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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


13.1.2 pdconstck実行時の認可識別子

pdconstck実行時には,HiRDBに接続する認可識別子,並びに処理対象表及び制約名称の認可識別子を指定できます。HiRDBに接続する認可識別子,並びに処理対象表及び制約名称の認可識別子を次の表に示します。

表13‒4 HiRDBに接続する認可識別子,並びに処理対象表及び制約名称の認可識別子

指定条件

HiRDBとの接続

処理対象表又は制約名称の認可識別子

HiRDBに接続する認可識別子(-uオプション)

環境変数PDUSER

処理対象表又は制約名称の認可識別子(-t又は-cオプション)

認可識別子

パスワード

識別子

パスワード

指定あり

指定あり

指定あり

指定あり

-uオプションで指定した認可識別子

応答付きメッセージに対して入力

-t又は-cオプションで指定した認可識別子

指定なし

-uオプションで指定した認可識別子

省略

指定あり

-t又は-cオプションで指定した認可識別子

指定なし

-uオプションで指定した認可識別子

環境変数PDUSER省略

指定あり

-t又は-cオプションで指定した認可識別子

指定なし

-uオプションで指定した認可識別子

指定なし

指定あり

指定あり

指定あり

環境変数PDUSERに指定した認可識別子

環境変数PDUSERに指定したパスワード

-t又は-cオプションで指定した認可識別子

指定なし

環境変数PDUSERに指定した認可識別子

省略

指定あり

省略

-t又は-cオプションで指定した認可識別子

指定なし

環境変数PDUSERに指定した認可識別子

識別子,パスワードの両方に簡易認証キーワードを指定

指定あり

簡易認証キーワード

簡易認証キーワード

-t又は-cオプションで指定した認可識別子

指定なし

ログインウィンドウのユーザ名

環境変数PDUSER省略

指定あり

ログインウィンドウのユーザ名(認可識別子)

応答付きメッセージに対して入力

-t又は-cオプションで指定した認可識別子

指定なし

ログインウィンドウのユーザ名(認可識別子)

注※

パスワード入力要求の応答付きメッセージが表示されます。応答付きメッセージに対して,パスワードを入力してください。なお,応答付きメッセージに対して空送信した場合,パスワードを省略したと解釈されます。