の指定
あり
なし
あり
workdir文に指定したディレクトリ
なし
pd_tmp_directoryに指定したディレクトリ
TMPに指定したディレクトリ
%PDDIR%\tmpディレクトリ
-
(1) 形式
workdir dir=作業用ワークファイル用ディレクトリ名
(2) 説明
(a) 作業用ワークファイル用ディレクトリ名
〜<パス名>((1000バイト以内))
作業用ワークファイルの出力先ディレクトリを絶対パス名で指定します。
- <規則>
-
-
HiRDB/パラレルサーバの場合,システムマネジャがあるホストのディレクトリを指定してください。
-
指定するディレクトリには,HiRDB管理者のアクセス権限がなければなりません。
-
ディレクトリ名に空白を含む場合は,引用符(")で囲んでください。
-
指定したディレクトリに同一ファイルがない場合はファイルを作成し,既にある場合はファイルが上書きされます。
-