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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


13.6 注意事項

  1. pdconstckのリターンコードの意味と対処方法を次の表に示します。

    表13‒19 pdconstckのリターンコードの意味と対処方法

    リターンコード

    意味

    対処方法

    0

    正常終了しました。

    なし。

    4

    正常終了しましたが,整合性チェックの結果,整合性を満たさない制約がありました(制約違反となったキー値の数が上限値を超えて,制約の整合性チェックを中止した場合も含みます)。

    検査保留状態となっている制約の整合性を修正して,再実行してください。

    8

    異常終了しました。

    必要に応じて,エラーの原因を取り除いて,再実行してください。

    KFPL50001-Iメッセージでリターンコードが0又は4を出力後,pdconstckの終了処理で異常が発生した場合,リターンコードは8ではなく,0又は4が出力されます。

  2. セキュリティ監査機能使用時にpdconstckを実行した場合,実行後のリターンコードによって取得される監査証跡が異なります。

    0又は4の場合:

    CREATE AUDITのWHENEVERにSUCCESSFUL又はANYを指定している場合,監査証跡が取得されます。

    8の場合:

    CREATE AUDITのWHENEVERにUNSUCCESSFUL又はANYを指定している場合,監査証跡が取得されます。

  3. pdntenvコマンドで文字コードとしてutf-8,又はutf-8_ivsを選択した場合,pdconstckで出力されるファイルにはBOMは付きません。